窓装飾プランナーのマドカです
窓周りがグッとおしゃれになる「カーテンレールの取付」についてお伝えします♪
カーテンレールをネジ留めする際に、窓のどの辺りに取付ければ良いか迷ったことありませんか。
一般的に多いのは「窓枠の真上(すぐ上の壁)」や「木枠」への設置ですが、本来カーテンレールにはおススメな取付位置があります。
また既存のレールも、便利なオプションでおしゃれな窓周りに変化させることが可能です。
つい主役のカーテンばかりに目を向けがちですが、カーテンレールに少し拘るだけでお部屋全体の印象も変わりますよ。
そこで今回は、お部屋を素敵にみせるカーテンレールの取付け方と小ワザの演出法をご紹介します♪
但し、カーテンレールを壁面に取付ける際は、レールの種類に関係なく、必ず下地部分にネジ留めしなくてはいけませんのでご注意を…。
下地(柱)の通っていない壁の裏側は空洞になっていて、レールをつけてもネジが効かないため事前確認が重要です!
【落下の危険性あり!】カーテンレールの取付けで注意すべき「2つの重要ポイント」では早速みていきましょう。
【お部屋の印象が変わる!】カーテンレールの取り付け方
賃貸物件では色々と制限がありますので、自分でレールの位置を変更することはできませんが、分譲マンションや一戸建の場合は、希望の位置にカーテンレールを取付けることができます。
「カーテンを目立たせる」「窓をもっと素敵に飾る」そんな時はこちらがおすすめです↓
●レールを窓枠より高い位置に取付ける
●レールを天井部分に取付ける
それぞれみていきましょう。
窓装飾プランナーのマドカです
必ず壁の下地部分にネジ留めしてくださいね♪
レールを窓枠より高い位置に取付ける
最も理想的なのは、カーテンレールを窓枠の上端から10cm~12cmくらい高めの位置に取りつけることです。
窓を大きく覆うことで「カーテン上部からの光漏れ」を軽減したり、縦のラインが強調され窓が高くみえますので、狭い部屋も広く感じられます。
また高い位置にカーテンレールを取り付けると、外から見てカーテン上部の「折り返し(芯地)」や「フック」が隠れるため、美しさが格段にUPしますよ♪
天井が低いお部屋だったり、遮光効果を高めたいときにお勧めの方法です。
カーテンレールを窓枠より高めに取り付けると、
- 窓が大きくみえる
- カーテン上部の光漏れが防げる
- 断熱効果が高まる
- カーテンのドレープ性が向上する
このような効果が得られます。
【カーテンの隙間】上から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】レールを天井部分に取付ける
もう一つは、カーテンレールを天井部分に取り付ける方法です。
2つのパターンを見比べてみましょう。
(Before)ごく一般的な窓のイメージです。
(After)カーテンレールを「天井面から設置」した窓のイメージです。
最初の画像にくらべて、何となくお部屋が大きくみえませんか。
このように天井面からカーテンレールをつけると、窓が高くみえますのでお部屋も広く感じられます。
小さい窓を大きくみせたり、カーテンの優雅な演出にお勧めの方法です。
カーテンレールを天井に取り付けると、
- 天井が高くみえる
- 窓が大きくみえる
- 空間が広く感じられる
- カーテン上部の光漏れが防げる
- 断熱効果が高まる
- カーテンのドレープ性が向上する
このような効果が得られます。
【天井付ができる!】お洒落な装飾カーテンレール「8選」【カーテンレールのオプション(後付け)】でおしゃれな演出効果を!
既存のカーテンレール(機能性レール)にアイテムを1つプラスするだけでも、カーテンの吊り元がおしゃれな雰囲気に生まれ変わりますよ♪
見栄えが良くなるうえに光漏れが軽減されるなど、省エネ効果も高まります。
カーテンレールにオプションを付ける方法はこちらです↓
●カーテンレールにボックスをつける
●カーテンレールにカバートップをつける
それぞれみていきます。
カーテンレールにボックスをつける
1つ目は、カーテンレールにボックスを取り付ける方法です。
設置の前と後のパターンを見比べてみましょう。
(Before)シンプルなカーテンレールのイメージです。
(After)カーテンレールに「ボックス」を付けたあとのイメージです。
このようにカーテンボックスをプラスすることで、カーテンとレールの隙間による光漏れを防いだり、窓回りが引き締まった印象になります。
カーテンを美しく納めたい場合や、吊り元にアクセントが欲しいときにお勧めの方法です。
カーテンレールにボックスを付けると、
- スタイリッシュになる
- 光漏れがカバーできる
- 冷気を防いで断熱効果がUP
- 空間全体が引き締まった印象に
このような効果が得られます。
カーテンレールにカバートップをつける
2つ目は、カーテンレールにカバートップを取り付ける方法です。
こちらも設置の前と後のパターンを見比べてみましょう。
(Before)一般的なカーテンレールのイメージです。
(After)カーテンレール上部に「カバートップ」を取り付けたイメージです。
2階や吹き抜けなど上からの視線がある場所でも見た目が美しいですし、レールの上部にホコリも溜まりません。
遮光性を高めたり、装飾性を重視する際にお勧めの方法です。
カーテンレールにカバートップを付けると、
- 吹き抜けなど上からの見た目も美しい
- 光漏れがカバーできる
- 冷暖房効率(省エネ)UP
- レール上部のお掃除がしやすい
このような効果が得られます。
カーテンレールのオプションは「機能性レール」に限定。
因みに「ボックス」や「カバートップ」については、一般的に機能性レールへの後付けが条件となります。
木製レールやアイアン調の装飾レールへの取り付けはできませんので、取付の際はご自宅のレールの種類を確認されてくださいね。
窓装飾プランナーのマドカです
一部の装飾レールには、ボックスやカバートップの後付けも可能ですが、タイプがかなり限定されます。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
ウィンドウトリートメントの選び方でお部屋のイメージがガラリと変わるように、カーテンレールの取付位置や、ボックス、カバートップなどを利用することで、窓の印象も大きく変わります。
また「窓の大きさ」や「空間の狭さ」にお悩みの場合も、カーテンレールの位置を少し工夫するだけで解決できる可能性があります。
いすれにしても、カーテンレールの取付けで大切なことは「壁の下地への設置」ですね。
下地が通っている場所はネジが効きますので、窓枠よりかなり高い場所からでもカーテンレールが取り付けられますよ。
カーテンレールの取付けに関して、少しでも参考になりましたら幸いです♪
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