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窓装飾プランナーのマドカです
今回は、縦型バーチカルブラインドのお洗濯についてお伝えします。
「バーチカルブラインドって洗えるの?」
カーテンの打ち合わせの際に、会話の中でこんなご質問をいただく事があります。
確かにブラインドという名前から、アルミ製や木製タイプと同様に「洗えない」イメージを持つ方は多いかもしれませんね。
実はバーチカルブラインドの主な素材は、柔らかい布製のファブリック(ポリエステル)が中心で、自宅の洗濯機でも簡単に洗うことができるんです。
また、バーチカルブラインドのルーバー(羽根)は1枚ずつ取り外せるので、汚れた箇所のルーバーだけ洗うなんて事も可能ですよ。
今回は「バーチカルブラインドのお洗濯」について、その手順や注意点をご紹介しますので、お手入れに迷った時の参考にしてください。
バーチカルブラインドはどれも洗えるの?
最初にバーチカルブラインドは自宅でも洗えるとお伝えしましたが、全ての生地が「お洗濯OK」というわけではありません。
たとえポリエステル素材でも、「特殊な加工」や「コーティング加工」が施されているものは洗えないので、事前に確認することが大切です。
もし汚れが気になったら、まずはルーバーに縫い付けられた洗濯ラベル(絵表示のマーク)をチェックしましょう。
自宅でも洗えるものには、「水洗い可能」な洗濯絵表示がついています。(※下記参照)
窓装飾プランナーのマドカです
因みに、グラスファイバーやアルミ製のバーチカルブラインドは洗えないので、ハンディモップ等でほこりを払い落とすのがおすすめですが、汚れてしまったら、中性洗剤を薄めたものを布に含ませてから軽く拭き取るようにしてください。
ルーバーの洗濯絵表示を確認する
ルーバーには、画像のようにラベル(取扱絵表示)が縫いつけられています。
主に次のようなマークですね。
この図の中で、左端の「桶のマーク」が表示されていれば、自宅でもバーチカルブラインドを洗うことができます。
但し、大事なポイントはこの絵柄が示す内容で、これには「30℃以下の水温で非常に弱い洗濯処理」という意味が込められています。
つまり「洗濯機で洗っても大丈夫だけど、30℃以下の水かぬるま湯で優しく洗ってください」という表示になります。
窓装飾プランナーのマドカです
カーテンやバーチカルブラインドのお洗濯は、できるだけ常温の水で洗うようにしましょう。
ルーバーの洗濯ラベルはどこに付いてる?
また、この洗濯ラベルはバーチカルブラインドのルーバー(羽根)「全ての枚数」に付いている訳ではありません。
縦型ブラインド1台分に対し1枚のルーバーのみに付けられてますので、ブラインドの台数が多くてラベル探しに手間がかかりそうな時は、まず左右の1番端のルーバーを確認してみましょう。
バーチカルブラインドの施工を専門店に依頼されていたら、分かりやすいように一番端にラベル付きのルーバーが設置されているはずです。
私自身がそのようにしているため勝手な推測ですが..。
もし端っこに見当たらない場合は、ちょっと面倒ですがルーバーを1枚ずつチェックしてくださいね^^;
バーチカルブラインドの洗濯可能絵表示
また、バーチカルブラインドの製造メーカーによって洗濯ラベルの表示方法が異なる可能性もありますので、必ず洗濯絵表示に従ってお手入れするようにしましょう。
こちらは、国内大手メーカー「ニチベイ」「立川ブラインド」「TOSO」の縦型ブラインドのカタログに記される洗濯可能な絵表示マークです。
メーカーのカタログからバーチカルブラインドをお選びの際は、この水色のマークが付いていれば自宅でも洗うことができます。
そしてこちらが、先に説明済みのルーバーに縫付けられる、洗濯可能な絵表示のマークです。
ウォッシャブルマーク!その他の記号の意味
その他の記号にもそれぞれ意味がありますので、こちらを参考にしてください。
洗濯時の液温は30℃を限度とし、非常に弱い洗濯処理で洗濯する。 | |
漂白処理はできない。 | |
洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。 | |
日陰での吊り干し乾燥がよい。 | |
アイロンは150℃を限度とし、中程度の温度で仕上げる。 | |
ドライクリーニングはできない。 | |
ウェットクリーニングはできない。 |
窓装飾プランナーのマドカです
カタログでみる時は、水色の「ウォッシャブルマーク」。お手持ちのバーチカルブラインドが洗えるのか確認する時は、ルーバーの裏側にある「洗濯桶のラベル」をチェックしましょう。
バーチカルブラインドの洗濯方法
では、洗い方の手順をみていきます。
手順1.ルーバーをランナーフックから取りはずす
まず初めに、バーチカルブラインドのルーバー(羽根)を、レールのランナーフックから取り外します。
裾にスペーサーコード(細長いひも)が付いている場合は、先にスペーサーコードを取り外してからルーバーを1枚ずつ外して下さい。
※スペーサーコードが分からない方はこちらの記事をどうぞ。
【施工事例】ニチベイのバーチカルブラインドの取付け「DIY向け」手順2.バランスウェイトを抜き取る
次に、ルーバーの裾に入っている四角い「バランスウェイト」を抜き取ります。
手順3.ルーバーを束ねてひもを通す
ルーバーを束ねて上部にひもを通します。
このときルーバーを多くまとめ過ぎると、お洗濯時に汚れが落ちにくくなりますので、5枚くらいを1つの束にしてください。
窓装飾プランナーのマドカです
ルーバーは1枚ずつでも洗えますので、汚れた部分だけを取り外して洗ってもOKです。
手順4.ひもを結ぶ
束ねたルーバーのひもを結びます。
手順5.束ねたルーバーを巻く
ひもで結んだ部分を中心にして、ルーバーをくるっと巻きます。
20~30分くらい浸け置きにする
軽く輪ゴムなどで纏め、この状態のまま「洗剤を入れたバケツ」や「洗い桶」に、しばらく20分~30分ほど浸しておきます。
洗面台に水を溜めて、そのまま浸け置きにするのも良いでしょう。
このひと手間で一段と汚れが落ちやすくなります。
手順6.洗濯ネットに入れる
30分ほど洗剤に浸したあとは目の細かい洗濯ネットに入れて、巻きがくずれないようにしっかりとゴムバンドで縛ります。
窓装飾プランナーのマドカです
洗濯ネットは目の粗いものより、できるだけ細かいものが良いですよ。
手順7.洗濯機の弱モードで洗う
最後に洗濯機に入れて、「手洗いモード」または「弱水流」で洗いましょう。
脱水は長くし過ぎると、生地のほつれやシワ・傷みの原因になりますので、30秒くらいを目安に短時間で行ってください。
脱水が終わったら、いつものようにレールに吊り下げて乾かせばOKです。
この時点ではまだ半渇きの状態で、もしかすると水滴が垂れるかもしれませんので、下にタオルや布を敷いておくと良いです。
どんな洗剤を使えばいいの?
また洗う時には、どんな洗剤が良いか気なりますよね。
バーチカルブラインドのお洗濯には、普通の洗剤でも構いませんが、カーテンも洗える「オキシクリーン(洗濯用の漂白剤)」がおすすめですよ。
漂白剤なので「色落ちしないの?」と心配になりますが、オキシクリーンは染料を脱色しにくいので色柄もののお洗濯にもつかえます。
ただバーチカルブラインドの場合は、そんなに汚れが酷くなければ浸け置き洗いでも十分きれいになるでしょう。
※オキシクリーンは大手通販サイトでも色んなタイプが選べます。
バーチカルブラインドを洗う時の注意点
このようにお洗濯ができるとはいえ、バーチカルブラインドを洗う前には注意点もあります。
生地を綺麗な状態で長く保つためにも、下記のことを必ず守りましょう。
●必ずウォッシャブル(水洗い)マークを確認する
●ルーバーを取り外すときにはそっと優しく扱う(激しく扱うと根元のランナーフックが折れる可能性あり)
●ブラシなどでゴシゴシ洗わない(生地がほつれる可能性あり)
●他の洗濯物と一緒に洗わない
●乾燥機は使用しない
窓装飾プランナーのマドカです
ルーバーを取り外しする際には、優しく扱いましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は「バーチカルブラインドの洗濯方法」についてお伝えしましたが、これなら自分にもできると感じていただけたでしょうか。
洗い方から乾燥までの、細かな手順をもう一度まとめます。
- 1.ルーバーをランナーフックから取り外す(裾にコードがあれば先に外す)
- 2.裾のバランスウェイトを抜き取る
- 3.ルーバーを束ねて紐を通す(1束は5枚くらいを目安に)
- 4.ひもを結ぶ
- 5.束ねたルーバーをくるっと丸める
- 6.水で薄めた洗剤の中に30分ほど浸け置きにする
- 7.目の細かい洗濯ネットに入れる
- 8.手洗い(弱)モードで洗う
- 9.レールに吊るして乾燥させる
汚れが軽いうちは洗濯機で洗わなくても、浸け置きしたまま優しく手洗いするだけで綺麗になることがあります。
バーチカルブラインドを長く使っているけれど、何だか不安で「一度も洗ったことがない」という方はぜひ一度試してみてくださいね。
※こちらの記事もお役立て下さい。
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