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クロス職人の親方ブログ

【ペンキ下地に壁紙】クロスは塗装の上に貼れるのか?施工方法を解説

塗装の上に壁紙を貼る


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親方

この道30年クロス職人の親方です。

塗装・ペンキの上に壁紙を貼りたい方向けの記事です

突然ですが…

「壁紙は塗装(ペンキ)の上に貼れるのか?」

こんな質問を良く受けますので、この記事で詳しく解説しようと思います。

塗装の上にクロスを貼りたい方はぜひ参考にしてください。

塗装(ペンキ)の種類でクロス下地が変わる

結論から言うと、塗装(ペンキ)の上にクロスは貼れますがそのまま貼れば剥がれます。

要するに、塗装(ペンキ)の上にクロスを貼るなら下地処理が必要だという事です。

大事なのでもう一度言います。

塗装面に直接クロスを貼ったらすぐに剥がれてしまいます。

理由はというと…

接着しないからです。

詳しく言うと…

壁紙の糊は「でんぷん系」の物が主流で糊が下地に吸収されることで接着します。

つまり、糊が浸透しない下地にはくっつきません。

親方

塗装・ペンキはクロス糊を吸収しないので接着しません。

なので、下地が塗装(ペンキ)の場合は「浸透する下地」に作り変える必要があります。

ということで、塗装面にクロスが貼れる方法を紹介します。

下地作りその①:ボード・ベニヤを貼る

塗装の上に壁紙を貼るための一番確実な方法は、塗装の上に「プラスターボード」や「ベニヤ板」などを上貼りすることです。

ペンキの上に「プラスターボード」や「ベニヤ」を上張りすれば、クロスがすぐに剥がれてくることはありません。

親方

しかし…費用的に高くつくデメリットがあります

できるだけ安く抑えたいという方に次の方法を紹介します。

下地作りその②:塗装にシーラー処理

親方

予算を抑えるならシーラー処理がおすすめです。

「シーラー処理」というと一般の人はあまり聞かない言葉だと思いますので説明したいと思います。

繰り返しになりますが、クロスの糊は下地に浸透しないと接着しません。

塗装面、特にOP(油性塗料)は全くクロス糊を吸収しませんので、糊が乾燥したらクロスはペラっと剥がれてしまいます。

そこで、「シーラー」という下地材を塗装に塗り、クロスを貼ることのできる下地に変えてしまうのが「シーラー処理」です。

ちょっと、豆知識ですが…シーラー処理のメカニズムを説明します。

塗装にシーラーを塗ることで塗装表面に膜ができます。

クロス糊はシーラー膜に接着するので、クロスは剥がれないという感じになります。

ただし、どんな塗装でもシーラー処理が有効という訳ではありません。

ペンキの種類で下地処理を変える

ペンキには「水性」と「油性」の2種類あります。

水性塗料

水性塗料の上にはシーラーが有効です。

油性塗料

一方、油性塗料(ペンキ)ではボンドを薄めて塗布する必要があります。

ちなみに、私は「プラゾールSS」という壁紙用のボンドを使ってます。

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プラゾールSSはペンキ面にしっかりくっつきます。

しかし…

親方

水性塗料は劣化するので「シーラー処理」したとしても塗装ごと剥がれることもあります。

水性塗料の表面を手で撫でると塗料が手に付く場合があるのですが、これは塗料が劣化し「粉吹き」した状態だからです。

粉を吹く塗装の上にシーラー処理しても、シーラー自体がうまく接着しません。

くっついていないシーラの上に壁紙を貼れば壁紙はいずれ剥がれてしまいます。

ですので、劣化した水性塗料の上に壁紙を貼る場合は、もうひと手間必要になります。

そのひと手間とは、シーラー処理の前に「油性シーラー」を塗装表面に塗ることです。

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油性シーラーは劣化した塗料の補強ができますので、塗装の状態にもよりますが、かなり長持ちするはずです。

ちなみに、壁紙の「対応年数」や「張替えるまでの期間・寿命」を書いた記事がありますので、知りたい方は関連記事をご覧ください。

【壁紙・クロスの寿命】一般的に何年で張替える?壁紙の耐用年数

壁紙の寿命【壁紙・クロスの寿命】一般的に何年で張り替える?壁紙の耐用年数・壁紙 クロスはどのくらい長持ちするのか

塗装(ペンキ)の上に壁紙を貼る場合の下地問題

以上のような下地処理をすることで塗装の上にも壁紙が貼れます。

とはいえ、問題になのが壁紙の仕上がりです。

プラスターボードのような平滑な下地に塗装してある場合は、クロスを上から貼っても凸凹なく、真っすぐな仕上りが期待できます。

しかし、「コンクリート・モルタル」の上に塗装してある場合は、クロスに凹凸ができるかもしれません。

コンクリート面に壁紙を貼ると、少なからず波打って見える部分や、凹凸が気になる場所が出てきます。

ただ、パテ処理である程度は綺麗に出来ますが、定規を当ててみると完璧に真っすぐではない事が分かると思います。

真っすぐじゃないと嫌だという神経質な方は「シーラー処理ではなくプラスターボードなどで下地を作ること」をおすすめします。

または、下地の凸凹が気にならない柄の入った壁紙などを使うと良いと思います。

塗装(ペンキ)の上に壁紙を貼る方法のまとめ

塗装(ペンキ)の上に壁紙を貼る方法を記事にしました。

最終的な結論として、塗装の上にも壁紙は貼れるが、壁紙を貼れる下地に変える必要があるということになります。

最後にもう一度、下地の方法を挙げておきます。

  • プラスターボード・ベニヤ板・合板などを塗装面に上張りする
  • 油性塗料の上は壁紙用のボンド処理
  • 水性塗料の上はシーラー処理
  • 劣化した水性塗料の上は「油性シーラー」後に「水性シーラー」

このいづれかを試してください。

この記事は以上です。

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