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親方
プロのクロス職人が壁紙の貼り方を教えます。
平面の壁紙は何となく貼れるけど「角」の処理が難しいという方も多いです。
ということでこの記事では壁紙(クロス)の「入隅」と「出隅」施工方法について解説します。
入隅・出隅とは
壁紙の貼り方の前に、「入隅・出隅」を説明します。
入隅(入角)
入隅とは、壁の入り込んだコーナー部分のことを指します。
画像で見ると〇部分が洋室から見た入隅です。
出隅(出角)
出隅とは、入隅とは逆の出っ張ったコーナーのことを指します。
要するに、入った角を「入隅」と言い、出っ張った角を「出隅」と言います。
壁紙(クロス)「入隅」の張り方
壁紙を貼る際の「入隅の処理方法」は2つあります。
- 入隅でカットする
- 入隅を巻く
それぞれを詳しく説明します。
入隅でカットする
私の経験上、初心者が壁紙を貼る場合、「入隅でカット」する方が楽に壁紙を貼れるんじゃないかなと思います。
しかし、注意点もあります。
- 入隅で壁紙の巾を小さくしない(20cm以上)
- 入隅下地の隙間を確認する
- 壁紙の「色・柄」を考える
注意点を説明します。
入隅の壁紙は小さくしない
壁紙を入隅でカットすれば「壁紙の繋ぎ目」になりますので、繋ぎ目の近くに繋ぎ目があるとよろしくありません。
なので、最低でも壁紙は「20cm以上」の巾が入るように割付けしてください。
割付けについては関連記事をどうぞ。
入隅下地を確認する
入隅でカットする場合ですが、そもそもの下地に隙間が無いよう確認してください。
隙間が2mm以上あるようなら、パテで隙間を埋めましょう。
壁紙の色や柄を考慮する
白系の壁紙なら、入隅でカットしても「コーキング」で処理できますが、色のある壁紙や柄のある壁紙ではコーキングの色が合いません。
つまり、入隅の繋ぎ目がハッキリ分かることになります。
このことを踏まえて入隅の処理を考えてください。
入隅を巻く
入隅で壁紙をカットせず壁紙を巻く場合の注意点は10cm以上の巾になるよう割り付けすることです。
また、必ずしも入隅が垂直だとは限らないため、壁紙がよじれたり、壁紙に負荷がかかるようならカットすることも必要です。
やむを得ず色や柄のある壁紙を入隅でカットする場合は「厚みのある地ベラ」を使うと隙間ができず綺麗に処理できます。
壁紙(クロス)「出隅」の貼り方
壁紙を出隅に貼る場合、角(コーナー)でカットすることはできません。
つまり、出隅の処理は壁紙を巻くしか無いということになります。
そんな、出隅を貼る2つあります。
- 壁紙を引っ張りすぎない
- 水平になるように巻く
詳しく解説します。
壁紙を引っ張りすぎない
壁紙を出隅に貼る時ですが、「角」が出にくかったり、コーナー部分に「空気」が残りやすいので、どうしても壁紙を引っ張るように貼ってしまいがちです。
壁紙は引っ張ればある程度伸びますが、伸びたら縮みますし、力任せに引っ張っても壁紙を破ってしまう恐れがあります。
ですので、壁紙を引っ張りすぎないよう注意が必要です。
「でも出隅がうまく巻けない」
という方は、壁紙を水平になるよう巻いてみてください。
壁紙が水平になるように巻く
壁紙を出隅にうまく貼るには「壁紙を水平に巻く意識」がポイントです。
出隅の巻き方は画像のように水平に、決して壁紙を上や下に引っ張り刷かないように注意してください。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事では、初心者が壁紙を貼る際の「入隅・出隅」について解説しました。
もう1度ポイントをまとめたいと思います。
- 入隅はカットすると貼りやすい
- 入隅でカットできない(色・柄)壁紙を貼るなら割り付けに注意する
- 出隅の壁紙は水平に曲げる
こんな感じです。
という事でこの記事は以上です。
親方
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