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壁紙は塗装の上に貼れるのか?クロスをペンキの上に貼る方法

塗装の上に壁紙を貼る

親方

クロス職人の親方です。

塗装・ペンキの上に壁紙を貼るときの対策を記事にします。

壁紙を塗装の上に貼りたいという相談があります。

「壁紙は塗装の上に貼れるのか?」

こんな質問を良く受けますので、この記事で詳しく解説しようと思います。

塗装面にクロスを貼りたい方は参考にしてください。

クロスを貼るには塗装の種類で考え方が変わる

結論から言うと、塗装の上にクロスは貼れますが下地処理しないとすぐに剥がれます。

上記結論の通りです。

塗装の上に直接クロスを貼ると将来的に剥がれるのでやめた方が良いです。

大事なのでもう一度言います。

塗装面に直接壁紙を貼ったら、すぐに剥がれる恐れがあります。

理由はというと…

壁紙の接着剤はでんぷん系の物が主流で、接着剤が下地に吸収されることで接着します。

親方

塗装・ペンキはクロス糊を吸収しないので接着しません。

壁紙を貼る下地が塗装の場合は、接着する下地に作り変える必要があります。

壁紙が貼れる下地に変えるにはいくつか方法がありますので挙げてみます。

塗装の上に壁紙を貼るための下地作り―ボード・ベニヤ

塗装の上に壁紙を貼るための一番確実な方法は、塗装の上に「プラスターボード」や「ベニヤ板」などを増し貼り(上張り)する方法です。

「プラスターボード」や「ベニヤ」を上張りすれば通常の接着力になりますので、すぐに剥がれてくることはありません。

親方

下地の変更は費用的に高くつくデメリットがありますね。

塗装の上にプラスターボードやベニヤ板を貼る方法が確実な方法ですが、金額的に高くなります。

ですので、できるだけ安く抑えたいという方に次の方法を紹介します。

塗装にシーラー処理を施し壁紙が貼れる下地に変える

親方

予算を抑えるならシーラー処理がおすすめです。

「シーラー処理」というと一般の人はあまり聞かない言葉だと思いますので、説明したいと思います。

先ほども説明した通り、壁紙の接着剤は吸収しないと接着しません。

塗装面、特にOP(油性塗料)は全く接着剤を吸収しませんので、接着剤が乾燥したら剥がれてしまいます。

そこで、シーラーという下地材を塗装表面に塗り、壁紙を貼ることのできる下地に変えてしまおうというのが「シーラー処理」です。

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シーラーを塗ることで塗装表面に膜が作れますので、シーラーの膜に壁紙が接着できるようになります。

ただし、シーラー処理が有効なのか?と考えると完璧ではありません。

私は油性ペンキには「プラゾールss」という壁紙用のボンドを使ってます。

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「プラゾールss」は ペンキ面にしっかりくっつきます。

水性塗料にはシーラー処理でOKです。

しかし…

親方

水性塗料は劣化するので「シーラー処理」したとしても塗装ごと剥がれることもあります。

水性塗料の表面を手で撫でると塗料が手に付く場合があるのですが、これは塗料が「劣化し粉吹き」した状態だからです。

粉を吹く塗装の上にシーラー処理をしても、シーラー自体がうまく接着しません。

くっついていないシーラの上に壁紙を貼れば、壁紙はいずれ剥がれてしまいます。

ですので、劣化した水性塗料の上に壁紙を貼る場合はもうひと手間が必要になります。

シーラー処理はボードやベニヤ板より安価な方法ですが、塗装の種類と状態をキチンと判断しないと、せっかく張った壁紙が剥がれてしまう事になります。

なので、塗装表面が粉を吹いている状態の場合は、シーラー処理の前に「油性シーラー」を塗装表面に塗ることをお勧めします。

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油性シーラーは劣化した塗料の補強ができますので、塗装の状態にもよりますが、壁紙の対応年数くらいは長持ちするはずです。

何度もシーラー処理するのが面倒な時は「プラゾールss」という壁紙用のボンドも有効です。

ちなみに、壁紙の「対応年数」や「張替えるまでの期間・寿命」を書いた記事がありますので、知りたい方は関連記事をご覧ください。

【壁紙・クロスの寿命】一般的に何年で張替える?壁紙の耐用年数

壁紙の寿命【壁紙・クロスの寿命】一般的に何年で張り替える?壁紙の耐用年数・壁紙 クロスはどのくらい長持ちするのか

油性シーラーで塗装表面を補強し、完全に乾燥した後に通常の「シーラー処理」をすれば水性塗料でも問題なく壁紙が貼れます。

親方

水性塗装の下地には「油性シーラー」がおすすめです。

とはいえ、油性シーラーの塗布分だけコストがかかります。

塗装の上に壁紙を貼る場合の下地問題

上記のような処理をすることで塗装の上にも壁紙が貼れます。

次に問題になるのが、壁紙の仕上がりです。

プラスターボードのような平滑な下地に塗装してある場合は、壁紙を上から貼っても凸凹なく真っすぐな状態が期待できます。

しかし、「コンクリート・モルタル」の上に塗装してある場合は、凹凸ができるかもしれません。

コンクリート面に壁紙を貼ると、少なからず波打って見える部分や、凹凸が気になる場所が出てきます。

パテ処理である程度は綺麗に出来ますが、定規を当ててみると完璧に真っすぐではない事が分かると思います。

真っすぐじゃないと嫌だという神経質な方は、シーラー処理ではなくプラスターボードなどで下地を作ることをおすすめします。

または、下地の凸凹が気にならない柄の入った壁紙などを使うと良いと思います。

まとめ

塗装の上に壁紙を貼る方法を記事にしました。

最終的な結論として、塗装の上にも壁紙は貼れるが、壁紙を貼れる下地に変える必要があるということになります。

最後にもう一度、下地の方法を挙げておきます。

  • プラスターボード・ベニヤ板・合板などを塗装面に上張りする
  • 油性塗料の上は壁紙用のボンド処理
  • 水性塗料の上はシーラー処理
  • 劣化した水性塗料の上は「油性シーラー」後に「水性シーラー」

このいづれかを試してください。

この記事は以上です。

その他の下地処理について知りたい方はこちらもどうぞ。

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