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親方
自分で壁紙を張り替えたいという人に「本音」でお話しします。
自分でクロスを張替える「壁紙のDIY」ですが…大手通販や専門ショップを見ると糊付きの壁紙が販売されています。
「なるほど、あらかじめ壁紙に糊が付いているなら自分で出来そうだな」
こんな気持ちになり…さらに…
「壁紙は初めてでも簡単に貼れる」
こんな情報をインターネットで見つけて、その気になっていませんか?
結論から言うと、「高確率で失敗するからやめておいた方がいいです」とアドバイスします。
少し上から目線で申し訳ありません。
とはいえ、30年くらいクロスを貼っている私には伝える義務があるんじゃないか?…と思いましたので正直に書いていこうと思います。
それでは、何故、自分で壁紙を張り替えると高確率で失敗するのか?
理由はというと
- クロスを剥がすのが大変(下地)
- 下地を綺麗に整えるのが大変(下地)
- クロスの糊について知識が無いと大変(糊の量)
- カッターなどの道具に慣れてないと大変(経験)
この辺りです。
壁紙を貼るのは簡単そうに見えるという方もいると思いますが、実際にやってみるとメチャクチャ難しい作業です。
つまり、本当に綺麗に貼るには「知識と経験」が必要だという事になります。
ということで、この記事では「自分で壁紙を貼ってみよう」という素人の方に向けて解説してみたいと思います。
自分でクロスを貼ると失敗する理由
冒頭の繰り返しになりますが、自分でクロスを貼ると高確率で失敗します。
その理由は下記のような理由からです。
親方
- クロスを剥がすのが大変(下地)
- 下地を綺麗に整えるのが大変(下地)
- クロスの糊について知識が無いと大変
- カッターなどの道具に慣れてないと大変
詳しく見ていきます。
クロスを貼るより剥がす方が大変(下地作り)
壁紙(クロス)の張替えでは既存の壁紙を剥がす必要があります。
しかし、壁紙の種類や経年変化によって「すぐに剥がれる壁紙」と「なかなか剥がれない壁紙」があるんです。
ネットを見ると「裏紙1枚残すように壁紙を剥がしましょう」というアドバイスがありますが…これはプロでもなかなか難しいのです。
つまり、壁紙によっては裏紙が残らない場合もあり、「パテ処理で平滑にする」必要もあるのです。
要するにポイントは2つ。
- 壁紙は裏紙を1枚残すように丁寧に剥がす
- 裏紙が剥がれてしまったらパテを使って下地を平滑にする
これですが…
「あなたは出来る自信がありますか?」
ちなみに、クロス職人の師匠に弟子入りしたばかりの新人にやらせてみると「ほとんどの人が出来ません」。
プロの師匠が手取り足取り教えても難しいのが現状です。
壁紙に剥がし方については関連記事で詳しく解説していますので、「自分で剥がしてみたい」と言う方は是非ご覧ください。
【壁紙の剥がし方】クロスの裏紙が残らない時の対処法「石膏ボード」「コンクリート」編クロスの糊について知識が無いと大変(糊の量やオープンタイム)
クロスの糊はある程度経験のあるクロス職人でも、たまに失敗するので繊細な気配りが必要です。
例えばこの辺り
- 壁紙の材質で糊の量を決める
- 下地状況を判断して糊の量を決める
- 壁紙の種類を判断してオープンタイムを決める
要するに、糊の塗布量は全部同じという訳ではなく、材料によって「オープンタイム(糊の塗布後に壁紙に浸透させ馴染ませる時間)」が必要な場合もあるという事です。
いい加減な塗布量では壁紙の繋ぎ目に隙間が出来たりしますし、壁紙の膨れ(浮き)が残ることもあります。
いかがでしょうか?…何の経験もなくその場その場のシチュエーションに合った糊の量が分かるでしょうか?
ちなみに、どうしても自分で貼りたいという方は「糊の付いていない壁紙」を購入し、「自分で糊付け」することをおすすめします。
その際には「原液糊」をお使いください。
詳しくは関連記事で説明しています。
【おすすめ壁紙のり】クロスは糊付きと糊無しどちらがいいのか?カッターなどの道具に慣れてないと大変(経験値や道具の差)
突然ですが、「カッターは進行方向に寝かせて使うと切れ味がいい」という事をご存知でしょうか…?
また、「壁紙の繋ぎ目処理でカッターを使う場合には下地を切ってはいけない」ということも最低限の知識として知っておく必要があります。
要するに、カッター、刷毛、ハンドローラーなどの道具を揃えるだけではクロスは綺麗に貼れないということです。
その証拠に、クロス職人修行中の弟子が一人前になるまでには「3年~5年」の歳月が必要です。
なので、動画や説明書を見るだけで経験値の無い素人が壁紙(クロス)が綺麗に貼れる訳ありませんよね。
こんなことを書くと怒られるかもですが、あえて書きます。
「誰でも簡単に壁紙(クロス)が貼れる」
なんて無責任な事を言うのは、糊付き壁紙が売りたいか、YouTubeの再生回数を伸ばしたいという目的があるからではないかと思っています。
どうかそんな偽りの情報に騙されないで欲しいです。
素人がいきなり綺麗にクロスを貼れるなら、クロス職人は必要ないので消えてしまいます。
とはいえ、費用が安ければ「そこそこの仕上りで良い」という方は一定数いると思いますので、「絶対ダメ」とは言いません。
それでも「せっかくお金を使うなら、綺麗に仕上がった方がいいのでは?」と思ってしまいます。
ということで、次章では「ⅮⅠYと業者に依頼する場合」の予算の違いを紹介しようと思います。
DⅠYと壁紙業者ではいったいいくら費用が違うの?
前提としてですが、ここからは「あくまでも綺麗に壁紙を張り替えたい」という方向けの内容になります。
なので、「そこそこでOK」という方の参考にはならないかも知れません。
DⅠYで壁紙を張り替える費用
6畳のお部屋(壁のみ張り替え)という条件で比べてみます。
壁紙の張り替えに必要な物
- 壁紙40m(8,000円~12,000円)
- 施工道具(5,000円~25,000円)
- 備品・その他の道具(3,000円~10,000円)
合計:15,000円~47,000円
※注釈:壁紙の金額は、安いものから高いものまで色々ありますので費用は選ぶ壁紙で異なります。
また、施工道具も同じくピンからキリまで様々です。
備品・その他の経費については「脚立」「養生」「ドライバー」など施工以外の道具も必要です。
壁紙業者に頼んだ時の費用
条件は同じで6畳の壁のみの金額です。
業者価格:28,000円~50,000円
※注釈:壁紙業者によって費用は異なりますが、探せば破格の業者も見つかります。
結論:DⅠYはコスパが悪い
ご覧いただいた通りの金額ですが、かかる費用が大きく違う訳ではないですよね。
むしろ業者に頼めば綺麗に仕上がるし労力も必要ありません。
結論を言うと「DⅠYはコスパが悪い」と言えるのではないでしょうか…?。
とはいえ朗報もあります。
業者に最安値で依頼する方法をお伝えすると、「クロス職人」に直接依頼できれば中間マージンが要らないので文字通り最安値で壁紙えを最安値で依頼できます。
ただ、「クロス職人に直接依頼する方法が分からない」と言う方も多いと思います。
次の関連記事では、「クロス職人に依頼する方法」「最安値で壁紙を張り替える方法」を解説していますので、どうぞご覧ください。
【格安】1番安い壁紙張替え業者を教えます!自宅の壁紙がクロス職人に直接依頼すれば激安になる壁紙を失敗する原因まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事では、「自分でクロスを張替えても綺麗に出来ない」という内容を紹介しました。
実際には、お部屋が綺麗にならないばかりか、DⅠYはコスパも悪いという事が分かっていただけたのではないかと思います。
親方
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