親方
壁紙の柄ついて紹介します。
突然ですが、柄クロスを貼る方法で困っていませんか?
やり方さえ分かれば、柄クロスは簡単に貼る事が出来るんです。
無地のクロスを貼った経験も無くいきなり柄のあるクロス貼りにチャレンジする場合は、最初に自分でクロス工事のDIY完全まとめ。基本解説から、応用まで!という記事を参考にクロス(壁紙)の貼り方をおさえてください。
それでは、簡単に柄クロスが貼れるその方法について説明して行こうと思います。
柄クロスって何?リピートって何?
無地のクロスとは違い、柄クロスは「花柄」や「幾何学模様」「タイル柄」…
最近ではキャラクター等の様々な絵や模様が入ったクロス生地の事を柄クロスと呼びます。
柄はランダムに見える場合も有りますが等間隔でプリントされてる為、同じ柄が同じ距離毎に現れます。
その間隔の事をリピートと言います。
リピートはクロスによって変わりますので、自分が貼ろうと考えてるクロスのリピートを調べましょう。
柄のあるクロスは画像のような矢印がついてますので矢印部分を重ねる事で、ピッタリに合わせる事が出来るように作られています。
貼り出しが肝心!この方法をためしてください
貼り出す前に垂直線と水平線を出してみましょう。
垂直線は貼りだしの基準線ですので、どこか適当に出すのではなく割り付けをして貼りだし位置に沿って引いていきます。
水平線は矢印が通るラインになるのでリピートを計算して引きましょう。
この時、墨つぼでラインを出すと墨汁が残るのでチョークラインを使います。
画像のような貼りだす為の垂直線、柄あわせの為の水平線を引いて作業に入ります。
ラインが引けたら、もう一度間違いないか最終確認して貼り始めます。
貼り出しは垂直線をクロスの左に合わせ水平線を矢印に合わせます。
これで一枚目のクロスは貼り終わりです。
ここで倒してしまうとラインを出した苦労が水の泡になりますので慎重に貼り付けます。
後は、水平線を意識しながら、2枚目、3枚目と貼り進めましょう。
いかがでしょうか?簡単に貼れそうではないですか?
注意点は垂直線の倒れです。
基本線となりますので振り下げやレーザーを使いしっかり垂直線を出しましょう。
垂直・水平線を出すのに便利で手ごろな墨出しレーザー機を紹介しておきます。
柄がずれてしまう理由とは
ラインを出し、しっかり合わせたにも拘わらず柄が合わないケースがあります。
クロスに問題があるんではないか?と疑いたくなりますがそうではありません。
クロスは強く刷くと、その方向に伸びてしまう事があるのです。
上の水平線に矢印を合わせても下の水平線に矢印が合わない時は、間違いなくクロスが伸びてしまってますので、全部のクロスが同じ力加減になるよう、決して引っ張らず軽く刷いて施工して下さい。
まとめ
今回の水平線は上下2本出していますが、位置に決まりはありませんので自分が使いやすい水平線を出して貼ってみて下さい。
最後になりますが、この記事を書いてる私のことは【クロス職人の仕事】親方が自己紹介を兼ねて暇なクロス屋さんにアドバイスをごらんください。


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