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【縦型バーチカルブラインドの特徴とは?】メリット・デメリットも解説します

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

窓装飾プランナーのマドカです

この記事では、縦型(バーチカル)ブラインドについて解説します。

窓を飾るウィンドウトリートメントの中でも、ひときわスタイリッシュな「縦型ブラインド」。

以前は、オフィスや商業施設などでよく使われていましたが、今では一般住宅でも幅広く使われるようになり、その認知度も高まっています。

「縦型ブラインド」や「バーチカルブラインド」というのは正式名称ですが、国内メーカーではそれぞれに縦型ブラインドの呼び名があります。

たとえば、

メーカー名カタログ名
ニチベイアルペジオ
TOSOバーチカルブラインド
タチカワブラインドラインドレープ

このように「バーチカルブラインド」のほか、ニチベイでは「アルペジオ」、タチカワでは「ラインドレープ」ともいいます。

もしメーカーの公式サイトで縦型ブラインドを探すときには、このカタログ名を参考にしてください。

縦型ブラインドは、メーカー毎に「仕様やオプション」などの細かな違いはありますが、基本的な使い方は同じです。

ただ、横型のブラインドと比較すると使い方や特徴が大きく違ってきます

そこで本記事では、タチカワの「縦型ブラインド」を例に、その特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

この記事の内容は、

  • 縦型ブラインドの特徴
  • 縦型ブラインドの素材や形
  • 縦型ブラインドの操作方法
  • 縦型ブラインドのメリット・デメリット
  • 縦型ブラインドのお手入れは?
  • まとめ

このような流れです。

縦型ブラインドの特徴

バーチカルブラインド

ルーバー(羽根)が独立している

縦型ブラインドは、細長いルーバー(羽根)が専用レールに1枚ずつ吊り下げられているブラインドです。

1枚1枚と羽根が独立しているため、汚れた部分だけを取り外して水洗いすることもできます。

左右に開閉する

また横型のブラインドが「上下に開閉する」のに対して、縦型ブラインドはカーテンのように左右に開閉させるのが特徴です。

そのため、出入りの多い掃き出し窓でも、比較的に使いやすいです。

ルーバー(羽根)の巾が選べる

縦型ブラインドは、窓の大きさや好みでルーバーの巾が選べるようになっています。

但し、メーカーそれぞれでサイズが決まっています。

※各メーカーのルーバー巾は、次の通りです。

メーカー名選べるルーバーの巾
ニチベイ75mm・100mm
TOSO80mm・100mm
タチカワブラインド80mm・100mm(木製89mm)

たとえば「同じ横幅の窓」で考える場合、75mmや80mmのルーバーは100mmのルーバーよりも小さくて枚数が多くなるので価格が割高になります。

補足

因みに、縦型ブラインドの羽根のことを、ニチベイとTOSOではルーバー。タチカワではスラットと呼びます。

ドレープ生地とレース生地を使い分けることができる

また、縦型ブラインドは「窓の大きさや用途」に合わせたバリエーションがありますので、カーテンのように厚手の生地薄手の生地が選べます。

タチカワの縦型ブラインドには、次の3つのスタイルが用意されています。

シングルタイプ

縦型(バーチカル)ブラインド シングルタイプ

シングルタイプは、「厚地ドレープ」または「薄地レース」のどちらか一方の生地を選んで製作します。

ルーバーを垂直にすると室内が丸見えになるので、外の視線が気にならない場所や、窓を開放的につかいたい人向けのスタイルです。

アンサンブル

縦型(バーチカル)ブラインド アンサンブル

アンサンブルは、厚地ドレープと薄地レースを交互に配置して、羽根を回転させることで自由に切り替えができるスタイルです。

お部屋の環境に応じて光をコントロールできます。

縦型ブラインドのアンサンブル

また、ドレープとレースを交互に配置することでプライバシーを確保できるという安心感もあるので、外からの視線を気にしなくてすみます。

ツーウェイ

縦型(バーチカル)ブラインドのツーウェイ仕様

ツーウェイは、1台にドレープとレースを1つにつなげて、カーテン感覚で自由に切り替えることのできるスタイルです。

先ほどのアンサンブルは、厚地と薄地が「交互に配置」されていますが、ツーウェイは厚地と薄地が左右に分かれてつながっています。

バーチカルブラインドのツーウェイ仕様

そのため、カーテンのような感覚でドレープとレースを使い分けることができます。

こちらも「アンサンブル」と同様に、プライバシー機能が必要な方にお勧めのスタイルです。

補足

ツーウェイ仕様はタチカワだけの商品ですが、シングルタイプアンサンブル仕様(レース付き)は、ニチベイやTOSOの縦型ブラインドにも共通しています。

光漏れを軽減するワイドスラット

バーチカルブラインドは縦軸を中心に回転するので、ルーバーの角度調整で光をコントロールしながらプライバシーを守ります。

けどその一方で、ルーバーを閉じたときの重なりが浅くなり、直射日光が当たる場所ではうっすらと光が差し込む可能性もあります。

それを解消するのがワイドスラットです。

縦型(バーチカル)ブラインドのワイドスラット

こちらが、羽根の重なりを深くした光漏れの少ないワイドスラットタイプです。(※ワイドスラットはオプション)

縦型(バーチカル)ブラインドのワイドスラット

一般的な縦型ブラインドは、羽根を少しだけ斜めにしたときでも画像右側のような状態ですが、ワイドスラットは羽根の重なりを2cm大きくすることで、画像左のように斜めの状態でも光漏れを少なくすることができます。(シングルタイプの場合)

特に寝室などの陽ざしが気になる場所には「ワイドスラット」が役立つうえ、さらに遮光タイプの生地を選ぶことで効果もUPします。

このように、縦型ブラインドで光漏れを防止する際には「オプションを利用する」ことも上手な選び方のひとつと言えます。

他のアイテムと色柄を統一できる

窓装飾を選ぶとき、同じ部屋の窓でも「色や柄は統一して形を変えたい」と思った事はありませんか。

縦型ブラインドは、同じ素材でカーテンやシェード、ロールスクリーンが作れます。

そのため同じ色柄でも、

掃き出し窓には「縦型ブラインド」

腰窓には「ロールスクリーン

というコーディネートができるので、スタイルの変化を楽しむ事ができます。

ルーバーの色を変えてコーディネートが楽しめる

縦型(バーチカル)ブラインドのカラーコーディネート

さらに、縦型ブラインドにはオリジナルの楽しみ方があります。

それは同じ素材の中から、好きな色のルーバーを組み合わせてグラデーションがつくれるということ。

たとえば「交互に色を変えたり」「両端の数枚だけ色違い」にしたり、または大胆に「片側半分を別の色にする」という個性的な演出も可能です。

縦型ブラインドの素材や形

縦型ブラインドには、ポリエステルの柔らかい素材アルミ製のもの、木製タイプガラス繊維をコーティングしたものなど種類が豊富です。

またカラーバリエーションはもちろん、さまざまな素材から選べるのも特徴になっています。

大半の生地には、ほつれ止めや形状安定のために樹脂加工がされているので、お洗濯ができるものについては、水洗いで生地がぐちゃぐちゃになってしまうことはありません。

また、縦型ブラインドの形は「直線的なもの」が一般的ですが、ウェーブのように「波型に変形させたもの」や、羽根にレーザーカットのデザインを入れられる商品もあります。

縦型ブラインドの操作方法

バーチカルブラインドの操作方法には、主にバトン式コード式ワンチェーン式があります。※下記はタチカワの仕様です。

バトン式

縦型(バーチカル)ブラインドの操作方法 バトン式

バトン式は、スラットの角度調整とブラインドの開閉をバトン1本で行います。

バトン式のメリットは、バトンが高い位置にあることで、小さな子供が誤ってコードに絡むという心配がないことです。

コード式

縦型(バーチカル)ブラインドの操作方法 コード式

コード式は、スラットの角度調整はポール(棒)で、ブラインドの開閉はコード(ひも)で行います。

コードには、メーカー各社でセーフティ機能が搭載されています。

窓装飾プランナーのマドカです

セーフティ機能とは、万が一お子様がコードに引っかかっても、すぐに紐が外れる仕組みです。

ワンチェーン式

縦型(バーチカル)ブラインドの操作方法 ワンチェーン式

ワンチェーン式は、スラットの角度調整とブラインドの開閉を、1本の操作チェーンで行います。

ワンチェーンにも、各メーカーでセーフティ機能が搭載されています。

縦型ブラインドの

縦型ブラインドのメリット・デメリット

では、縦型ブラインドのメリットとデメリットをみてみましょう。

メリット

メリットには次の点が挙げられます。

  • 空間がスタイリッシュにみえる(モダンな印象)
  • 操作が軽い(開閉がスムーズ)
  • 生地を1枚ずつ洗える(汚れた部分だけメンテナンスが可能)
  • 光と視線をコントロールできる

空間がスタイリッシュにみえる(モダンな印象)

横型のブラインドとは違って、縦型のブラインドは高さが強調される点と細長い羽根のおかげで、ひときわスタイリッシュにみえます。

操作が軽い(開閉がスムーズ)

縦型ブラインドは、見た目に反して操作がスムーズです。

羽根が軽いのでササっと開きます。

生地を1枚ずつ洗える(汚れた部分だけメンテナンスが可能)

ブラインドなのに、生地が1枚ずつでも洗えるということ。

そのため、汚した部分だけを洗ったり「新しい生地や別の生地」に取り替えることも可能です。

これは、縦型ブラインドならではのメリットといえます。

※縦型バーチカルブラインドのお洗濯方法についてはこちらの記事をどうぞ。

バーチカルブラインドの洗濯方法【バーチカルブラインドの洗濯】自宅での洗い方(お手入れ)について

光りと視線をコントロールできる

ブラインドに共通しているのは、横型でも縦型でも日射しや視線のコントロールですが、大きく違うのは「視線の遮り方」です。

横型のブラインドが「上下からの視線を調整できる」のに対して、縦型のブラインドは左右(または斜め方向)からの視線を遮れるのがメリットといえます。

デメリット

次に、デメリットをみてみましょう。

  • 価格が高め
  • 風にあおられるとパタパタと音がする
  • 幼い子供やペットの遊び道具になる可能性あり

価格が高め

縦型ブラインドは、カーテンやそれ以外の商品にくらべると価格が割高になります。

風にあおられるとパタパタと音がする

羽根が独立している縦型ブラインドは、風にあおられるとパタパタと音がするので耳障りになる可能性があります。

とくに、頻繁に開け閉めする窓には向いていないでしょう。

幼い子供やペットの遊び道具になる可能性あり

1枚ずつ並んでいる細長い羽根は、小さなお子様やペットの遊び道具になる可能性があります。

縦型ブラインドはやっぱりオシャレ!

大なり小なり、どんな商品にもメリットやデメリットはつきものですよね。

ただデメリットを中心に考えたとき、縦型ブラインドは幼少期のお子さまを抱えるご家庭には、あまり向いていないかもしれません。

けどホコリが溜まりにくいことや、生地もコンパクトで洗いやすいので、意外にもお手入れとしては簡単なのです。

それに何といっても、縦型ブラインドは「お部屋をすっきりみせる効果」と「カッコ良い演出」ができるので、モダンテイストを目指す方におすすめです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、縦型ブラインドの特徴と「メリット・デメリット」についてお伝えしました。

縦型ブラインドは、スタイリッシュな空間にぴったりのウィンドウトリートメントです。

最近では、素材やデザインなども種類が増えていますので、お部屋のテイストに合わせて選ぶのも楽しいと思います。

カーテンよりも窓をすっきりまとめたい時には、縦型ブラインドにもぜひ注目してみて下さい。

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