窓装飾プランナーのマドカです
憧れの一人暮らし。
でも防犯面に不安を抱える女性は多いものです。
まずは窓周りの対策をしっかりとおこないましょう。
女性の一人暮らしでは、安心で快適な生活を送るためにも「防犯面」の対策が重要です。
思わぬ犯罪被害に巻き込まれないためにも、しっかりと身を守ることを考えなくてはいけません。
そこで、まず最初にできる身近な対策として「カーテン」があります。
カーテンは外部の視線を遮ったり、夜のプライバシー保護など、一人暮らしの女性が「室内で快適に過ごすため」の必需品だといえます。
つい「自分は大丈夫」と思いがちですが犯罪はいつおこるかわかりませんし、セキュリティ以外でも自分にできる対策はしておきたいものです。
そこで今回は、防犯対策に悩む一人暮らしの女性に注目してほしい「機能付きカーテン」を4つご紹介します。
【賃貸の窓】一人暮らしにおすすめのカーテンの選び方【女性の一人暮らし】レースカーテンで日中の防犯対策
普段は何気なく選んでいるレースカーテンも、その機能に注目することで防犯に役立ちます。
その①:ミラーレースカーテンで日中の防犯対策
女性の一人暮らしでは、まず日中の対策として室内が見えないようにミラーレースカーテンを選ぶのがお勧めです。
ミラーレースは、生地に特殊な糸を混ぜることで光を反射させ室内のプライバシーを守るのに役立ちます。
たとえば、目の前が駐車場だったり人通りに面していると視線が気になりますよね。
特に1階のお部屋は、なんとなく「部屋の中を覗かれているような気持ち」になったり、2階以上でも向かい側に「アパートやビルの窓」があれば覗かれる可能性も全くないとは言えません。
なので、できるだけ女性の一人暮らしを悟られないように配慮する必要があると思います。
こうした不安を解消する上でも、窓にミラーレースカーテンを掛けていれば「部屋の中がみえない」という安心感に包まれます。
ただ注意してほしいのは、ミラーレースの効果は日中の明るい時間帯だけということ。
太陽が沈む夕方以降は、電気をつけると部屋の中が丸見えになってしまうので、必ず厚地のカーテンと2重吊りにしましょう。
その②:遮像付のウェーブロンレースカーテンで夜間まで防犯対策
ミラーレースカーテンの機能に加え、さらに見えにくい「ウェーブロンレースカーテン」もあります。
女性の一人暮らしでは、自分の影がカーテン越しに写っていないか気にする方も少なくありませんが、このような場合は、遮像付きのウェーブロンレースカーテンがお勧めです。
ウェーブロンレースの特徴は、普通のレースカーテンに比べて夜に明かりをつけても室内がみえにくくなるところ。
つまりミラーレースよりもさらに特殊な糸で、カーテン越しに女性の影が映るのを和らげてくれます。
ただ、ウェーブロンの種類(素材)や窓の方角によって効果に差が出る可能性もありますが、防犯を意識する上ではミラーレースよりもおすすめだと言えるでしょう。
このウェーブロンレースを選ぶ上で注意しておきたいのは、特殊加工の性質から室内からも外の景色がみえにくくなるという点です。
そのため室内からウェーブロン越しに外を眺めると、まるで「霧がかかっているように見える」こともあり、レースカーテン越しに「外の景色を楽しみたい」方には向いていないので、そういう場合はミラーレースを選んでください。
いずれにせよ「女性の一人暮らしの防犯」という面では、レースカーテン1枚では不安ですから、夜はしっかり厚地のカーテンと二重掛けにすることをおすすめします。
【女性の一人暮らし】ドレープカーテンで夜間の防犯対策
夜になれば、昼間以上に「防犯面」が気になりますよね。
とくに、外出先から決まった時間に帰宅する場合は「一人暮らしの女性だと気付かれる」可能性もあります。
その③:遮光1級カーテンで部屋の明かりを外に漏らさない
そのため、夜は部屋の明かりを外に漏らさないように遮光1級カーテンを選ぶのがおすすめです。
遮光1級カーテンは、外からみても窓が真っ暗な状態になり部屋の電気をつけても明かりが外に漏れないので、女性の一人暮らしでも安心してくつろげますよ。
但し、カーテンが窓の大きさによりも小さかったりすると、遮光1級でも「カーテンと窓の隙間から明かりが漏れてしまう」ので、防犯面を意識するには、窓が全部隠れるように遮光1級カーテンを取り付ける工夫も忘れないでください。
遮光カーテンは等級を確認して選ぶこと
また遮光カーテンは「1級・2級・3級」の3つの等級に分かれていて、その効果には大きな違いがあります。
特に遮光3級は外に明かりが漏れますので、女性の一人暮らしの防犯対策では必ず遮光1級を選ぶようにしましょう。
※遮光カーテンの等級の違いや光漏れを防ぐ取付け方はこちらの記事をどうぞ。
【遮光カーテン】1級・2級・3級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方【プロが解説します】女性の一人暮らしにピンクのカーテンはNG!?
あとはカーテンの色でいうと、ピンク系は女性の一人暮らしでNGとされがちです。
その理由は、窓の外から見た時に「ピンク色の明かり」によって、他人がこの部屋には女性が住んでいると勝手に想像してしまうからだと言われています。
実は、過去にこうしたストーカー事件があったことで、ピンク色を好む女性が両親や周りに反対され仕方なく諦めたという話もありますが、確かに一人暮らしの女性の場合「透けるピンク色のカーテンは危険度が高い」といえますよね。
どうしてもピンク色のカーテンを選びたいときには、男性ものの洋服や下着を外に干しておきましょう。
そうすることで、女性の一人暮らしをカモフラージュできますので防犯対策にもつながります。
カーテンの色を考えるときには、寒色系の「ブルー」やシックな「ブラウン」などを選ぶほうが安心かもしれません。
その④:薄地のカーテンには「遮光裏地」で防犯対策
とはいえ、せっかくの一人暮らしなのに、防犯ばかりを気にして好きな色やカーテンも選べないのではつまらないですよね。
特にカーテンは消耗品とは違い、一度購入したら長くつきあうインテリアアイテム。
つまりお部屋の印象を左右するので、「好きなピンク色や花柄のカーテンを選びたい」という方も多いのではないでしょうか。
こういう場合は、取り外し可能な裏地をつけて遮光にすることで解決できます。
裏地をつけることでカーテンがちょっと割高にはなりますが、好きなカーテンを選べるので選択肢も広がりますよ。
また、簡易性の遮光裏地はいつでも取り外しがきくので、必要なときだけ使うという方法もありだと思います。
女性の一人暮らしを満喫する上では「心地よく過ごす」というのも大切ですから、「好きなカーテンの色や柄が透けて気になる」という場合は、防犯対策として遮光裏地をつける方法をおすすめします。
裏地をつけるなら遮光2級でもOK
遮光裏地の等級を選ぶ場合は、遮光2級でも問題ありません。
手持ちのカーテンに遮光2級の裏地を合わせることで、遮光1級程度の効果が得られます。
「後付け用の簡易裏地」は大手通販サイトでも購入できますので、カーテンにフックを差し込んで2枚の生地を合わせれば、遮光カーテンのでき上がりです。
※遮光裏地についてはこちらの記事もお役立てください。
【遮光カーテンのつくり方】手持ちのカーテンに裏地をつける「簡単ウラ技」【女性の一人暮らし】カーテン以外の「窓の防犯対策」
カーテンの防犯対策はできているけど「外出時は不安でカーテンが開けられない」というお悩みはないでしょうか。
一日中カーテンを閉めっぱなしだと、何となく気分も暗くなり塞ぎ込んでしまいますよね。
そんな時は、カーテン以外の窓の防犯グッズとして「窓ガラス用の目隠しフィルム」が役に立つかもしれません。
となりのオバアサンからいつも出窓越しにジロジロ室内を伺われてしまうので(笑)、これ買ってみました。
窓幅が120×110なのでこれを2セット買い、綺麗に併せてペタペタっと貼ってみましたが、作業自体は実に簡単です。
コツは窓の洗浄をしっかりやったあと、中性洗剤数滴入れた霧吹きでたっぷり水を吹きかけてからやること。
あとはスクレーパーなどちゃんとした道具で気泡を丁寧に出していくことです。
ただし、最初の一回で綺麗に気泡が取れたようでも実は小さい気泡が沢山残っていることがあるため、
一回ですぐ作業終了してはいけません。乾ききらない程度の時間をおいてから、もう一度丁寧に気泡を抜いたら仕上がりが全然違いますよ。
で、貼り付け作業後はもうまったく外から中を伺われることが出来なくなりました。
光はある程度通しますのでこれなら安価にプライバシー守れていいですよ!
隣の家と窓が向かい合わせになっていて気になったので購入。
窓に霧吹きをいっぱいして、気泡をぬいていったら簡単に貼れました。
カットのときはちゃんとした大きめの差し金を用意した方がいいと思います。
窓の目隠しフィルムは、外からの視線隠し以外にも遮熱やUVカット機能がありますので、お部屋の環境に合わせて使い分けると良いかもしれませんね。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、一人暮らしの女性の方へ「カーテンでできる防犯対策」についてお伝えしました。
初めて一人暮らしを始める人も、引越しでまた一人暮らしをする人も、「住まいの環境」や「建物の安全対策」は気になるポイントですよね。
近年は女性向けのアパートやマンションが普及していて、セキュリティー面も強化されつつありますが、自分にできる防犯対策もしておきたいものです。
安心で快適な生活を送るためにも、まずは窓周りの「カーテン選び」から見直してみましょう。
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