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カーテン専門家
カーテン業界歴15年。窓装飾プランナーのマドカです。
新築一戸建てのカーテンはどれくらい費用がかかるの?
こんなお悩みありませんか。
念願のマイホーム。
新築時は何かと出費がかさみますが、中でも気になるのがカーテンの価格ではないでしょうか。
「新築のカーテンにはどのくらい費用がかかるの?」
「どの程度予算をみればいい?」
など…。
また新築の場合はカーテンレールが設置されないことも多いため、選ぶ「窓装飾」もカーテンやロールスクリーンなど範囲が広くなり、さらに悩んでしまう人が少なくないようです。
そこで今回は、新築時のカーテンにかかる費用や選び方について、私の現場での実例を元に解説したいと思います。
※こちらの記事もお役立てください。
【即日は無理!】新築のカーテンを検討する(選ぶ)時期はいつ頃から? 【インテリアコーディネート】おしゃれな部屋になる!色の使い方新築一戸建てのカーテンにかかる費用(実例)
早速ですが、新築のカーテンにはどの程度の予算が必要なのでしょうか。
今回は、私のお客様(Aさん)の例を基にご紹介したいと思います。
Aさんの新築は戸建ての4LDKで、窓の数は合計11か所です。
窓の内訳
- 【リビング】掃き出し窓3ヵ所
- 【和室】掃き出し窓1ヵ所+腰窓1ヵ所
- 【寝室】掃き出し窓1ヵ所
- 【バルコニー窓】掃き出し窓2ヵ所
- 【子供部屋】腰窓2ヵ所
- 【浴室】小窓1ヵ所
実際に採用したスタイル ※( )内は窓数です。
- 【リビング】掃き出し窓(3)→ ロールスクリーンダブル
- 【和室】掃き出し窓(1)・腰窓(1)→ プリーツスクリーンダブル
- 【寝室】掃き出し窓(1)→ ロールスクリーンダブル
- 【バルコニー窓】掃き出し窓(2)→ ロールスクリーンダブル
- 【子供部屋】腰窓(2)→ ロールスクリーンシングル
- 【浴室】小窓(1)→ ブラインド
このケースではどれ位の費用がかかったのか、比較も含めて実際のお見積りを2パターン挙げてみます。
子供部屋の腰窓以外は全て、厚地と薄地(レース生地)のダブル仕様です。
※こちらの画像はロールスクリーンとプリーツスクリーンのイメージです。
出典:サンゲツ(左イメージ:ロールスクリーン 右イメージ:プリーツスクリーン)
当初、和室以外の掃き出し窓はダブルシェードも検討中でしたので、価格はロールスクリーンとシェードの2つで比較してみたいと思います。
※因みに、下記の「ダブル」というのは厚地(ドレープ生地)と薄地(レース生地)を2枚セットにしたスタイルで、「シングル」は厚地1枚の事です。
リビング
掃き出し窓:3ヵ所(厚地+レース)
《ダブルロールスクリーンの場合》@38,400円×3ヵ所=115,200円
《ダブルシェードの場合》@45,728円×3ヵ所=137,185円
和室
掃き出し窓:1ヵ所(厚地+レース)
《ダブルプリーツスクリーン》36,670円
腰窓:1ヵ所(厚地+レース)
《ダブルプリーツスクリーン》29,390円
寝室
掃き出し窓:1ヵ所(厚地+レース)
《ダブルロールスクリーンの場合》32,550円
《ダブルシェードの場合》39,740円
バルコニー窓
掃き出し窓:2ヵ所(厚地+レース)
《ダブルロールスクリーンの場合》@33,350円×2ヵ所=66,700円
《ダブルシェードの場合》@39,900円×2ヵ所=79,800円
子供部屋
腰窓:2ヵ所(厚地のみ)
《シングルロールスクリーン》@15,335円×2ヵ所=30,670円
浴室
浴窓:1ヵ所
《ブラインド》7,640円
●和室以外の掃き出し窓を全てダブルロールスクリーンにした場合の合計価格
→318,820円+取付費用+消費税(8%)=360,525円(税込)
●和室以外の掃き出し窓を全てダブルシェードにした場合の合計価格
→361,095円+取付費用+消費税(8%)=406,182円(税込)
Aさんのケースでは、ロールスクリーンを採用したので
御見積の合計価格は、4LDK(11ヶ所)で360,525円(税込)となりました。
選ぶ素材やスタイル、窓の大きさによってカーテンの価格は変わります
このように、ロールスクリーンとシェードでは価格も大きく差が開くことになります。
仮にAさんと同じ窓数で同じ商品を選んだとしても、サイズが違えば当然見積り価格も違ってきますね。
つまりオーダーの場合は、選ぶカーテンの素材やスタイル、そして窓の大きさで金額も変わることになるのです。
※左右に開閉するカーテンの場合は、ヒダの取り方(ヒダ倍率)でも価格が違います。
【カーテンのヒダについて】 1.5倍ヒダや2倍ヒダとは?【プロが解説します】新築一戸建てのカーテン費用・その他の実例
ここで、Aさん以外の3名の方の実例も簡単にまとめてみます。
※こちらも消費税率は8%の計算です。
Bさんの新築一戸建ての場合
- 【リビング】掃き出し窓1ヵ所 → ドレープ&レースカーテン
- 【リビング】高窓2ヵ所 → 電動ロールスクリーン
- 【和室】滑り出し窓1ヵ所 → プリーツスクリーンツインタイプ
- 【書斎】掃き出し窓2ヵ所 → ロールスクリーン
- 【寝室】掃き出し窓1ヵ所 → ドレープ&レースカーテン
- 【子供部屋】掃き出し窓2ヵ所 → ドレープ&レースカーテン
Bさんのケースでは、窓が9ヶ所で取付費用も含め合計531,564円(税込)になりました。
またBさんの場合は、高窓の電動ロールスクリーンの取付けに必要な足場を「大工工事の内部足場」でまかなえたことから、通常よりも約5万円ほど安くなったので非常に良かったと思います。
因みに、リビング高窓の電動ロールスクリーンのサイズは、W2030mm✖H2520mmと、W2560mm✖H2520mm。
カーテンのサイズは、横幅7460mm(両開き)で高さは2520mmです。
このようにかなり大きくて広い窓です。
Cさんの新築一戸建ての場合
- 【リビング】掃き出し窓1ヵ所 → ドレープ&レースカーテン
- 【ダイニング】掃き出し窓1ヵ所 → ドレープ&レースカーテン
- 【和室】滑り出し窓1ヵ所 → プリーツスクリーン(ダブル)
- 【和室】地窓1ヵ所→プリーツスクリーン(シングル)
- 【寝室】腰高窓1ヵ所 → ロールスクリーン(シングル)
- 【寝室】スリット窓1ヵ所 → ロールスクリーン(シングル)
- 【キッチン】スリット窓1ヵ所 → ロールスクリーン(シングル)
- 【子供部屋】掃き出し窓2ヵ所 → カーテンレールのみ(ダブル2セット)
Cさんのケースでは、窓が7ヶ所でカーテンレールのみが2ヵ所となり、取付費用も含めて合計247110円(税込)になりました。
Cさんはまだお子様がいないこともあり、ほとんど使わない2階の洋室にはカーテンレールのみを設置して、当分のあいだは手持ちのカーテンを使うという計画になっています。
Dさんの新築一戸建ての場合
- 【リビング】掃き出し窓2ヵ所 → ドレープ&レースカーテン
- 【リビング】縦長FIX窓2ヵ所 → プリーツスクリーン(ダブル)
- 【和室】掃き出し窓1ヵ所 → プリーツスクリーン(ダブル)
- 【子供部屋A】腰高窓2ヵ所 → レースカーテン+Wレール
- 【子供部屋B】腰高窓1&滑り出し窓1ヵ所 → レースカーテン+Wレール
Dさんのケースでは、窓が9ヶ所で取付費用も含め合計368,517円(税込)になりました。
子供部屋の4ヵ所は、カーテンレールとレースカーテンのみです。
厚地のドレープカーテンは、お子様の好みがはっきりしてきたら選ばせるという計画になっています。
※新築時のカーテンレールを選ぶときの注意点はこちらの記事をどうぞ。
【新築一戸建てのカーテンレール】選ぶときに失敗しないための注意点!新築に必要なカーテンの予算はどれくらい?
では新しいマイホームを計画するとき、カーテンにかける予算はどの程度みておけば良いのでしょうか。
一般的に「新築一戸建」のカーテンにかかる費用を平均すると、窓が11ヶ所のケースでは約25~50万前後というのが相場です。
とはいえ電動タイプのロールスクリーンやブラインド、また輸入カーテンや高級生地になると、窓が11か所でも100万円を超えることは決して珍しくありません。
繰り返しになりますが、窓の大きさや選ぶ素材、カーテンのスタイルによって価格にも差が生じるというわけです。
そのため、新築時に30万前後の見積もりが届いて驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、オーダーでは妥当な価格といえます。
「カーテンはこんなに費用がかかるの?」と思った方は、もしかすると大型量販店や通販でも購入できる、手頃な既製カーテンがイメージにあるのかもしれないですね。
とくに新築でオーダーカーテンを取り揃える際には、家具にお金がかかるように、カーテンにも予算が必要なことを知っておきましょう。
新築一戸建てのカーテン費用は30万~50万前後を目安に
このように、オーダーカーテンは選ぶ商品や素材によって、たとえ窓の数が少なくても割高になることがあります。
ただカーテンの費用を予算内に抑える方法もあって、スタイルを見直したり素材を変えるなど専門家に相談すればきちんと考えてくれます。
といっても、カーテンは消耗品ではないので一度購入したら長く使いますよね。
そのため安さばかりを重視して、せっかくの新築がみすぼらしくなっては台無しですし、あとから後悔するのは勿体ないです。
また、新築時は家具や電化製品など準備するものが多いので、カーテンはつい後回しになるのではないでしょうか。
当初の予想よりも見積価格が安ければ他のところに回せますので、資金不足にならないためにも「30~50万前後」はカーテンの予算をみていた方が良いでしょう。
リビングのカーテンにかかる費用はどれくらい?コストを安く抑える方法窓装飾プランナーのマドカです
新築のカーテン費用は想像以上にかかってしまうので、お金をかける場所と安く済ませる場所を考えながらコストを調整するのがおすすめです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
なにかもが真新しいマイホーム。
数あるオーダーカーテンの種類の中から、機能的にも装飾的にも新築にふさわしいスタイルを選びたいものですね。
オーダーカーテンは、既製品とは比べ物にならない「品質の良さ」や「丁寧な縫製」そして「便利な機能」などが魅力です。
カーテンのスタイルひとつでお部屋のイメージはがらりと変わりますし、また居心地さえも左右してしまいます。
家族全員が笑顔になれるような新しい家の窓装飾。
「予算が足りない…」という事態にならないためにも、新築のカーテンにかける費用は予め捻出しておきましょう。
※新築のカーテンをご検討中の方はこちらの記事もお役立てください。
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