親方
タイトルの通りですが、築30年の一軒家「リビング」の内装工事をご依頼いただきました。
いったい「どの位の費用」で「どんな内容」になったのか紹介します。
新築で建てたマイホームも、月日が経つにつれ修繕が必要になってきますよね。
ヨーロッパなどでは築100年以上の建物も修繕なしで使える場合もありますが「四季」があり、湿度の高い日本の場合「木造建築」ではやはり限界があります。
ということで「築年数が古い一軒家」のリフォームをお考えの方に…
- どんな流れでリフォームするのか?
- リビングの内装を一新すると費用はどのくらい?
- リビングのリフォーム「工事期間」はどれくらい?
- 満足度の高い業者に依頼する方法は?
このような内容を今回の「実例」をもとに紹介したいと思います。
リビングのリフォームに取り掛かるまでの流れ
今回お問合せを頂いた「K さん」のご自宅は築33年の一軒家。
リビングの壁紙が汚れてきたので「花柄」の壁紙にリフォームしたいとのご依頼でした。
打合せの内容や流れを簡単に説明します。
今回のご要望は
- リビングの壁紙を張替えたい
- リビング床の塗装が色褪せてきたので補修して欲しい
- カーテンを掛け替えしたい
こんな感じでした。
ここで気になったのが「リビング床の塗装」です。
たしかに、色褪せたフローリングに塗装するのは可能ですが…いろいろ調査すると「色褪せしていない部分」でもフローリングがボコボコで、そのうち床の張替えも必要になりそうです。
ということで、傷みのある個所のフローリングを合板で補修し「フロアタイル」で仕上げる方向をおすすめしました。
この内容で「お見積り」を作成し、予算等も含めご了承いただけたら実際のリフォーム開始です。
余談ですが、当社に限らず「見積り無料」のリフォーム会社は、現調し見積りすれば「必ず決まる」とは考えていません。
なので、ご予算などが合わなければキャンセルしても全然OKです。
この時点で、最短の工事日もお伝えするのですが…あいにく仕事が立て込んでましたので、OKが貰えても「2か月待ち」という…工事店側から見ると、なかなか伝えにくい日程です…
「お待たせしますが工事の際には全力を尽くします」という意思をお伝えして連絡待ちの状態にしよう….と、思いきや「急がないから大丈夫ですよ」というOKとも取れるご返事をいただきました。
- 壁紙の張替え(天井・壁の全面)
- 床の補修後フロアタイル上貼り
このような内容になりました。
当初の予定では「カーテンの掛け替え」も入っていましたが「床」を優先するという事で、次回に持ち越しという決定です。
リビングの内装をリフォームすると費用はどのくらい?
Kさんのご自宅リビング(キッチン含む)の床面積は「27㎡」畳に直すと15畳くらいの広さです。
この年代の一軒家では一般的な大きさだと思います。
かかった費用を公開しますので、同じくらいの面積の方はぜひ参考にしてください。
リビングの内装をリフォームする時にかかる費用
- 壁紙張り替え費用「126,000円」
- 床補修後フロアタイル費用「78,800円」
こんな感じなので、合計すると「204,800円(税別)」になりました。
リフォーム会社によって金額が違うと思いますが、私の会社は決して安くありません。
むしろ「高い」と感じる方もいるのではと思いますが、リフォームは「お客様一人一人」で条件も違いますし、工事のグレードというか「丁寧さ」でリフォームにかかる時間も違います。
今回の工事内容を激安店に依頼した場合「15万円前後」でOKだと思います。
私の場合「安い工事」で提供できるサービスに自信が持てませんし、お客様が感じる満足度が低ければ次に繋がりません。
つまり、考えられる最高の仕事を提供することが信頼・満足度につながると考えています。
なので、ここで紹介した工事金額を参考にリフォーム会社を選んでいただくと、色んな意味で目安になるのではないでしょうか。
リビングのリフォーム「工事期間」はどれくらい?
結論からですが、今回のリビング内装リフォームにかかった期間は「4日」です。
内容は…
養生
リフォーム中は「ホコリ」などで家具や住まいが汚れてしまいますので、丁寧に「養生」してから工事を開始します。
既存の壁紙を剥がす
ご覧のように大量のゴミがでます。
フローリングの補修
カラーフロアーと呼ばれるフローリングは「無垢」ではなく「集成材」になります。
なので、経年劣化でボコボコになるケースが多々あります。
今回は「4か所」見つかりましたので、画像のように合板で補修しました。
天井の壁紙を貼る
天井のクロスはこんな感じで施工します。
「DIYしたい」と言う方はこちらの記事もどうぞ。

壁のクロスを貼る
クロス職人さん2人で黙々と作業します。
「DIYで壁にクロスを貼りたい」という方はこちらの記事をどうぞ。

フロアタイルを貼る
生活の中心となる「リビング」ということで、出来るだけ早く終わらせてあげたく「床」も同時進行で工事します。
リビングのリフォーム完成
Kさんのご希望通り「花柄」の壁紙が可愛くエレガントに仕上がりました。
Kさん曰く「新築みたいになった」と、大変喜んでいただけて工事したこちらもほっこりします。
我ながら、工事後のお客様の喜ぶ声は「自信」と「満足感」が満たされます。(笑)
費用の安い業者にリフォームを依頼する方法
どんな地域でも「工務店」や「リフォーム会社」は数多く存在しています。
そんな数ある工事店の中から「満足」なリフォームをするためには、どのように業者を選べば良いのでしょうか?
ちなみに、今回紹介した「Kさん」ですが、私を含め「複数社の業者」から説明を受け、見積りを取寄せたと聞いています。
その結果、私を選んでいただいた事に深く感謝いたしますが、Kさんのように「業者を比べる」ことは非常に重要です。
つまり「相見積もり」を取るという事ですね。
繰り返しになりますが、同じ工事内容だとしても「金額」「仕上り」は業者によって様々です。
要するに「比較」しないと損する可能性があるという事になります。
- 工事内容の説明不足でクレーム
- 養生不足でクレーム
- 仕上りが気に入らなくてクレーム
あなたは、このようなクレームを付けたくなくても、業者から見ると「モンスタークレーマー」のような言われ方をする事もあります。
なので「相見積もり」の金額がさほど変わらないのであれば「人間性」を重視しつつ「経験」が豊富な業者をチョイスすることが「リフォームの満足度」を上げてくれると言えます。
今では「相見積もり」を取寄せるのもインターネットを使えば数分で完了するため、地域の業者に1件1件電話したり訪問する手間と時間も省けます。
相見積もりを取るには「タウンライフリフォーム」のようなリフォーム一括見積サイトを使えば便利ですよ。
リフォーム一括見積りサイトも数多くありますので、どのサイトを使えば良いか分からないという方はこちらの記事をどうぞ。

リビングのリフォームまとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事では「リビングの内装リフォーム」について、流れや費用を紹介してきました。
最後にポイントをまとめると…
「リフォームするなら相見積もりは必須」
と言う感じです。
条件が合って、親切な会社に依頼することが出来れば、あなたのリフォームは9割成功したと言えるでしょう。
また、工事後のメンテナンスなど身軽に動いてくれるのは「担当者の人柄」ですので、「予算」も大事ですが「人柄」も重要だと感じます。
という事でこの記事は以上です。
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