カーテンを付ける時は、カーテンフックを1つずつレール側のランナー(リング)に掛けていきますが、ランナーが余ってしまうことがありますね。
こんな時「そのままで良いのか」それとも「外したほうが良いのか」何となく気になりませんか。
今回は、カーテンレールのリングランナーが余った場合の、ちょっとした豆知識をご紹介します。
窓装飾プランナーのマドカです
カーテンレールにぶら下がってるリングの事を「ランナー(リングランナー)」、カーテンに付いてる部品を「フック」と呼びます。
※カーテンレールのランナーが足りなくてお困りの方はこちらの記事をどうぞ。
【解決】カーテンランナーが足りない!フックが多いときの対処法
余ったランナーは外してもOK!外さなくてもOK!
上の画像でみると、カーテンレールに沢山並んでいる輪の部分がランナーになります。
ランナーが余っても「外す」か「外さない」かは自由なんですね。
例えば、ランナーが多くてもカーテンの開閉に支障はないので、そのまま残すケースが目立ちますが、中にはレールに残ったランナーが気になる…という方もいらっしゃると思います。
ただ、どちらの場合も些細なメリットとデメリットがありますので、参考までにご紹介しますね♪
「余ったランナーを残したとき」のメリット・デメリット
余分なランナーをカーテンレールに残すと、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
退去時に不足したランナーをレールに戻す手間が省けたり、カーテンの掛け替え時は、ヒダ倍率(ボリューム)をほぼ気にしなくても良い。
デメリット
ランナーが沢山余っている場合、カーテンを閉めた時に上部の隙間からランナーが見えてしまうことがある。(主にAフックの場合)
※フックについてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンフックの選び方】Aフック?それともBフック?「余ったランナーを外したとき」のメリット・デメリット
一方、余分なランナーをカーテンレールから取り外すと、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
カーテンレールに余分なランナーが残らないのでカーテンを閉じても見栄えが良く、束ねる時もまとめやすい。
デメリット
余ったランナーを取り外す作業が必要になる。また退去時やカーテンの掛替え時にランナーが不足した時は、カーテンレールにランナーを戻す手間がかかる。
窓装飾プランナーのマドカです
このように、ちょっとしたメリット・デメリットはありますね~。
【プロ直伝】ランナーが余った時のカーテンの上手な取付け方
そこで、ランナーが沢山余ってもに気にならないように、カーテンを上手に掛けるコツをお教えします。
その手順は次の通りです。
- ①予めカーテンフックとランナーの数を確認する
- ②カーテンは内側(開く側)から順にランナーにかける
①予めカーテンフックとランナーの数を確認する
カーテンを掛ける前に、フックの数とランナーの数をそれぞれ確認しておきます。(このひと手間がポイントです♪)
もしもランナーがたくさん余っている時は、ランナーを1~2コずつ飛ばしてカーテンを掛けていくとバランスがとれます。
またランナーの余った数によって、「レールから取り外すか外さないか」を判断されても良いですね。3つくらいなら目立ちませんが、多すぎると装飾性に欠けますので。
窓装飾プランナーのマドカです
余ったランナーは、できるだけカーテンの中央部分よりも、両端のヒダのあいだに入れるほうが目立たないですよ。
②カーテンの内側(開く側)から順にランナーにかける
次に、カーテンをレールに掛けるときは
両開きの場合は「内側から」。
片開きの場合は「開く側から」。掛けていくのがおすすめです。
例えば、ランナーを数えないままレールの端(外側)からカーテンを掛けていくと、ランナーが多く余った場合、カーテンの中央(正面の目立つところ)にランナーが溜まるので美しくみえません。
また内側からカーテンを掛ける場合も、ランナーを数えていないと、最後のほうでレールの端にランナーが溜まります。
こうなるとカーテンを束ねる際に纏めにくくなる可能性がありますので、レールの両側からヒダのあいだに向けて均等にランナーを入れるとバランスが良いでしょう。
窓装飾プランナーのマドカです
最初にカーテンフックとランナーを数えておくと「余った個数」が把握できますので、レールのどちら側からカーテンを取付けてもバランスよくランナーを余らせることができます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、カーテンレールのランナーが余った時のちょっとした豆知識をご紹介しました。
カーテンを掛けたあとにランナーが余っても大きな問題ではありませんが、気になる方はぜひ参考にしてくださいね♪
※興味のある方はこちらの記事もどうぞ。
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