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カーテン専門家
カーテン業界歴15年、窓装飾プランナーのマドカです。
カーテンの丈って何cmにすればいいの?こんな疑問を解決します。
カーテンを購入するとき、丈の長さをどれくらいにすれば良いのか悩んだ経験はありませんか。
本来カーテンの丈には、「この長さにしなければいけない」という規定はありません。
とはいえ、カーテンを美しくみせるには窓の大きさに合う一般的な長さの基準があります。
そこで今回は、窓の種類別に「理想的なカーテンの長さ(丈)」について解説しますので参考にしてください。
【カーテンの丈は何cmが理想?】窓にあわせたサイズの基準
では、掃き出し窓から順番にみていきましょう。
掃き出し窓には、次の2つのタイプがあります。
- 一般的な「床までの掃き出し窓」
- 床と窓枠の間に「数cm立ち上がりのある掃き出し窓」
こんなイメージですね↓
左側が床までの掃き出し窓。
右側が立ち上げのある掃き出し窓です。
一般的な「床までの掃き出し窓」のカーテン丈は?
床までの掃き出し窓の場合、ドレープカーテンの丈は床から-1cm、レースカーテンの丈は-2cmにするのが一般的です。
例えば、窓の大きさを例に挙げると、
(例).カーテンレールの「リングランナーの下側から床までの高さ」が220cmのとき。
●ドレープカーテンの丈は219cm。
●レースカーテンの丈は218cm
これが、カーテンの理想的な長さ(丈)になります。
窓装飾プランナーのマドカです
因みに、レースカーテンを短くする理由は、ドレープの裾からレースがみえてしまうのを防ぐためです。
床から数cm「立ち上げのある掃き出し窓」のカーテン丈は?
同じような大きい窓でも、先の画像のように床から「数cmまたは数十cm」の立ち上がりのある掃き出し窓がありますよね。
この場合は、カーテンの丈を窓枠下または床までのどちらかに基準を合わせます。
立ち上がりが15cm以内なら床まで伸ばすことが多いですし、立ち上がりが20cm以上の場合は窓枠までの長さに合わせることもあります。
もちろんこれは自由に決められますが、「窓からの冷気を防ぐ」場合や「窓が大きくみえる」という点でも、床までの長さに伸ばす方がメリットは大きいです。
こちらも窓の大きさを例にすると、
(例).カーテンレールの「リングランナーの下側から窓枠下までの高さ」が200cmで、「床までの長さ」が220cmのとき。(※立ち上がり20cm)
●窓枠下までのカーテン丈は →ドレープが200cm。レースは199cm。
●床まで伸ばしたときのカーテン丈は →ドレープが219cm。レースは218cm。
この長さが仕上がり丈の目安になります。
カーテンの丈を「窓枠下までの高さ」にする場合は、好みの長さでOK。
基本的にカーテンの丈は、ドレープカーテンの長さに対してレースカーテンの長さを1cm~2cmくらい短くするのが一般的です。
また次のようなケースでは、ドレープカーテンとレースカーテンの丈を「同じ長さに揃える」こともあります。
- フロントレースの場合
- レースカーテンの裾がスカラップの場合
フロントレースにおすすめ!「カーテン丈の決め方」
たとえば、レースカーテンを室内側に取りつける「フロントレース(レースインスタイル)」の場合ですね。
フロントレースは主に柄入りのレースカーテンを目立たせる使い方で、1日中レースの柄を楽しむことができます。
この吊り方を選ぶときは、ドレープとレースのどちらを部屋側にしても「裾がはみ出ないよう」に、丈を同じ長さにすると良いですよ。
また、いつでも室内側のレースカーテンを窓側に移動できるよう、カーテンのフックはどちらもAフックで揃えるのがお勧めです。
※カーテンのフックについてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンフックの選び方】Aフック?それともBフック?スカラップレースにおすすめ!「カーテン丈の決め方」
もう一つは、画像のようにレースカーテンの裾がスカラップ(貝殻)状の凸凹になっている場合です。
これは刺繍レース(エンブロイダリー)に多くみられる裾の形ですが、波型にカットされているため、丈を床から2cm上げてしまうと短く感じる可能性があります。
そのため、このような刺繍レースカーテンを選ぶときは、スカラップの一番長い部分をドレープカーテンの丈と同じ長さに揃えるのがお勧めです。
もしもスカラップレースを1枚吊りにする場合は、仕上がり丈を床までぴったりの長さか、床から-1cmにすると丁度良いですよ。
腰高窓のカーテンの高さ(丈)
次に、腰高窓をみてみましょう。
腰高窓とは、大人の腰の位置あたりを目安にした「中くらいの高さの窓」を指します。
腰高窓は、次の2種類の取り付け方により、カーテン丈の測り方も違ってきます。
- 「正面付け」→ 窓枠の正面部に取付ける(窓枠の外側)
- 「天井付け」→ 枠内の天井部に取付ける(窓枠の内側)
正面付けの場合
窓の外側(正面側)にカーテンを取り付ける場合は、窓枠下+15cm~20cm位が一般的です。
この長さの理由には、
●窓の下からの光漏れを防ぐ
●外から見たときカーテン裾の折り返し部分が隠れる
●窓を開けたときカーテンが風に煽られるのを防げる
こうした目的があります。
天井付けの場合
窓の内側(枠内)にカーテンを取り付ける場合は、窓の底辺-1cm~2cmにするのが一般的です。
上の画像では、窓の内側に裾が大きく開いたレースカーテンが掛かっているため、少しイメージしにくいかもしれませんが、普通のカーテンを枠内に取りつける場合は、「窓の底辺マイナス1cm~2cm」を基準にしてください。
出窓のカーテンの高さ(丈)
このような出窓に掛けるスカラップ状のレースカーテンも、窓枠の内側に取り付ける場合は、カーテン両端の一番長い裾を窓の底辺-1cmにするのが一般的です。
窓装飾プランナーのマドカです
ただ出窓のスカラップレースは、裾の一番長い部分を窓の底辺と同じぴったりの長さにしても良いでしょう。
※出窓をオシャレに飾るレースカーテンの種類はこちらの記事をどうぞ。
出窓にぴったり!おしゃれなレースカーテンのスタイル【11選】カーテンの丈を長めにするのも「お洒落な演出」に!
また、海外のインテリアや雑誌等でも目にする機会があると思いますが、カーテンの裾が床を引きずるくらいに長くなってたりしますよね。
特に欧米では一般的ですが、このようにカーテンの丈を床よりも10cm~20cmほど長くする演出法があります。
これには次のようなメリットが。
- 防寒対策になる
- 装飾性が高まる
カーテンの丈を長くすることで、冬場はカーテンの裾から入り込む冷気を防いだり、優雅な窓辺の演出にもなるため、敢えて掃き出し窓はカーテンの丈を床に引きずる程度の長さに伸ばすこともあります。
ただカーテンの裾が床に着いてしまうと、ホコリや汚れが溜まりやすいと感じる方もいらっしゃるので、これは「装飾性」と「実用性」のどちらを重視するかで選択肢も変わってくるでしょう。
また、掃き出し窓に限らず「小窓」や「腰高窓」でもカーテンの丈を床まで伸ばすケースもあり、お部屋の雰囲気や機能性を考慮してカーテンの丈を選ぶことも、個性溢れるスタイリングに繋がります。
窓装飾プランナーのマドカです
要するにカーテンの長さに規定はありませんが、窓にぴったりサイズのカーテンを作るには、高さ(丈)にも理想的なサイズがあるということなんですね。
※カーテンの丈を長くしたい方はこちらの記事をどうぞ。
【ブレイクスタイル】カーテンの裾を伸ばすなら何cmを選ぶ?【プロが解説】まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、「理想的なカーテンの丈(高さ)」についてお伝えしました。
窓の大きさも様々ですが、カーテンの丈には窓の種類にあわせて決める一般的(理想的)な長さと、自分の好みで長めにする自由な選択肢があることをお分かり頂けたのではないでしょうか。
カーテンの丈が短かすぎるのは見た目的にもNGですが、丈を長めにするのは特に問題ありません。
日差しの影響や機能性、またお部屋のインテリアとバランスを考慮しながら、カーテンの丈(長さ)を決めるのがおすすめです。
【カーテンの採寸方法】カーテンの正しい測り方について 【カーテンの裾上げ】丈が長いときにできる!5つの対処法 【カーテンのサイズ】横幅のゆとりはどれくらい?プロが解説します