親方
クッションフロアを使おうかと悩んでる方に「メリット・デメリット」のすべてを紹介します。
手頃な価格で需要の多いクッションフロアですが…
「実際どうなの?」
…と考えてる人も多いようです。
確かにデザインも豊富で、パッと見では「フローリング」と区別がつかない物まであります。
とはいえ、実際に暮らしてみたら…「聞いてなかった」…なんてことも。
ということで、クッションフロアーのすべてを正直にお伝えしますので、クッションフロアーに不安がある方はこの記事で「メリット・デメリット」をご確認ください。
ちなみに、我々プロはクッションフロアを略して「CFシート」なんて名称で呼んでいます。
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クッションフロアのメリット
早速ですが「クッションフロア」最大のメリットは「価格」だと言えます。
というか、クッションフロアより安い床材が思い当たりません。
なので、少しでも予算を抑えたい場合は「クッションフロアー」が抜群に優秀ということですね。
価格以外のメリットとしては
- クッションフロアーはデザインが豊富
- クッションフロアーは模様替え(貼替)が安価
- クッションフロアーは足触りが良い
- クッションフロアーは汚れに強い
このあたりではないでしょうか。
たまにですが「防音性がある」なんていう人もいますが「デマ」なので、聞き流してください。
それでは、挙げた「メリット」を少し深堀してみます。
クッションフロアーはデザインが豊富
クッションフロアーはかなりのバリエーションから選べます。
クッションフロアーの製造メーカーも数社ありますので、全部数えれば「100以上」のデザインが存在するはずです。
カラーフロアー(合板フロア)や無垢材では、こうはいきませんので「デザイン」にこだわりたい方にも納得かと。
ちなみに、これはデメリットになる部分ですが、表面は「塩化ビニール」なので、じっくり見るとプリント感は否めません。
クッションフロアーは模様替え(貼替)が安価
最初に紹介した「最大のメリット」と被りますが、建材としては価格が安いので、模様替え・イメチェンが容易にできますね。
クッションフロアーの貼替だと、その他の床材に比べ「半値」なんてことも普通にありえます。
なので、ちょくちょくお部屋の模様替えを楽しみたいという方には向いているということでしょうか。
クッションフロアーは足触りが良い
クッションフロアーには文字通り「クッション性」があります。
とはいっても「ふわふわ」するとまではいきませんが、クッションフロアーへ直接横になると気持ちいいレベルだと思います。
※他の床材と比較した場合
なので、素足で歩いても足への感触が良く、スリッパをはく必要は無いかもです。
クッションフロアーは汚れに強い
たとえば、コーヒーなどをカーペットにこぼしてしまうと「シミ」が残ってしまいますが、クッションフロアーは表面がビニールなので、サッと拭き取れば‟シミ”になりません。
つまり、浸み込まないということです。
何かをこぼしたら、すぐに拭き取るように心がけることで綺麗な状態を保てます。
このあたりは他の床材にも言えることですので「クッションフロアーだから」という訳ではありませんが。
クッションフロアーのデメリット
ここからはクッションフロアの「デメリット」を正直にお伝えします。
まずは、私が考える最大のデメリットは「耐久性」。
物を落としたら表面が破れてしまう事もありますし、重い物を乗せっぱなしにしておくと表面に跡が残ります。
このあたりは製品の性質上のことなので仕方ないことですが、正直に触れておきます。
その他のデメリットは以下のようになります。
- 経年で剥がれてくることがある
- 見た目が安っぽい
- 劣化が早い
こんな感じです。
一つずつ見ていきます。
経年で剥がれてくることがある
クッションフロアーは水に強いため、水回りのスペースに使うのが一般的です。
とはいえ、脱衣所のような湿気が多い場所では接着力が弱まり、隅から剥がれ、反ってる事例もしばしば見かけます。
剥がれてくるほどの湿気があるスペースでは、剥がれと同時に「クッションフロアー」自体が「カビ」てます。
水回りにクッションフロアーを使うなら「換気」が必要。
見た目が安っぽい
先程も触れましたが「クッションフロアー」の表面はビニールです。
なので、フローリングのようなデザインを選んでも触感的には完全にビニール。
また、遠目には「木」のように見えたとしても、近くで良く見ると「プリント」だということは明白です。
もし、本物志向が強いのであればクッションフロアーの「安っぽさ」にがっかりしてしまうかもしれません。
劣化が早い
家庭用に使う「クッションフロアー」の厚みは2mm程度と非常に薄く作られています。
その上で生活するわけですから、劣化が早くて当然と言えば当然だと思います。
なので、貼替ることを前提に考えておかないとキズができる度にショックを受けかねません。
クッションフロアーを使うなら、劣化が早いと割り切って使うことをお勧めします。
クッションフロアーのデメリットを解消
デメリットを書いてるうちに、我ながら悲しくなってきましたので代替案を紹介してみます。
職業がら「クッションフロアー」に触れることは年がら年中なわけですが、良く聞かれるのが…
「丈夫なクッションフロアーはないの?」
というご質問。
たしかに質感は仕方ないにしても、最大のデメリットである「耐久性」をカバーできれば長持ちしてくれますよね。
親方
ということで早速紹介しますが、お店などで使われる「店舗用のクッションフロアー」なら丈夫です。
どのくらい丈夫なのかというと「土足で歩き回る店舗に対応できるくらい」。
尖った「ハイヒール」で歩いても、少々物を落としても「住宅用クッションフロアー」に比べると雲泥の差です※体感
なので「丈夫なクッションフロアーはないの?」という方には漏れなく「店舗用のクッションフロアー」を紹介してますが評判は良好です。
あなたがもしも、クッションフロアーの耐久性で迷ってるなら「店舗用クッションフロアー」で解決できます。
騙されたと思ってためしてください。笑
クッションフロア以外の床材も見てみたいという方はこちらの関連記事もどうぞ。

クッションフロアは一生ものじゃない
クッションフロアに限った話ではありませんが、どんなに悩んで選んだ床材だとしてもいつか張替える時期がきます。
経年で味が出る無垢材を使ったとしても張り替える方がいますので、床材を選ぶのに神経質になる必要はありません。
表面が柔らかく傷つきやすい住宅用のクッションフロアですが、傷が目立ちはじめたら張替えのサインだと割り切って、数年に1度、色んなデザインを楽しむのも良いのではないでしょうか。
まとめ
クッションフロアーの「メリット」「デメリット」をテーマに記事を書きました。
どちらかというと、私の主観が大きい内容ですが正直にお伝えしました。
それでは、最後にポイントをまとめたいと思います。
- クッションフロアーは床材の中では最安値
- クッションフロアーは耐久性に欠ける
- 耐久性を上げたいなら「店舗用」のクッションフロアーを選ぶ
私的にはこのあたりがポイントだと思います。
質感や触感についてはあくまでも私の主観なので、感じ方はそれぞれかと思います。
ということで、この記事は以上です。
親方






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