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カーテンの専門家
窓装飾プランナーのマドカです。
この記事は、カーテンの裾(丈)を長めにしたい人におすすめです♪
カーテンの購入時に、最初から裾を長くしたい…と考えたことはありませんか。
掃き出し窓の場合、日本ではカーテンの裾を床から1cm~2cmほど短くするのが一般的ですが、ヨーロッパ諸国では古くから裾を長めに伸ばすスタイルが根付いています。
カタログや雑誌でも、裾の長いカーテンをよくみかけますよね。
でも多くの日本人にとってはあまり馴染みのないスタイルですから、実際のところ「何cmくらい伸ばせば良いのか分からない…」という方もいらっしゃるのでは。
そこで今回は、カーテンの裾を床より長く伸ばす「ブレイクスタイル」について解説しますので、迷っている方はイメージの参考にしてください♪
【ブレイクスタイル】カーテンの裾を長くするとどんな効果がある?
実際の窓の大きさよりカーテンの裾を床まで長く伸ばすスタイルのことを、業界では「ブレイクスタイル」と呼びます。
窓装飾プランナーのマドカです
カーテンの裾を伸ばすことで、次のようなメリットがありますよ。
- 防寒対策になる
- 光漏れを防げる
- カーテンの収縮に対応できる(※とくに天然素材のカーテン)
- 装飾性が高まる
防寒対策になる
冬は窓下からの冷気を防げるため、お部屋の温度を保ちやすくなり暖房効率が高まる(省エネ効果)。
光漏れを防げる
カーテンの裾を長く伸ばすことで、窓とカーテンの隙間が埋まり光漏れが防げる。
※カーテンの光漏れについてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンの隙間】上から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】 【カーテンの隙間】横から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】 【カーテンの隙間】下から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】 【カーテンの隙間】中央(真ん中)の光漏れを防ぐには?【プロが伝授】 【遮光カーテン】1級・2級・3級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方【プロが解説します】カーテンの収縮に対応できる
リネン(麻)やコットン(綿)のような、伸び縮みしやすい天然素材カーテンの「収縮」への防御策になる。
【カーテンの素材】知って得する!天然繊維と化学繊維の違い・特徴について【豆知識】装飾性が高まる
カーテンの裾が床までたっぷり垂れるくらい伸ばすと、まるでドレスの裾を引き擦っているような印象になり、お部屋全体の装飾性を高められる。
これは「掃き出し窓」に限らず、「腰高窓」にも応用できる演出法です。
窓装飾プランナーのマドカです
ご承知のように、カーテンの裾を長くした場合のデメリットには、ほこりや汚れが付きやすい、、という点が挙げられます。
【ブレイクスタイル】カーテンの裾を伸ばすなら何cmを選ぶ?
ではカーテンの裾を長くするには、床から何cmくらい伸ばせば良いのでしょうか。
結論からいいますと、カーテンの長さ(丈)に特別な決まり事はないため、ご自身の好みの長さを選べばOKです!
ただよく分からない方のために、大まかなサイズの基準となるブレイクスタイルをご紹介しますので、イメージの参考にしてみてください^^
窓装飾プランナーのマドカです
因みに下記でご紹介するそれぞれの裾の長さは、私が個人的に判断しているサイズのため、正確なサイズを示すものではありません。
【裾の長いカーテン】ブレイクスタイルの一般的な4タイプをご紹介!
カーテンのブレイクスタイルには一般的な次の4タイプがあります。
順番にみていきましょう。
「タッチング」スタイル
イメージ:川島織物セルコン
カーテンの裾が床に少し触れる程度(床にギリギリ着くくらい)の長さで仕立てるスタイルを「タッチング(touching)」と呼びます。
タッチングのカーテン丈の目安は、床面と同じ(または+1cm)くらいの長さと考えると良いでしょう。
「ブレイキング」スタイル
イメージ:スミノエ
カーテンの裾が3cm程度床に引きずる程度の長さで仕立てるスタイルを「ブレイキング(braking)」と呼びます。
ブレイキングのカーテン丈の目安は、床から2cm~4cm程度の長さと考えると良いでしょう。
「スウィーピング」スタイル
イメージ:サンゲツ
カーテンの裾をホウキに見立てて床を掃く程度の長さで仕立てるスタイルを「スウィーピング(sweeping)」と呼びます。
スウィーピングのカーテン丈の目安は、床から10cm前後の長さと考えると良いでしょう。
「パドリング」スタイル
イメージ:東リ
カーテンの裾にボリュームをもたせて、たっぷりと床に溜る長さで仕立てるスタイルを「パドリング(puddling)」と呼びます。
パドリングのカーテン丈の目安は、床から10cm以上の長さと考えると良いでしょう。
窓装飾プランナーのマドカです
パドリングが最も裾を長くするスタイルで、ドレスを引き摺るようなゴージャスな雰囲気を演出することができます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、カーテンの丈(裾)を床よりも長く伸ばす「ブレイクスタイル」について、4つの種類とサイズの目安をお伝えしました。
カーテンの長さを変えるだけでも、お部屋全体の印象はガラリと変わるものです♪
好みのスタイルやインテリアテイストにあわせて、カーテンの裾の長さを自由にアレンジしてみてはいかがでしょうか。
【カーテンの裾上げ】丈が長いときにできる!5つの対処法 【カーテンの丈は何cmが理想的?】窓にあわせたサイズの基準 【カーテンのサイズ】横幅のゆとりはどれくらい?プロが解説します