クロス職人の親方ブログ

【夏の日射し対策におすすめ!】遮熱レースカーテンの効果と選び方

遮熱レースカーテン

窓装飾プランナーのマドカです

今回は、遮熱レースカーテンの効果はどうなの?という方におすすめの内容です。

厳しい真夏の暑さ対策に、遮熱カーテンが気になるという方も多いのではないでしょうか。

近年では、なんと気温が40℃を超えてしまう地域もあり夏の暑さは厳しくなる一方ですが、体のケアと同じくらいお部屋の環境を守る必要がありますね。

窓から差し込む強い日射しは約75%前後といわれ、室内の温度を一気に上昇させてしまいます。

そのため、家具や床の色褪せだったり、最近多くみられる室内で熱中症になるというケースも。

またお部屋の中とはいえ、真夏の太陽光は気付かないうちに「肌が日焼けする原因」にもなりますので室内の遮熱対策は侮れません。

そこで本記事では、夏の強烈な日射しからお部屋を守る遮熱レースカーテンの効果と選び方ついて解説したいと思います。

遮熱レースカーテンとは?

遮熱レースカーテン ls61451

まず「遮熱レースカーテン」とはどのようなものでしょうか?

ひと言でいうと、熱を遮る機能に優れたレースカーテンのことです。

遮熱機能は「一般社団法人日本インテリア協会」で制定された、遮熱レースの基準に適合するシアーカーテンに認められているものです。

◆判定基準は次の通り。

  • 遮熱率⇒25%以上
  • 採光率⇒0.6%以上(遮光率⇒99.4%未満)

数字では少し分かりにくいですよね。

要は「カーテンの遮熱糸が日射を乱反射させる」ことでカーテンを通過する赤外線を減らし、室内の温度上昇を抑える効果のあるレースカーテンというわけです。

遮熱レースカーテンの効果

遮熱レースカーテン ls61465

では、遮熱レースカーテンにはどれくらいの効果があるのでしょうか。

遮熱レースカーテンには、熱を遮る「特殊なポリエステル繊維」が使用されています。

この特殊繊維によって、一般的なレースカーテンと比較した場合「節電対策」としての効果が期待できます。

下の画像は、サーモグラフィーによるその実験結果です。

遮熱レースの実験 サーモグラフィ引用元:リリカラ

左の画像から順番に、

●レースカーテンを吊り下げていない状態

●一般的なレースカーテンを吊り下げた状態

●遮熱レースカーテンを吊り下げた状態

となっています。

こうした結果から一般的なレースカーテンと比較しても、遮熱レースの方がはるかに室内の温度上昇を防ぐことがわかりますね。

実際に私自身が色々な現場でレースカーテンを取りつける際にも、普通のレースカーテンより遮熱レースの日射しを遮る効果はワンランク高いと感じます。

とはいえ、このギラギラと照りつける真夏の太陽熱を防ぐには、やはり遮熱レースカーテン1枚では限界があるというのも事実。

そのため

「部屋の中が暑すぎる」

「エアコンが効かない」など。

このような室内環境であれば、遮熱レースと併せて「厚地の遮熱ドレープカーテン」や「遮光カーテン」と二重吊りにすることでさらに遮熱効果が高まるでしょう。

※遮光カーテンの等級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方についてはこちらの記事も参考にしてください。

完全遮光1級カーテン【遮光カーテン】1級・2級・3級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方

遮熱レース生地の透け感

このように遮熱機能が高いと、「生地の透け具合が気になる」という方も多いのではないでしょうか。

遮熱レースカーテンは、前で述べたように「特殊な糸」をつかっているため、普通のレースカーテンに比べると生地に厚みがあります。

中にはシアーレースのような比較的薄手の素材もありますが、遮熱レースの約8割は太い糸が使われています。

そのため遮熱レースカーテンのデメリットという点では、「室内が暗めになったり」「部屋の中から外の景色がみえにくくなる」可能性も。

生地の透け具合が気になる場合は、実際に生地サンプルを取り寄せて窓にかざしてみたり、お店の専門家に相談してみると良いでしょう。

また国内メーカーの商品であれば、全国各地のショールームで大きな吊りサンプルを確認することもできますので、時間があったり足を運べるという方は事前にチェックしておくのがおすすめです。

※こちらの遮熱レースもおすすめです。

遮熱レースカーテンの選び方

次に選び方ですが、

遮熱レースカーテンを選ぶ際には

  • 部屋の中の明るさ」を重視する。
  • 遮熱の機能性」を重視する。

このどちらを優先したいのかという点が大きなポイントになります。

ひと口に遮熱レースといっても、前述のように薄手のものから厚手のものまで様々な種類があるんですよね。

なのでどのような素材を選ぶのかは、長く使う上でも結構重要になります。

遮熱レースカーテンの選び方としては、

部屋の明るさを確保したい場所 → 薄手素材の「遮熱レースカーテン」がおすすめ

日射しを遮ることが目的の場所 → 厚手素材の「遮熱レースカーテン」がおすすめ

このような感じです。

日射しの入り方は、窓の方角近くの建物等によっても大きく変わります。

そのため、同じ素材でも環境の違いによって「透け具合」や「室内からのみえ方」に違いが出てしまうことは否めませんが、強い日射しを防ぐ場合は、遮熱レースカーテンを選ぶのと同時に、カーテンの上下左右からの隙間をなくす工夫も必要です。

カーテンの光漏れを防ぐ対処法【カーテンの隙間】上から眩しい光が漏れるときの対処法 カーテン下からの光漏れ【カーテンの隙間】下から眩しい光が漏れるときの対処法 カーテンの隙間 横から漏れる光【カーテンの隙間】横から眩しい光が漏れるときの対処法

遮熱レースにはUVカット効果がある商品も

また遮熱レースカーテンの中には、糸に紫外線を吸収するUVカット機能がついているものもあります。

室内の日焼けやお肌への影響が気になる方は、遮熱機能プラスUVカットにも注目することをお勧めします。

遮熱レースがお勧めな空間は?

様々な環境の中でも、特に「遮熱レースカーテン」がおすすめなのは次のような空間です。

  • 西向きで日射しが強い部屋
  • 窓まわりの家具や床の日焼けが気になる部屋
  • 西向きの部屋
  • 外の眺めが気にならない部屋(室内から外の景色がみえにくくなる可能性あり)
  • 多少室内が暗くなっても気にならない部屋

たとえば普段からエアコンが効かなかったり、色んな暑さ対策をしても軽減されないときには、このようにカーテンを見直すのも解決策のひとつになるはずです。

※西向きの日射し対策には、こちらの記事もお役立てください。

西向きの部屋 西日【西向きの部屋におすすめ】遮熱カーテンで真夏の紫外線と西日対策

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、夏の日射し対策におすすめの「遮熱レースカーテン」についてお伝えしました。

もちろん遮熱レースカーテンのみで部屋の中が涼しくなるわけではありませんが、機能性のない一般的なレースカーテンよりもはるかに効果的なのは言うまでもありません。

年々厳しくなる夏の暑さ対策として、遮熱レースカーテンもぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

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