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親方
壁紙のジョイント(継ぎ目)の補修方法を紹介します。
壁紙(クロス)の継目(ジョイント)が開いてしまった時の対処法を書いていこうと思います。
私は若い頃に独立し、自営でクロス職人として働いていましたが、ここ15年程は会社として下請けの職人さんに仕事を依頼し、現場管理や営業活動といった裏方にまわっています。
下請けの職人さんに仕事を依頼すると、仕事が減ると言われている業界ですが、仕上がった現場をお客様に引き渡す前に自分で入念にチェックし、自分が見て悪いと思う個所を補修する事で仕事が減らないように対策しています。
その中で最も多い補修はジョイント(繋ぎ目)の開き(隙き)です。
ですので、実際に私がやっているジョイントの開きを直す方法を紹介したいと思います。
壁紙(クロス)ジョイントの一番簡単な補修用品
壁紙・クロスの糊とローラーがセットになった便利な壁紙補修アイテムです。
クロス専用の強いのりと抑えるローラーが付いた安価で一番簡単な道具です。
開いたジョイント部分に専用のりを注入し、ローラーで圧着して下さい。
使い方のコツは、のりを注入して5分ぐらい置いておくと、クロスがのりに馴染みますので、接着が良いです。
壁紙(クロス)のジョイントはコーキングで隠さない
壁紙(クロス)のジョイントは「環境」や「施工技術」などで開きやすいのですが、開いた時の対処法で仕上がりに差が出ます。
壁紙用のコーキングで補修する職人さんも多いと思いますが、クレームの原因になりますのでコーキングでの補修はお勧めしません。
理由を書いていきます。
コーキングによる補修は必ず汚くなる
私が補修に行くと、すでにジョイントの隙間にコーキングを塗り込んであるケースがあります。
なぜコーキングで補修した事が分かるのかと言うと、黒ずんで汚れているからです。
コーキングによる補修はその場では綺麗に見えても時間が経つと汚れたり、コーキング自体が変色し、黒ずんだりしてしまいます。
壁紙用のコーキングはずっと固まらず、いつまでもベタベタとした状態ですのでホコリやゴミが付きやすく、湿度や温度によって変色してしまう事があります。
さらに、コーキングで補修する場合、仕上げにスポンジで拭き取りますが、キチンと拭き取れてないとスポンジで拭いた跡が壁紙(クロス)に残り広範囲が汚く見えてしまう事もあります。
コーキングを使わない補修
ジョイントの開きがわずかな場合、コーキングで処理したくなる気持ちはすごく良く分かりますが、先に述べた理由からコーキングでの補修は止めた方が良いです。
それではどうやって補修するのか説明します。
チョークパウダーを使ったジョイント補修
私はジョイントが大きく開いていなければチョークをパウダーにして補修しています。
パウダーにする方法は、サンドペーパーを使えば簡単です。
ということで、私がいつも愛用しているチョークを紹介します。
壁紙(クロス)は白だけでは無く多様な色がありますので、補修する壁紙(クロス)の色に合わせて補修します。
このチョークには数種類の色がありますので、混ぜて調合しながら近い色を作り補修します。
私の中では非常に便利なアイテムとなっています。
チョークパウダーを使うブラシ
パウダーを壁紙の隙間に刷り込むブラシです。
隙間部分だけに付くように「マスキングテープ」で余分な部分は養生すると綺麗に仕上がります。
綺麗な補修のポイントは色の調合です。
慣れてくればジョイントの隙間がどこにあるのか全く分からなくなります。
壁紙(クロス)の表面に残ったチョークは綺麗に拭き取って下さい。
1mm程度開いているジョイント補修
チョークでの補修はわずかに開いている場合です。
ジョイントが1mmほど開いてる場合はペネットを使います。
ペネットはコーキングと違い乾燥しますので後々汚れてくる事はありません。
使い方はジョイント部分にペネットを塗り余分な部分を拭き取ります。
数種類の色がありますので壁紙に近い色を選びます。
1mm以上のジョイントの開き
1mm~5mm程度ジョイントが開いている場合は、何かを詰める補修は難しいです。
私はジョイントの左右10cmくらいを綺麗に剥がし、糊を入れ、元に戻す補修をしています。
ポイントは、剥がした壁紙と下地の両方に糊を塗る事です。
糊を入れる事で壁紙(クロス)が伸びますので開きは完全に直ります。
注意点として、破らないように慎重に剥がし、剥がした壁紙の下地にコーキングを塗ります。
ジョイントのちょうど下になるようにコーキングを塗る事で、補修した個所の開きを押さえます。
※コーキングを沢山塗りすぎないよう注意して下さい。
コーキングが壁紙表面にハミ出したら、綺麗な水でコーキングが残らないよう拭き取ります。
もっと知りたい方は、【壁紙補修】プロ厳選!クロスの「はがれ」「めくれ」を簡単補修用品という関連記事にプロが選んだ補修アイテムを紹介しています。
【壁紙の補修剤】プロ厳選!クロスの「はがれ」「めくれ」を修理する道具5mm以上のジョイントの開き
5mm以上ジョイントが開くケースはほとんどありませんが、稀にかなり開いているケースがあります。
このような場合のほとんどが、壁紙(クロス)を貼ってから時間が経っています。
壁紙(クロス)は乾燥とともに縮みますが、下地にしっかり接着してなかったり、下地を深く切ってしまっていると収まらず開いた状態のままです。
こんなケースは補修で直そうとしても無理がありますので、私の場合部分的に張り替えるか、それとも全体を張り替えるか考えます。
【壁紙・クロスの補修】プロが教える9つの修理・修繕方法!完全ガイドまとめ:クロスの補修を業者に頼むなら
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事では壁紙(クロス)のジョイントについて解説しました。
完璧に直したいという場合、プロに依頼するのも一つの手段です。
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