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カーテン専門家
カーテン業界歴15年。窓装飾プランナーのマドカです。
今回は、カーテンレールの取り付けに関する内容です。
カーテンレールの取り付け方には、
- 「正面付け」→ 窓枠の外側に取り付ける
- 「天井付け」→ 窓枠の内側に取り付ける
主にこの2つの方法があります。
これは窓の形状や、選ぶカーテンレールの種類によって変わることもありますので、自分でカーテンレールを取付ける際も知っておきたいですよね。
そこで本記事では、カーテンレールの「正面付」と「天井付」の違いと、取付け前の注意点についてご紹介します。
カーテンレールの「正面付け」とは?
まずは、カーテンレールの「正面付」と「天井付」の違いをみていきましょう。
正面付けは、カーテンレールを窓の木枠または壁面に取りつける方法です。
ごく一般的な取り付け方で、カーテンレールの種類を問いませんので、次のどちらのタイプでも正面付けが可能です。
●機能性カーテンレール(一般的な角型カーテンレール)
●装飾性カーテンレール(インテリア性に優れたカーテンレール)
※カーテンレールの種類については、こちらの記事をどうぞ。
カーテンレールの種類と上手な選び方・取り付けの際に注意すること
正面付けのメリット
正面付けカーテンレールのメリットには、
- 断熱効果がUPする
- 光漏れの防止につながる
- 窓を大きくみせることができる
このような点が挙げられます。
つまり窓全体がすっぽりと隠れるようにカーテンを掛けることで、室内の空気を外に逃がしにくかったり、窓の隙間からの光漏れを防ぐほか、窓を大きくみせて装飾性を高めることもできます。
正面付けのデメリット
一方、正面付けカーテンレールのデメリットは、
- 窓の両側に生地がたまる(たたみ代のスペースをとる)
という点があります。
これはカーテンを開けたとき、両側に「生地が溜まる」ことで家具などに干渉したり、窓周辺がかさばりやすくなるという事です。
カーテンレールの「天井付け」とは?
天井付けは、カーテンレールを窓枠内の天井部・あるいはカーテンボックス内に取り付ける方法です。
窓枠の内側なので、レール本体はあまり目立たなくなります。
また設置可能なカーテンレールの種類は、主に「機能性レール」や「小さいキャップの装飾レール」に限定され、両端に飾り(フィニアル)のついた装飾レールの取付けはできません。
カーテン専門家
因みに、天井付けが可能な「装飾レール」も幾つかあります。
※天井付けができる装飾レールについてはこちらの記事をどうぞ。
【天井付ができる!】お洒落な装飾カーテンレール「8選」天井付けのメリット
天井付けカーテンレールのメリットには、
- 窓周りがすっきりした印象になる
- カーテンと壁面がフラットになる
このような点が挙げられます。
カーテンが枠内に納まるため、カーテンを閉じても窓まわりがすっきりとした印象になります。
天井付けのデメリット
一方、天井付けカーテンレールのデメリットは、
- 窓の開口部が狭くなる
- 結露しやすい窓には不向き(カビの発生)
という点があります。
カーテンを枠内に設置すると窓にかかるカーテンの面積が大きくなるため、窓の開口部が小さくみえたり、結露しやすい窓は「カビがつきやすくなる」という点です。
【天井付ができる!】お洒落な装飾カーテンレール「8選」カーテンレールを取り付ける前の注意点!
またカーテンレールを取付ける際は、次の点に気をつけましょう。
下地の確認
最も重要なのは、カーテンレールを設置する場所の下地の確認です。
下地は壁の内側に通っている「柱部分(木下地)」のことですが、壁の裏側は一部空洞になっているため、下地のない場所にカーテンレールを取付けてしまうと、ネジが外れてレールが落ちる危険性があります。
こうした状況を防ぐためにも、必ず下地探し等を使ってカーテンレールを安全な場所に取り付けるようにしましょう。
※壁の下地部分についてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンの取付け】壁の下地はどこにある?ビス(ネジ)が効く場所について解説します※下地探しは、大手通販サイトでも購入できます。
建具やエアコンとの干渉
また、新築時のカーテンレールを「正面付け」で設置する場合に注意しておきたいのは、
●建具(部屋のドアやクローゼット)
●エアコン
この2点です。
実際にお客様からのご相談で、カーテンレールを購入後にクローゼットのドアやエアコンに干渉することが判明し、結果的に購入したカーテンレールが無駄になったというケースも…。
これは「装飾性カーテンレール」にありがちなことで、せっかく好みのレールを購入しても使えなければ意味がないですよね。
こうした事態を回避するために、「正面付け」の場合はエアコンの設置場所や、窓の近くに障害物がないかを必ず確認するようにしましょう。
家具のレイアウト
またカーテンレールの「正面付け」と「天井付け」は、家具のレイアウトにも大きく関係してきます。
仮に窓の下側にベッドや家具を配置する予定があれば、カーテンレールを正面付けにするとカーテンが干渉したり邪魔になる可能性もありますので、天井付けのほうが使いやすいかもしれません。
そのためカーテンレールを購入の際は、事前に家具やベッドの配置などをシュミレーションしてから、設置場所を確認されることをお勧めします。
とくに新築や引っ越しの場合は、お部屋の中が何も無い状態ですので注意しておきたいですね。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、カーテンレールの「正面付」と「天井付」の違い、そして取付け前の注意点についてお伝えしました。
例えば一ヶ所の窓でも、機能性レールと装飾性レールを使い分ければ、
- 窓枠の内側にレースカーテン(天井付け)
- 窓枠の外側に厚地のカーテン(正面付け)
というコーディネートも可能ですよ^^
カーテンレールの種類や取り付け方によって、カーテンの見栄えや空間全体の印象もガラリと変わります♪
※こちらの記事もお役立てください。
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