親方
自分でトイレの壁紙を張り替えるポイントを解説します。
「自分でトイレの壁紙を張り替えたいけど出来るだろうか?」
こんな不安はありませんか?
この記事では、壁紙DIYの初心者でも上手く張り替えできるよう、プロが丁寧にポイントやコツを解説したいと思います。
ちなみに、初心者がDIYするときに難しく感じる点は3つあります。
- トイレ壁紙の下地作り
- 便器の裏はどうするの?
- 足場が必要な高さの処理
この辺りです。
つまり、この3つを克服できれば簡単だと思いますので、ここら辺を中心に説明したいと思います。
トイレの壁紙(クロス)張替えを動画で解説
プロの解説を動画で見たいという方はこちらをご覧ください。
トイレの壁紙DIYで難しい3つのポイント
本題に入る前に…「トイレの壁紙はどれにするかもう決まりました?」。
「これから探したい!」という方はこちらの関連記事もどうぞ。

話しが逸れましたので、早速3つのポイントを説明していきます。
トイレ壁紙の下地作り
トイレの壁紙を張り替えるなら、いま貼ってある既存の壁紙を剥がすことが必要です。
そんな下地作りの手順を説明します。
- トイレットペーパーホルダー
- コンセントパネル
- 便器のリモコン
この辺りは簡単に外すことができるので、面倒ですが外してください。
ちなみに、なかなか剥がれないという時には「スクレイパー」が役立ちます。
また、裏紙が残るよう慎重に剥がしたにもかかわらず、下地まで剥がれてしまった時は「パテ」で平滑な下地に調整します。
面倒かも知れませんが、壁紙の仕上がりは8割方下地で決まりますので頑張ってください。
私は「100番」のサンドペーパーを使っています。
この辺りが下地作りのポイントです。
便器の裏はどうするの?
下地ができたらいよいよ新しい壁紙を貼っていきますが…
「便器の裏はどうするの?」
という疑問がでてきます。
そんな便器の裏側を私たちプロのクロス職人はこうやって貼っています。
- 設備屋さんに便器を外してもらう
- 便器の隙間に壁紙を通して貼る
- 隙間が無いときは切り込んで貼る
案件ごとに条件が違いますが、ほぼ、この3つのいずれかで処理します。
とはいえ、1番簡単で綺麗に壁紙が貼れるのは
- 設備屋さんに便器を外してもらう
ですが…便器の脱着には少なくとも「2万円~3万円」の費用が必要なので、予算に余裕があるとき限定になります。
逆に、1番多いのは「便器の隙間に壁紙を通して貼る」という方法です。
その方法について少し詳しく説明します。
便器の隙間に壁紙を通して貼る
便器と壁に隙間があれば、壁紙を通すことが出来ます。
こんなイメージです。
と言っても、隙間が狭いので刷毛を使うのは物理的に無理な事が多いです。
なので、手を使い下方向に壁紙を引っ張ります。
こんな感じです。
刷毛が使えるギリギリまでは刷毛を使いますが、タンクの真後ろは手で押さえるくらいしか出来ません。
しかし、見える事はないのでこれでOKです。
結構大変な作業ですが、綺麗に仕上げるにはこの方法しかありません。
足場が必要な高さの処理
次にトイレの壁紙DIYで悩んでしまうのが足場の問題です。
普通の脚立では、便器が邪魔になりトイレの中に入らないことさえありますし、仮に脚立が入っても遠くの壁に届かないこともあります。
とはいえ、ある程度の高さがある足場がないと壁紙の張り替えは不可能です。
それはプロのクロス職人でも同じこと。
そこで、おすすめしたいのが「踏み台」です。
この踏み台は52cmの高さがあるので、普通のトイレなら天井まで余裕で手が届きますし、トイレの中にも問題なく入ります。
要するに、作業が楽になりますので仕上りに期待できるという事に繋がります。
トイレのクロス貼りは入隅でカットすれば簡単?
ⅮⅠY でトイレの壁紙(クロス)を貼る際には、四隅で壁紙をカットするように貼ると比較的簡単かもしれません。
専門用語では「入墨で切る」と言いますが、コーナー部分を巻かずにカットすると面として考えられます。
画像のように、①~④の面でクロスを貼り、コーナー部分にはコーキングを入れればOKです。
ちなみに、経験が浅い初心者のうちは角で切るクロス職人も多いです。
トイレの壁紙を業者に頼むなら
ここまで、自分でトイレの壁紙張替えをやってみたいという方に向けて説明しましたが…
逆に、難しく感じた方もいるかも知れません。
ちなみに、コスト面を考えると業者の方が少し高くなりますが、失敗はありませんし仕上りも遥かに綺麗だと思います。
実際の費用を比較すると
- DIY:2万円~3万円(手持ちの道具による)
- 業者:2万円~4万円(業者による)
ご覧のようにほとんど価格の差がありません。
つまり、趣味でやってみたいという目的じゃなければ、業者に依頼した方が完全にお得という事になります。
では、「トイレの壁紙を依頼する業者はどこがいいの?」という方におすすめの業者を紹介します。
ちなみに、おすすめは2つありますが順番に紹介します。
トイレの壁紙張替えを依頼するなら「リノコ」
- 商品・工事・保証がセット
- サイト内に口コミ情報が多い
- 諸経費込みの安心価格
トイレの壁紙張替を依頼するなら「リノコ」がおすすめです。
業者によって費用の差が大きいトイレの壁紙張替えですが、リノコの見積もりは「総額」が表示してありますので、費用を明確に把握することが出来ます。
さらに、サイト内で簡単に「無料」で費用をチェックできるので、相場を知りたいという時にも便利です。
リノコは全国どこでも対応してますので、あなたがどこに住んでいようと対応してくれます。
壁紙(クロス)の張り替えだけでOKという方は公式サイトをチェックして費用や評判を確かめてください。
トイレ下地の交換が必要なら
トイレの下地(かび・湿気)に問題があるようでしたら「クロス屋職人」だけでは解決しません。
なので、工務店やリフォーム会社に依頼することになります。
とはいえ、リフォームの専門業者は沢山ありますので「価格」や「仕上り」で満足できる業者を探すことが1番大事なポイントです。
お住まいの地域の業者を比較するなら
- 3~4社の相見積りが比較できる
- 必要事項が少なく「60秒」で無料見積りが取れる
- 厳選された加盟店の工事だから安心
- 自分にあったリフォーム会社をじっくり選べる
お住まいの地域にある専門業者が安心というなら「リフォーム比較プロ」で相見積もりを取り「比較」するのがおすすめです。
リフォーム比較プロは、あなたがお住まいの地域にある専門業者3〜4社の見積を無料で取寄せ「見積り内容を比較」することが出来ます。
また、リフォーム比較プロでは厳格な審査基準を設けており、審査を通過した業者のみが登録されています。
評判が悪い業者については 登録削除される仕組みになっているので、安心して利用できます。
専門家に気軽な相談が出来るので失敗がありません。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事の内容を簡潔にまとめます。
- トイレの壁紙DIYのポイントは3つ(下地・便器の裏・足場)
- トイレの壁紙を張り替えるなら業者に依頼する方がコスパが良い
こんな感じです。
壁紙の張り替えは自分が思う以上に難しい作業で、少しのミスでも仕上りが気になる繊細なところがあります。
DIYにチャレンジするなら、一つ一つの作業を丁寧に行うよう進めてください。
という事でこの記事は以上です。
親方










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