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窓装飾プランナーのマドカです
専門家としてのアドバイスで、カーテンの横から漏れる光について対処法をお伝えします。
- 「カーテンの横の隙間から光が漏れる」
- 「カーテンの横からの光で眠れない」
こんなお悩みはありませんか?
遮光カーテンで部屋の中を暗くしても、窓の隙間やカーテンの横から光が漏れるとその効果は半減します。
この記事では、カーテンの横からの光漏れについて対処法をお伝えしますので、カーテンの光漏れでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
※カーテンの上・下・中央からの光漏れについてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンの隙間】上から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】
【カーテンの隙間】下から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】
【カーテンの隙間】中央(真ん中)の光漏れを防ぐには?【プロが伝授】
【プロが解説】カーテンの横から光が漏れるのはなぜ?
まず、カーテンの横から光が漏れる一番の原因として、
- 窓の横幅とカーテンレールの長さがほぼ同じ。
というのが挙げられますね。
レールの長さが短いとカーテンと窓の側面に隙間ができるため、横からの光漏れにつながってしまいます。
この横からの光漏れを防ぐには、カーテンレールを窓幅よりも長くしたり、窓の側面が隠れる大きさでカーテンを作る必要がありますが、既に横から光が漏れている場合はどうすれば良いのでしょうか。
【プロが伝授】カーテンの横から眩しい光が漏れる時の対処法
対処法としては、次のような方法があります。
- ① 厚地カーテンの左右のフックを窓側のレールランナーにはめる
- ②リターンマグネットを活用する
順番に説明しますね。
対処法①「厚地カーテンの左右のフックを窓側のランナーにはめる」
これはドレープ(厚地)カーテンの横幅にゆとりがある場合におすすめで、手持ちのカーテンを「リターン仕様」にする方法です。
まず最初に、カーテンの両端に固定されたフック(左右1コずつ)を外します。
そのままカーテンを窓側の固定ランナーまでぐるっと回し込んでみてください。
この状態でカーテンの両開きの中央が開かなければ大丈夫なので、最初に取外したカーテンフックを窓側の固定ランナーに差し込めばOKです。(※下部の画像をご覧ください)
但しカーテンの巾に余裕がないと中央がピチピチになったり、逆に中央のすき間が開きますが、オーダーカーテンでも通常は5%程度のゆとりがあるのでぜひ試してみて下さい。
イメージはこんな感じです↓
このように、レールの側面までをカーテンで覆い隠すことができれば、真横からの光漏れはほぼ防げます。
因みに上の画像は2倍ヒダカーテンですが、1.5倍ヒダカーテンの場合は「ヒダの間隔がもう少し広く」なりますので、側面あたりが少しゴワゴワした印象になるかもしれません。
窓装飾プランナーのマドカです
カーテンを側面にまわすことで中央に隙間が開いた時には、お洒落なクリップ等で留めておくのも良いですね。
※カーテンのヒダについてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンのヒダについて】 1.5倍ヒダや2倍ヒダとは?【プロが解説します】オーダーカーテンなら初めからリターン仕様もつくれる
カーテンをオーダーで注文する場合は、横からの光漏れが防げるよう初めから「リターン仕様」で注文することができます。
その場合は、事前にお店側に「リターン仕様」と伝えておくと、カーテンのサイズをきちんと計算してくれます。
新しいカーテンを購入する時のサイズの目安
因みに、カーテンを新しく購入する場合の横からの光漏れを防ぐサイズの目安は次の通りです。
●カーテンのみを買い替える場合
カーテンの横幅の長さ → 既存のカーテンレールの長さ×1.05+(左右のリターン分20cm)。
●カーテンレールとカーテンの両方を買い替える場合
カーテンレールの長さ → 窓の横幅よりも10cm~20cmプラス。
カーテンの横幅の長さ → カーテンレールの長さ×1.05+(左右リターン分20cm)。
カーテンレールを新調したり交換する場合は、片側を10cm以上(左右合わせて20cm以上)長くするだけで、横からの光漏れは軽減されます。
それでも横からの光が心配なときは、さらにリターン部分を20cm位プラスすると良いでしょう。
対処法②「リターンマグネットを活用する」
また、壁に「ネジ穴」を開けることができれば、リターンマグネットで横からの光漏れを防ぐことも可能です。
画像のようにリターンマグネットの本体を壁にとりつけてから、「磁石になったマグネット」でカーテンを挟んで隙間をなくす方法です。
マグネット本体の幅は約6cmで可動式になっているので、つかわない時は「壁面に納める」ことができます。
【プロが伝授】カーテン横からの光漏れを防ぐには?
前述のように、カーテンの横方向からの光漏れを防ぐには、
カーテンレールを窓枠よりも20cmくらい(片側10cm程度)長くするのが最大のポイントです。
とはいえ「窓の片側が壁」になっていたり、「エアコンや建具に干渉する」という状況もあったりしますよね。
その場合カーテンレールを両側とも長く伸ばすことはできないため、片側のレールだけを長めにするという方法もあります。
また、賃貸物件だと最初から「カーテンレールが窓枠と同じ長さ」で設置されている事も多いため、その時は最初にご紹介した「既存のカーテンをリターン仕様にできるかどうか」試してみるのもおすすめです。
窓装飾プランナーのマドカです
カーテンの光漏れを防ぐには、遮光カーテンを選ぶことも忘れないでくださいね。
※遮光カーテンについてはこちらの記事もどうぞ。
【遮光カーテン】1級・2級・3級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方【プロが解説します】 【プロが教える】遮光1級カーテンの正しい選び方まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、カーテンの横から光が漏れるときの対処法についてお伝えしました。
もう一度まとめると、
- カーテンの横から光が漏れる主な原因は→ カーテンレールが窓枠とほぼ同じ長さになっている
- カーテンの横から光が漏れるときの対処法は →「カーテンの両端を最大に伸ばしてみる」「リターンマグネットを活用する」
- カーテンの横からの光漏れを防ぐには → カーテンレールを窓枠よりも20cm位(左右各10cm前後)長くする
- オーダーカーテンは最初から「リターン仕様」で製作が可能
このようになります。
「横からの光漏れ」というと、ついカーテンのサイズばかりに目を向けがちですが、実はカーテンレールの長さも重要という事がお分かりいただけたのではないでしょうか。
また既存のカーテンで光漏れが気になるときは、リターン仕様もぜひ試してみて下さいね。
※こちらの記事もお役立てください♪
【カーテンの隙間】上から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】 【カーテンの隙間】下から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】 【カーテンの隙間】中央(真ん中)の光漏れを防ぐには?【プロが伝授】 【カーテンの洗濯】自分で洗う?それともクリーニング? 【カーテンの取付け】壁の下地はどこにある?ビス(ネジ)が効く場所について解説します 【天井付ができる!】お洒落な装飾カーテンレール「8選」 【ブレイクスタイル】カーテンの裾を伸ばすなら何cmを選ぶ?【プロが解説】