クロス職人の親方ブログ

【解決】カーテンランナーが足りない!フックが多いときの対処法

カーテンフックとランナー

賃貸アパートやマンションの入居時に、早速カーテンを取付けようと思ったら、

「レールのランナーが足りない…!?」

こんな経験をしたことはありませんか。

実はこれって意外にありがちなんです。

そこで今回は、カーテンフックの数に対してランナーが少ないときの対処法をお伝えします。

窓装飾プランナーのマドカです

カーテンレールにぶら下がってるリングの事を「ランナー(またはリングランナー)」、カーテンに付いてる部品を「フック」と呼びます。

【カーテンレール】余ったランナーはどうする?【プロが教える豆知識】

カーテンランナーが足りない!フックが多いときの対処法

機能性カーテンレール

まず結論ですが、カーテンフックの数にくらべてランナーの数が足りないときは、「後入れ」でランナーを補充することができます。

つまりランナーだけ別売りで購入できるというわけなんですね。

但しカーテンレールの種類によっては、「廃盤」だったり「別売りしてない」ものもあるため、まずはレールのタイプを確認してみましょう。

ランナーが足りないときは「後入れランナー」がおすすめ!

例えば、装飾レールの場合は形もさまざまです。

そのため、皆さんがお使いのものと同じタイプのランナーがみつからない可能性もありますが、一般的な機能レール(角型やC型の場合は補充用の「後入れランナー」で代用が可能です。

この補充用ランナーには、カーテンレールの両端にあるエンドキャップを「外して補充する」タイプと「外さずに補充できる」タイプの2種類があり、今回ご紹介するのは後者です。

ドライバーも不要で、カーテンレールの溝に差し込んでクルっと回すだけで誰でも簡単に付けられます。

窓装飾プランナーのマドカです

因みに、後入れランナーはカーテンレールの溝(ランナー取付の開口部)が約6.5mm~7mm程度なら使えますよ。

◆角型レールとC型レールのイメージはこちら↓

角型カーテンレール

 

c型カーテンレール

◆後入れランナーの取付けのイメージはこちら↓

補充用後入れランナーの取付け方出典:楽天市場

補充用のカーテンランナーは、身近なホームセンターなどでも手に入りますが、大手通販サイトでも販売しているのでこちらにリンクしておきますね↓

但し、伸縮性のカーテンレールをお使いの方は、伸縮カーテンレール専用の後入れランナーをおすすめします。

また、TOSOのカーテンレール「エリート」をご使用中の方は、溝が4.5mmと細く後入れランナーでは入りませんので、エリート専用のランナーを選びましょう。

「後入れランナー」その他の使いみち

ほかにも、後入れランナーはこんな時に役立ちます。

  • ランナーが壊れて使えない
  • 従来のカーテンよりもヒダの数が増えた(例.1.5倍ヒダ→2.0倍ヒダに変更)
  • 既存のカーテンをリターン仕様にしたい(※横幅にゆとりがある場合)

※カーテンのヒダについてはこちらの記事をどうぞ。

カーテンのヒダ倍率【カーテンのヒダについて】 1.5倍ヒダや2倍ヒダとは?【プロが解説します】

※カーテンのリターン仕様についてはこちらの記事をどうぞ。

カーテンの隙間 横から漏れる光【カーテンの隙間】横から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】

なぜ「ランナー」が足りなくなるの?

では、どうしてカーテンレールのランナーが足りない(少ない)状況が起きるのでしょうか。

冒頭でも少し触れましたが、実は賃貸物件ではよくあるケースなんです。

例えば例を挙げてみると、

●【case1】前の入居者(又は施工業者)がカーテンの取付け時に余ったランナーをはずしている。

 

●【case2】ランナーが壊れて数が少なくなっている。

こうした理由が考えられます。

【case1】では、新しく取付けるカーテンのヒダ(フックの数)が前の入居者より多くなっている場合ですね。

これはカーテンのスタイル(ヒダ倍率)によって、「フックの数が異なる」ために起こりがちなケースです。

通常、余ったランナーはそのままでも全く問題ありませんが、中には余分なランナーを外す方もいらっしゃいますし、あるいは業者が外している可能性も考えられます。

【case2】では、元々足りていたランナーの一部が、日焼けなどで割れてしまったり、経年で壊れてしまった場合ですね。

一般的に「ランナー付きの機能性カーテンレール」は、元々2倍から2.5倍ヒダのカーテンを想定してランナーが付属しているため、新品のレールで最初からランナーが足りないという状況はそう多くはありません。

というわけで、新しく入居する部屋のカーテンランナーが足りなくても心配の必要はないですし、機能性レールの場合は「後入れランナー」で解決することができます。

窓装飾プランナーのマドカです

新しい賃貸物件の場合は、もしかすると「押し入れの隅」や「備え付けの家具」などに余ったランナーが保管されているかもしれません。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、カーテンフックの数に対して「ランナーの数が足りない」ときの対処法についてお伝えしました。

せっかくカーテンを取付けるのに、ランナーが少なかったら何となく不安ですよね。

でも補充用の後入れランナーなら、手軽に増やすことができますのでぜひ参考にしてください♪

※興味のある方はこちらの記事もどうぞ。

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