眩しい朝の日差しや、強い西日にお悩みではありませんか?
特に真夏の太陽光が降りそそぐ時間帯は、ドレープカーテンも開けられないほど日射しが強烈ですよね。
新居の悩み。1DKで窓が壁いっぱいの全面ガラス。日差しの強さが半端なくて、カーテン開けられない。
こら、熱中症になるよ! pic.twitter.com/V3kKJDMKlm— Miyuki@ニート中 (@scottish_family) 2018年10月21日
このようなツイートもあります。
この記事では、カーテンでできる「眩しい光を防ぐ方法」についてお伝えします。
※カーテンの上・下・横・中央からの光漏れについてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンの隙間】上から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】
【カーテンの隙間】下から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】
【カーテンの隙間】横から眩しい光が漏れるときの対処法【プロが伝授】
【カーテンの隙間】中央(真ん中)の光漏れを防ぐには?【プロが伝授】
カーテンで眩しい光を防ぐには?
一般的な薄地のカーテンでは、太陽の光をしっかりと遮ることはできません。
そのため強い日差しを防ぐには、遮光カーテンがおすすめです。
日中部屋の中が暗いのは苦手…という方もいらっしゃると思いますが、光を遮るには遮光カーテンが有効な手段だと思います。
遮光カーテンは薄手のドレープカーテン(非遮光カーテン)にくらべて生地が厚く、また生地に黒糸が織り混ぜられているため、遮光機能が高くなっています。
但し「遮光3級カーテン」は遮光としての効果が低いですから、「遮光2級カーテン」または「遮光1級カーテン」を選ぶようにしましょう。
最も遮光機能が高い「遮光1級カーテン」は、窓からの日射しをしっかりとシャットアウトして光へのストレスも軽減されます。
カーテンの色は、どちらかというと「白やベージュよりも茶系や黒っぽい色」の方がより効果的です。
また、遮光カーテンを選んでも窓の大きさよりカーテンが短かい、サイズが合っていない、或いはカーテンの取り付け方などが原因で光漏れが生じる事もありますので注意が必要です。
※遮光等級の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
【遮光カーテン】1級・2級・3級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方【プロが解説します】太陽光が及ぼす影響
太陽光の強い日射しは、室内にも悪影響を及ぼします。
- 室内の温度上昇
- 窓際の床材(フローリング等)の色褪せ
- 家具や畳の日焼け(劣化を早める)
- 紫外線によるお肌のダメージ
朝方の日差しもそうですが、特に「西日」に悩まされる方は意外に多いもので、冒頭のツイートのように日差しのまぶしさでカーテンが開けられないケースも多々あります。
強い日射しは想像以上にストレスになりますし、窓ぎわの「床や畳」の色褪せや、お気に入りの家具が日焼けすると悲しい気持ちになりますよね。
最近では、「カーテンのいらない家」というコンセプトで造られる家も増えていますが、家の中で過ごすときでも紫外線はお肌の大敵。
太陽の光を浴びることはとても大切ですが、眩しすぎる日射しは室内にいてもお肌に強いダメージを与えます。
特に真夏の強い日射しは強烈ですから、快適に過ごすためにも「1級遮光カーテン」で眩しい光をシャットアウトしましょう。
【ミラーレースカーテン】道路沿いの家や物件の目隠し対策日中は遮熱レースカーテンが効果的
太陽の光が降りそそぐ昼の間は、普通のレースカーテンではなく「遮熱レースカーテン」が効果的です。
【夏の日射し対策におすすめ!】遮熱レースカーテンの効果と選び方カーテン+ブラインドで朝日や西日対策も
強い陽射しが差し込む部屋には、「横型のブラインド」で直射日光を防ぐのもおすすめです。
ブラインドは「スラット(羽根)の角度を変える」ことで光をコントロールできますので、遮光にも向いています。
カーテンの場合、日差しを防いでる間は閉じたままの状態ですが、ブラインドならスラット(羽根)の向きを自由に変えられますので、日射しを微調整することができます。
つまりブラインドの場合は、日差しを遮りつつ明るさも確保できるというわけですね。
但し、ブラインドはスラット(羽根)の隙間やコード穴からわずかに光が漏れる可能性もありますので、カーテンとブラインドを併用すると効果も高まります。
新しいブラインドの設置完了。
白と迷ったけど、床がフローリングだからナチュラルにした。
ブラインド+遮光カーテンという異様な組み合わせ(笑)
あと窓に貼ってる遮光フィルムを張り替えて、日光対策終了。
日光アレルギー面倒(´-ω-`) pic.twitter.com/oXniy2xRWe— 乃愛 (@noa_novel) 2016年3月15日
手軽にできる遮光(遮熱)対策
手軽にできる光対策として「遮光フィルム」があります。
遮光フィルムは、窓にピタッと貼るだけで窓の熱を吸収できる優れもの。
窓からの光をフィルムが和らげ、光りが室内に届くまでのクッションの役割をしてくれます。
窓全体に遮光フィルムと断熱遮光カーテンを設置したので今年は強いかも! pic.twitter.com/qxcruRQHXy
— ちりぬこ (@karuta3112) 2018年7月15日
@manul617 まだその方法を見つけてないんです(-。-;
これほどまでの、昼夜逆転は初めてで。
遮光カーテンしたいんですけど、絶対にミミがよじ登るからしてなくて(^_^;)
遮光フィルムを貼ろうかと。— マスター樋口 (@h91k_master) 2016年4月20日
前で述べたブラインドと同じように、「遮光フィルム」と「カーテン」と併用すれば、日差し対策はもちろん、室内の温度上昇も軽減することができます。
遮光フィルムは、窓に1枚貼るだけで断熱効果もあるので、手軽にできる方法といえます。
まとめ
今回は、眩しい日差し(朝日や西日)を防ぐ方法についてお伝えしました。
最後にまとめると
カーテンで眩しい日差しを防ぐ方法
→ 遮光カーテン(1級・または2級)
カーテン+ブラインドという考え方
→ カーテン+横型のブラインド
手軽にできる遮光(遮熱)対策
→ カーテン+遮光フィルム
ブラインドと遮光フィルムは、カーテンと併用することでさらに効果が高まる
このようになります。
窓からの強い日差しは、部屋の中で過ごすときのストレスになってしまいますよね。
室内の環境に合った窓の対策をすることで、眩しさを軽減して快適に過ごしましょう。
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