窓装飾プランナーのマドカです
縦型ブラインドに興味のある方は、ぜひご覧ください♪
オフィスや店舗だけでなく、一般住宅でも人気の「バーチカル(縦型)ブラインド」
バーチカルブラインドはルーバー(羽根)の回転で光や視線を遮るのが特徴で、カーテンとは一味違うスタイリッシュさに心惹かれる方も多いと思います。
でも実際にバーチカルブラインドを我が家に採用となれば、どうやって選べば良いのか、後悔はしないか、、不安もあるのではないでしょうか?
そこで今回は、バーチカルブラインドの選び方が分からない…という方へ、専門家として「後悔を防ぐための上手な選び方」をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい♪
バーチカルブラインドを上手に選ぶポイントは?
バーチカルブラインドには、数種のタイプ(製作スタイル)がありますので、お部屋の環境に相応しいスタイルを選ぶことが最大のポイントです!
そこで縦型ブラインドをご検討の際には、まず次の点をチェックしてみてください。
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ブラインドの「操作方法」などは、商品が決まってから最終的に選べますので、まずは下記の項目をチェックしましょう。
①「レース生地の有無(日中のプライバシー対策)」※コレ凄く重要です!
②「取付け方(設置方法)」
③「たたみ代」
④「機能性」
⑤「お洗濯」
では順番にみていきましょう。
①「レース生地の有無(日中のプライバシー対策)」※重要!
出典:立川ブラインド工業
バーチカルブラインド選びを大きく左右するのが、レース生地(薄手素材)の必要性です。
例えば普通のカーテンを選ぶときは、多くの方がレースカーテンもセットで購入されますよね。
それと同じように、バーチカルブラインドにもレース素材がありますので、まずはレースの必要性を検討してみましょう。
バーチカルブラインドはルーバーの横回転で角度調整がきくため、
「レースはいらない」
という方もいらっしゃると思いますが、レースの有りと無しでは、その後の生活スタイルやプライバシーにも関わってくるためとても重要です。
もしバーチカルブラインドで後悔するとしたら、レースの選択も主な要因の1つに挙げられますので、慎重に検討される事をおすすめします。
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バーチカルブラインドは、1種類の生地で作る「シングルタイプ」が注目されがちですが、厚地とレース地の使い分けができる「ペアタイプ」も選べます。
②「取付け方(設置方法)」
出典:立川ブラインド工業(左)天井付(右)正面付
バーチカルブラインドの取付方法には、「天井付け」と「正面付け」があります。
この取付け方によって、窓周りの印象も変わりますので、窓の出入りや家具等の障害物を考慮して決めるようにしましょう!
●【天井付け】→ 窓枠の内側(枠内)に取付ける方法。
●【正面付け】→ 窓枠の外側(枠外)に取付ける方法。
天井付けは「窓の内側」に設置する方法です。
バーチカルブラインドが枠内に収まる(室内側に飛び出ない)ため壁とフラットになり、窓回りがすっきりとした印象になりますよ。
一方、正面付けは「窓の外側」に設置する方法です。
窓全体をすっぽりと覆い隠すように、窓の正面側にバーチカルブラインドを設置するため、窓が大きくみえます。
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バーチカルブラインドを「天井付け」にする際は、タイプによって窓の奥行きが約13cm~18cmくらい必要です。
③「たたみ代」
出典:株式会社ニチベイ
バーチカルブラインドを全開すると、上図のように窓の端にルーバーのたたみ代(羽根の束)ができます。
この「たたみ代」はブラインドの横幅が大きくなるにつれて厚みが増すため、窓のサッシ面にかぶる面積も増えてしまいます。
そのため、
●窓の開閉時にブラインドが邪魔になる
●窓の開口部が小さくなって外の景色が見え辛い
このような事態を避けるためにも、バーチカルブラインドのたたみ代が何cm程度になるか、事前にチェックしておかれると良いでしょう。
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正面付けの場合、窓の両側(又は片側)に余裕のあるスペースが確保できれば、窓にたたみ代を残さずに取付けが出来ます。
④「機能性」
バーチカルブラインドの生地選びも、厚地は「遮光生地」と「非遮光生地」が、薄地は「標準タイプ」「ミラー機能付」「遮熱機能付」が選べるようになってますので、室内の環境にあわせてルーバーの生地を選ぶようにしましょう!
例えば、
●日射しが強い場所は → 遮熱レース
●外の視線が気になる場所は → ミラーレース
●夜のプライバシー対策は → 遮光付(厚地)
というように、お住まいの環境やライフスタイルに合った生地選びがポイントです。
因みに、レース付き(ペアタイプ)のバーチカルブラインドを検討される方へレース選びに関する個人的なアドバイスですが、遮熱やミラー機能付きを選ぶ際も、お部屋に明るさが欲しい時は断然「白」を選ぶのがおすすめです。
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厚地がダーク系の色でも、カラーレースより白いレースのほうが室内は一段と明るくみえます。
⑤「お洗濯」
バーチカルブラインドは、自宅で洗えるものと洗えないものがあります。
そのため、日頃からまめにカーテンのお洗濯をされる方にとっては見逃せない機能ですよね。
バーチカルブラインドはルーバーを1枚ずつ取外せますので、部分的なメンテナンスが可能♪
汚れても全てのルーバーを外す必要はないため、お洗濯が意外と簡単なんです。
洗えるタイプにはウォッシャブルマーク(絵表示)が付いてますので、カタログやネット通販でバーチカルブラインドを選ぶ際は、洗濯絵表示のマークに注意して選びましょう。
※バーチカルブラインドのお洗濯についてはこちらの記事をどうぞ。
【バーチカルブラインドの洗濯】自宅での洗い方(お手入れ)についてバーチカルブラインドの購入方法は?
ところで「バーチカルブラインドがどこで買えるか分からない…」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最後に、私が個人的におすすめだと思う購入方法をお伝えしますので、こちらも参考にしてください。
お店選びはバーチカルブラインドの取付けがポイントです!
お店選びのポイントは、バーチカルブラインドを
●自分で取り付ける
●業者に依頼する
このどちらかで判断されると良いです。
結論からいいますと、
- 自分で取付ができる方 → ネット通販がおすすめ
- 業者に依頼される方 → 地域の内装業者やオーダーカーテン専門店がおすすめ
というのが私の考えです。
最近はDIYの普及により、動画などを参考にバーチカルブラインドを自分で取付ける方も増えていますが、やはり初心者の方にとってはハードルが高いですよね。
自分で取付けができる方は、ネット通販でバーチカルブラインドをオーダーするほうが手軽ですし、安く手に入るためお勧めです♪(※因みに、弊社でもお問合わせやご注文を承っております^^)
一方、業者に取付けてもらう方は、お近くの内装業者さんや、オーダーカーテンのお店に依頼されると良いでしょう。
専門業者であれば、バーチカルブラインドの注文と同時にプロが施工してくれますので、自分で取付ができなくても安心ですよ♪ (※宮崎にお住まいの方は弊社でも対応しております^^)
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、バーチカルブラインドの選び方について「5つのポイント別」にご紹介しました。
特にバーチカルブラインドのレース付きは、製造メーカーによって取扱う「スタイル」が異なりますので、まずは「製作スタイル」を決めておくと生地選びがスムーズに運ぶと思います。
※こちらの記事もお役立てください♪
【縦型バーチカルブラインドの特徴とは?】メリット・デメリットも解説します (縦型)バーチカルブラインドが回転しないときの対処法 【施工事例】ニチベイのバーチカルブラインドの取付け「DIY向け」 【施工事例】バーチカルブラインド!バックレーススタイルのご紹介です 【地窓の目隠し】カーテンは何を選ぶ?プロがおすすめ3つの窓装飾 【高層階の窓】カーテンのプロが教える!タワーマンションにおすすめの「3つの窓装飾」 【バーチカルブラインド選びの参考に】コーディネート実例20選