親方
「洗面所の床がボコボコなので何とかしてほしい!」との相談がありましたので修理してきました。
お風呂の入り口は床の腐食が多いので私の会社にも問い合わせが多い案件です。
「洗面所の床が今にも抜けそうなので何とかしたい」
「床のボコボコが怖くてお風呂に入れない」
こんな思いをしている方も多いのではないでしょうか。
また、今はまだ大丈夫なレベルだとしても、傷んでしまった床が自然に元通りに直るなんてことはありません。
なので、「まだ大丈夫」という理由でいつまでも放っていても修理費用が膨らむばかりですので、気付いた時に早めの修理をおすすめします。
ちなみに、床材によって洗面所床の修理費用は違います。
例えば
- フローリング⇒5万円~10万円
- フロアタイル⇒3万円~8万円
- クッションフロア⇒3万円~5万円
業者によって価格差はありますが、ざっくり言うとこのくらいの予算で修理できます。
この記事で説明する「クッションフロア」のⅮⅠYなら「2万円〜3万円」くらいでOKです。
ということで、この記事では「洗面所クッションフロアのⅮⅠY」について手順や注意点を紹介します。
ボコボコする洗面所の床をリフォームする手順
初めにⅮⅠYの工程を見ていきます。
それでは、具体的な方法を見ていきますが、その前に床の腐食を繰り返さないためにも「原因」を見ていきます。
洗面所の床が腐食する原因
洗面所の床をリフォームしても、原因が分かってないと繰り返す可能性があります。
なので「なぜ洗面所の床が腐るのか?」について考えられる原因をあげてみます。
- 白アリ
- お風呂入り口などからの漏水
- 湿気
多くの場合、この3つのどれかで間違いないと思います。
しかし、パッと見で原因を特定するのは難しく、実際にリフォームしてみないと判断できません。
白アリ
洗面所の床だけボコボコなら「白アリ」の可能性は低いですが、リフォームの際には白アリが発生していないかチェックが必要です。
もし「白アリ」がうじゃうじゃいたら業者に駆除を依頼する必要があります。
お風呂入り口などからの漏水
最も多いのが「漏水」です。
「お風呂入り口サッシの隙間」
「洗濯機の排水」
このあたりから水が浸み込み、床の木材が腐食してボコボコになってしまうという原因です。
リフォームの際には、今後の漏水を防ぐ対策が必要です。
対策については「コーキング処理」が有効で、最も一般的な修理方法です。
湿気
洗面所は「お風呂」や「洗面台」などの水を使う環境が集中していますので、湿気が溜まりやすいスペースです。
充分に換気し、必要なら除湿剤で対応する必要もあります。
洗面所の床リフォーム:床下地を取り替える
それでは、洗面所の床下地をリフォームする手順を紹介します。
クッションフロアの下地材
クッションフロアの下地は以下の材料で作られています。
- 大引き
- 根太
- 合板
このような下地材は決して高くないので、傷んでるなら取替えることをおすすめします。
また、合板を取り替える際には「12mm」の物を選んでください。
合板を部分的に張替えて、床を補強すればボコボコの床とは簡単にオサラバできます。
洗面・脱衣所のクッションフロア張り方を動画で解説
動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ
洗面所のクッションフロアをⅮⅠYで張り替える方法
まずは仕上りの画像をどうぞ。
ご覧のように洗面所の床が生まれ変わりました。
ちなみに、クッションフロア表面は水を吸収しないので…
- 巾木とクッションフロアの間
- 出入口とクッションフロアの間
このあたり全てにコーキング処理すれば今後は漏水せず安心して生活できます。
それでは、クッションフロアのⅮⅠYを解説します。
洗面所のクッションフロア下地処理
まず初めに、部分的に張替えた合板継ぎ目の下地処理が必要です。
継ぎ目処理を怠るとシワや亀裂の原因になります。
そんな継ぎ目の処理には床用のパテを使います。
下地処理のやり方
パテの前に、いま貼ってある既存の「クッションフロア」を全部剥がします。
次に「新しい合板」と「古い合板」の段差をパテ処理し、平滑にすれば完成です。
こんな感じ
1回のパテで段差や痩せがある場合は「2回〜3回」パテを重ねます。
クッションフロアの仮敷き・糊入れ
下地処理後はパテを良く乾燥させ、表面をサンドペーパーで整えます。
そこまで出来たら、次に、「仮敷き」してクッションフロアをカットします。
自信のない人は「型紙」などで型を取り、型通りにクッションフロアをカットします。
型が取れたら綺麗に掃除してクッションフロア用のボンドを床全面に塗布します。
洗面所のクッションフロア張り替え完成
とても綺麗にリフォームできましたし「ボコボコ」「フワフワ」してた床もしっかり頑丈にリフォームできました。
「簡単そうだけど自分で出来るだろうか?」
「根太や大引きまで腐食してたらどうしよう」
このように不安な方は「プロ」に依頼すれば安心です。
冒頭でお伝えしたように、価格的にも「ⅮⅠY」の場合と大きな開きはありません。
詳しくは関連記事をどうぞ。
【おすすめ】床の業者!格安でリフォームできる方法「張替え・上張りOK」リフォーム業者の賢い探し方
リフォームの専門業者は沢山ありますが「価格」や「仕上り」で満足できる業者を探すことが1番大事なポイントです。
1社だけで工事を決めてしまうと「ぼったくり」ではありませんが「リフォーム費用が適正なのか?」判断が出来ません。
ということで、おすすめ出来る「リフォーム業者比較サイト」を紹介します。
一括見積を取って最適な業者を探す。
早速ですが、私おすすめのリフォーム比較サイトは「ホームプロ」です。
- 完全無料のうえ匿名で利用できる
- 3~4社の相見積りが比較できる
- 必要事項が少なく「60秒」で無料見積りが取れる
- 厳選された加盟店の工事だから安心
- 自分にあったリフォーム会社をじっくり選べる
「ホームプロ」で相見積もりを取り、業者を「比較」すれば自分の条件にあった最安値の会社を探せます。
さらにホームプロでは、あなたがお住まいの地域にある専門業者3〜4社の見積もりを無料で取寄せ「見積り内容を比較」することが出来ます。
また、ホームプロでは厳格な審査基準も設けており、審査を通過した業者のみが登録されています。
評判が悪い業者については 登録削除される仕組みになっているので、安心して利用できます。
専門家に気軽な相談が出来るのでリフォームの失敗がありません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は洗面所の床で困ってる人が多いので、床のリフォームについて記事にしました。
大事なのは…
- 原因を特定する
- 再発防止の措置をとる
- DIYに自信がないならプロに頼む
こんな感じだと思います。
もし、床が抜けてしまったら「大けが」をしてしまう可能性もありますので「ボコボコ」「フワフワ」が気になったら早めに対策することをおすすめします。
実際の施工例を紹介しながら、洗面所の床にかかった金額を書いた記事もあります。
業者に依頼したいけど、いろいろ調べてからと考えてる方はこちらもどうぞ。
【洗面所の床にカビ】張替えを業者に頼んだらどのくらいの費用?「依頼方法も教えます」人気記事壁紙張り替え業者を探す方法