クロス職人の親方ブログ

【確率80%以上】壁にできたシミは壁紙の内側なら雨漏りが原因かも?

壁にできたシミ

親方

この道30年クロス工事の親方です。

壁紙の「黒いシミ」の原因を知ってますか?

壁紙の内側からできる黒いシミですが、原因の大半は「雨漏り」によって外壁から水が浸入した結果です。

ですので、壁紙を張替えてもまたシミになる確率が高いと言えます。

という事でこの記事では

  • 雨漏りで壁紙に出来たシミを解決する方法
  • 雨漏りが原因なら火災保険を使うべき理由

この辺りを解説したいと思います。

雨漏りで壁紙に出来たシミを解決する方法

壁紙のシミは表面と内側にできますが、拭いても取れないようなら「壁紙の下地」に原因があります。

壁紙の表面(外側)にできたシミなら壁紙を張替えることで解決しますし、水に濡らした歯ブラシで擦ればシミが落ちることもあります。

逆に、下地が原因ならそのほとんどの理由が「雨漏り」だと言えます。

要するに、雨漏りで侵入した水が下地を濡らしてカビを発生させたわけです。

では、「なぜ雨漏りするのか?」という疑問に答えるなら・・・

  • 外壁材コーキングの劣化
  • 外壁材のひび割れ
  • 台風や大雨、地震などの自然災害

この辺りが原因だと思います。

とはいえ、雨漏りの原因は調査してみないと特定できませんので、必ずしもこのいずれかに原因があるとは断定できません。

壁紙のシミを完全に除去するには?

漏水が原因で出来た壁紙のシミを完全に除去する方法は以下のようになります。

手順1
調査
カビの原因を特定することが解決の絶対条件です。

そもそも、雨漏りが原因かどうかも調査しないと分かりませんが、私の経験上80%以上の確率で漏水が原因です

手順2
防水
外部からの漏水が原因なら、水が入らぬよう補修・修理しなくてはなりません。

新しい建物だとしても、コーキングの施工不良などが原因となり水が浸入してしまうケースも多々あります。

手順3
下地交換
完全に漏水が止まったなら、プラスターボードなどの下地材を張替えます。

場合によっては、間柱が腐ってることもありますので入念なチェックが必要です。

手順4
壁紙の張替
下地が完成したら、壁紙(クロス)を張替えます。

ただ、築年数が古い建物では同じ壁紙が見つからないことも考えられます。

手順5
完成
ここまでをまとめると

  • 調査
  • 防水
  • 下地交換
  • 壁紙の張替

このような手順です。

壁紙のシミ除去費用について

ご覧いただいた通り、壁紙のシミを除去するには結構大掛かりなリフォームが必要です。

とはいえ「漏水」が原因じゃ無ければ防水や下地交換などの工事は不要ですが・・・。

ただ、繰り返しになりますが壁紙の内側にできたシミの原因は、ほぼほぼ漏水なので結構な修理費用が必要です。

ちなみに、漏水の修理費用は「外壁材の種類」によって異なります。

外壁材ごとの費用相場
  • コンクリート・モルタル外壁の修理=20万円~30万円
  • 窯業系サイディング外壁の修理=100万円~150万円
  • コーキング充填剤のみで解決する場合=5万円~20万円

これは外壁材の防水・修理にかかる費用です。

この費用に合わせてさらに、内装工事費用(30万円~50万円)が必要です。

つまり、最悪の場合で「200万円」もの修理費用がかかるということになります。

雨漏りが原因なら火災保険を使うべき理由

壁紙のシミ

話は変わりますが、漏水でできた壁のシミは火災保険で修理できます。

ですので、火災保険に加入しているなら保険を使った方が賢明です。

私も毎年台風シーズンになると火災保険を使った工事の依頼を受けています。

その辺りは関連記事に詳しく書いています。

※興味がある方はどうぞ下記の関連記事をご覧ください。

壁紙・クロスのリフォームが必要な建物【実話】火災保険を使って壁紙・クロスのリフォーム工事をした話

そして、私から言えるのは「漏水の修理なら火災保険を使わないと損」だという事です。

その理由を書いて行きます。

火災保険を使っても保険料は上がらない

勘違いされている方も多いのですが、車の保険と違って「火災保険」は使っても保険料はそのままです。

ですので、「保険料が上がるのは嫌だ」という理由で躊躇する必要はありません。

逆に、火災保険を使わなければ損するくらいの話です。

しっかり調査すれば火災保険適用の対象になりがち

「壁紙の内側からシミができた」というなら、ほぼ間違いなく火災保険を使って修理することができます。

ただ、修理を依頼する業者によっては「火災保険」についての説明がないこともあります。

理由は色々あります。

  • 業者の知識不足
  • 手続き申請が面倒くさい
  • そもそも火災保険適用の工事をしたことがない

まだまだあるでしょうが、いずれにしろ自分から「火災保険を使って修理したい」と伝えるべきだと思います。

修理費用全額火災保険で賄えることも

火災保険を使えば、保険の内容にもよりますが、修理費用全額を火災保険でカバーできることも珍しくありません。

つまり、タダで修理ができるという理屈です。

高額になりがちな漏水の修理ですから、実費で支払いをすることを考えれば本当にありがたい話ですよね。

このように、火災保険に加入しているなら使わない手はありません。

むしろ、火災保険を使って損するようなデメリットは皆無ですので「壁紙の内側にシミができた」という方は忘れずに火災保険で修理することをお勧めします。

ちなみに、火災保険を使って修理した記事は他にもありますので、必要でしたらご覧ください。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事では「壁のシミ」について紹介してきました。

この記事のポイントはシミが「外側」なのか「内側」なのかという事と同時に、それにもまして大事なポイントは「火災保険で修理すること」というのが結論です。

という事でこの記事は以上です。