窓装飾プランナーのマドカです
カーテン業界歴15年。窓装飾プランナーのマドカです。
手軽で便利なカーテンレールをご紹介します。
ネジを使わずに、カーテンレールを取り付ける方法をお探しではありませんか。
通常、カーテンレールを取付けるためには、設置場所の「壁や窓の木枠」にネジ穴を開けなくてはいけません。
しかし賃貸物件の場合は、キズへの懸念だったり、ネジ留めを禁止されていることが多いですよね。
また、新築の真新しい壁に「穴をあけたくない」という方もいらっしゃると思います。
こんな時は、突っ張り式のカーテンレールが役に立ちます。
そこで今回は、
- 突っ張り式のカーテンレールがお勧めな理由
- 突っ張り式カーテンレールの「メリット・デメリット」と「口コミ」
- 突っ張り式カーテンレールのその他の使いみち
- 突っ張り式のカーテンレールは壁に傷をつけないのか?
- 突っ張り式のカーテンレールをコスト面で考える
このような内容でお届けします。
※大手通販サイトでも突っ張り式のカーテンレールが購入できます。
【特許出願中】1分で取付けできる!つっぱり式ロールスクリーンはこちら
突っ張り式のカーテンレールがお勧めな理由
ブラインドについてフォロワーさんが教えてくれたページの一番下にたまたま広告で出てた「つっぱりカーテンレール」と言うのが気になりつつある・・・窓枠内にカーテンを収めたい私にとってはかなり理想にピッタリな商品!!(*`-ω-´*)
— ryo@イラスト仕事募集中 (@ryo_rosebud) 2014年5月31日
ツイートにもあるように、突っ張り式のカーテンレールにはお勧めな理由があります。
それは「窓枠の内側」や「壁と壁の間」を利用してレールをつっぱるだけで、カーテンが掛けられることです。
ネジを使わないため、壁や木枠にネジ留めの穴を開ける必要はありません。
また、突っ張り式のカーテンレールにはリングランナー(輪っか)が付いていますので、手持ちのカーテンを引っ掛けるだけで済みます。
ここが100円ショップで見かける「普通のつっぱり棒」とは大きく違うところです。
さらに、現在販売されている突っ張り式のカーテンレールは、巾が23cm~220cmまでに対応していて、小さい窓から大きめの窓にも使えますので非常に便利です。
- ふつうの突っ張り棒 → リングランナーが付いていない(丸形)✖
- 突っ張りカーテンレール → リングランナーが付いている(角型)〇
突っ張り式カーテンレールの「メリット・デメリット」と「口コミ」
では、突っ張り式カーテンレールの「メリットとデメリット」そして「口コミ」も見てみましょう。
メリット
- 壁に穴を開けずにカーテンレールが付けられる
- 耐荷重4kg~8kgと強力!(2リットルのペットボトル2本~4本分に相当)
- リングランナー付きで手軽にカーテンがかけられる
- 中央に光漏れを防ぐマグネットランナーが付いている
- コスパが良い
- 賃貸の場合は退居時の補修がいらない
カーテンの重さは素材や種類によって違ってきますが、巾200cm×高さ200cmの1.5倍ヒダカーテンの場合で、およそ2kg前後です。(※重さは目安です)
つまり、突っ張り式のカーテンレールの耐荷重が最大8kgというのは、重量的にもかなり耐えられる数値ということになります。
評価の高い口コミ
評価の高い口コミ(引用:楽天)
- 重いカーテンでもしっかり!
- 賃貸の部屋の和室の窓に障子がついていたのですが、カーテンを掛けたくて、でも穴をあけてカーテンレールを取り付けるわけにもいかないので、こちらのつっぱりできる伸縮のカーテンレールを取り付ける事にしました。
遮光カーテンを取り付けたくて、重さがあるので、こちらが8キロまでオッケーなのが購入の決め手だったのですが、実際にロングサイズの遮光カーテンを掛けて使ってみて、かなり安定して使えているので大満足です。
注文から受け取りまでも早かったですし、この品質のカーテンレール、かなりコスパが良い商品だなーと、嬉しく思っています。
- 玄関に
- 玄関が寒いので厚手のカーテンを吊るす為に購入しました。カーテンを動かしても落ちてくることもなくしっかりしてます。購入して良かったです
- 付け方も簡単でしっかりしていました。買ってよかったです。
評価の高い口コミでは、やはり穴をあけずにカーテンが付けられることと、ある程度重いカーテンを付けてもしっかりしているというのが目立ちました。
デメリット
- カーテンレールの長さに制限がある(レール最長220cm)
- 取付け方によってズレ落ちる可能性も(※重量がある場合)
- 伸縮性で継ぎ目があるためリングランナーの滑りが悪くなりやすい
一般的なアパートの窓サイズは、1窓あたり(一間分)の横幅がおよそ180cm程度ですから、賃貸の窓には十分適応します。
ただし設置場所や取り付けの状態が悪いと、レールがずれ落ちてしまう可能性もあります。
またカーテンの開け閉めの際に「リングランナーの滑りが悪くなりやすい」という点については、レールが伸縮性になっているため継ぎ目(ジョイント)があることが原因なのですが、コスパ的に考慮するとこの点は仕方無いともいえます。
評価の低い口コミ
評価の低い口コミ(※引用:楽天)
- う~ん
- 新築のリビング、穴を開けたくなくて、また、ブラインドと併用して付けるために購入しました。
確かに便利ですぐつけられますが、カーテンが引っかかる!
伸ばした繋ぎ目の辺りでかならずひっかる。力でカチャカチャしながら引いてます。
やっぱりカーテンは走らないとダメですね。
- しっかり止まってくれてます!
- 遮光カーテンをつけたかったので付属のネジを使って固定してます!
結構重いカーテンですが問題なく使えています!
ただ真ん中の段差の部分が少し引っかかるので星マイナス1個です。
- 幅160センチの枠に装着しましたが、若干のたわみがあります。
しかし不具合があるほどではなく、開閉もスムーズと思います。
端の金具はテープで固定するので、気になる方は気になるかも。
はがすときの傷みは、はがしていないのでわかりませんが、シールでもしっかり固定されています。
3Mの粘着テープでした。
固定用のネジもついていましたが、壁に穴を開けて使用するものかと思います。
評価の低い口コミでは、やはりレールの継ぎ目による「カーテンの引っ掛かりが気になる」というのが目立ちました。
とはいえ、壁に穴をあけなくてもカーテンが使えることを考えると、多少の引っ掛かりは許容範囲ではないでしょうか。
突っ張り式カーテンレールのその他の使いみち
突っ張り式のカーテンレールは、そのほかにも様々な使い方ができます。
和室の窓や間仕切りにも効果的
賃貸の和室でも「内障子」がついている窓は珍しくありませんが、一般的に和室にはカーテンレールが付いていません。
そのため障子を外してカーテンを付ける場合でも、突っ張り式のカーテンレールなら壁に穴をあけなくて済みますし、手軽な寒さ対策にもなります。
DKと和室の間仕切りにつっぱりカーテンレールなるものをポチ。なかなかいい感じ♪
これだけの幅なのに耐荷重8kg。半信半疑だったけど今んとこ安定のつっぱり力。
昼間一人&ほぼ定位置にいるのに二部屋冷房するの忍びなかったのでヨカタ。 pic.twitter.com/AM2dsqjgy2— htz (@htz_catalys) 2015年7月22日

自分の好きな場所にカーテンがつけられる
また、窓以外でも壁と壁の内側を利用すれば、自由にカーテンが取り付けられます。
毎年寒い時期になると、玄関からの冷気が気になってたのね。で、今日いよいよもってカーテンつけたのよ。つっぱりカーテンレールと、安いサイズオーダーのカーテンをネット注文して。そしたら、部屋の温度がかなり変わった! pic.twitter.com/ORYcWp7ive
— ムーチョ – 漫画ブロガー (@mucho) 2014年10月23日
ツイートのように、ダイニングと和室の間仕切りにも使えたり、冬場なら玄関から階段へ続く冷気対策にもなりますね。
このように「突っ張り式のカーテンレール」は、自分の好きな場所に取り付けられるのも魅力です。
二重窓の間に設置して防寒対策
その他、二重窓からのすき間風を防ぎたいときにも、突っ張り式カーテンレールなら手軽に防寒対策ができます。
賃貸の場合は補修が不要
賃貸物件の場合は退居時に補修などが必要になりますが、突っ張り式のカーテンレールなら補修の心配もいりません。
なお余談ですが、賃貸物件の場合は壁に穴があけられないことが理由で、カーテンを束ねるタッセル(カーテン留め)を引っ掛けるための「ふさかけ」が付けられないという声も耳にします。
こんなときには、マグネットタッセルがおすすめです。
※マグネットタッセルに興味がある方はこちらの記事をどうぞ。

突っ張り式のカーテンレールは壁に傷を付けないのか?
では、突っ張り式といっても「壁に傷」をつけることはないのでしょうか。
基本的に、取り付けの際には壁に滑り止めのストッパー(粘着テープ)をつけてからレールを押し当てて固定する仕組みですから、「ネジ留め不要」という点に於いて、キズはつきにくいと言えます。
とはいえストッパーで固定する際に、壁や木枠には多少なりとも「形が付いてしまう可能性」は否めません。
ストッパー無しでもレールを取付けることはできますが「強度が落ちる」ため、安全面を考慮してもストッパーを使うほうが安心です。
このような点をふまえると、取り付けの際には、設置面の樹脂枠などが破損しないよう配慮することも必要だと思います。
また接着テープを剥がすときは、ゆっくりと丁寧にしましょう。
突っ張り式のカーテンレールをコスト面で考える
コスト面については、大手通販サイトの軽量型カーテンレールと比較すると少しだけ高めかもしれませんが、壁に穴をあける必要がないため「お得」といえるのではないでしょうか。
これについては、「機能を重視するか」「価格を重視するか」になってくると思います。
ちなみに、突っ張り式カーテンレールは、大手通販サイトでも1,490円から販売されています。
参考サイズと価格は次の通りですが、販売店によってサイズや価格が異なりますのでご注意ください。
※2021年12/22時点での当方調べ。(今後サイズや金額が変更になる可能性もあります)
●45cm~70cm → 1,490円~(耐荷重約2kg)
●50cm~80cm → 1,890円~(耐荷重約2kg)
●70cm~110cm → 2,017円~(耐荷重約2kg)
●110cm~160cm → 2,300円~(耐荷重約4kg)
●150cm~190cm → 2,505円~(耐荷重約4kg)
●130cm~220cm → 2,950円~(耐荷重約8kg)
突っ張り式のカーテンレールは、一般的なつっぱり棒とは違って、サイズも220cmまでと比較的大きいサイズまで対応できるのもお勧めな理由です。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、窓にも間仕切りにも便利な「突っ張り式のカーテンレール」をご紹介しました。
このように、突っ張り式のカーテンレールなら、賃貸で穴を開けられない場所や、新築で壁にキズをつけたくない時でも手軽にカーテンが付けられますよね。
注意点としては、ポールだけのつっぱり棒では意味がありませんので、リングランナーが付いている突っ張り式のカーテンレールを選びましょう。
※こちらの記事も参考にして下さい。


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