親方
「トイレのクッションフロアが汚れてきたから張替えたい」
「簡単な方法はないの?….」
そんな疑問に答えたいと思います。
トイレや脱衣所の床には「クッションフロア」が貼ってあるケースが多いのですが、クッションフロアは材質が「塩化ビニル」なので、傷に弱く経年劣化してしまいます。
汚くなったら「綺麗にしたい」というのは当然ですが、自分で綺麗に「DIY」するにはどうすれば良いのでしょうか?
ということで、この記事では…
- 既存のクッションフロアを剥がす
- 剥がしたクッションフロアで型を取る
- 接着剤のオープンタイム
このあたりを解説します。
トイレのクッションフロアを剥がす
クッションフロアの貼替で大切なことは既存のクッションフロアを剥がすことです。
しかし、既存のクッションフロアの状態や下地によっては剥がしにくいこともあります。
とはいっても、「トイレ」や「洗面所」のような狭い空間なので時間を掛けコツコツ剥がすしかありません。
私たちプロもコツコツ剥がしています。
クッションフロアの裏紙
クッションフロアを剥がすと「薄い紙」が残るのですが、薄い紙は残るように作られていますので薄紙まで剥がす必要はありません。
また、几帳面な人は接着剤まで綺麗に取りたいと思うでしょうが、それほど仕上りに差はありませんので残ったままで大丈夫です。
どうしても接着剤を取りたいという場合は、霧吹きなどで水をかけて接着剤を溶かすしかありません。
しかし、霧吹きすれば下地まで濡れてしまうのでお勧めできません。
さらに、「クッションフロアがなかなか剥がれない」と言う方はスクレイパーを使って剥がす方法もおすすめです。
ちなみに「クッションフロア」は大手通販サイトやホームセンターなどで手に入ります。
金額的にも安価なので、失敗しても再チャレンジしやすい「DIY」だと思います。
便器が付いたままで大丈夫?
トイレのクッションフロアを貼り替える最大の難関は便器ですね。
私たちプロの職人は「便器」が付いた状態でも施工可能ですが「DIY」なら、便器は外した方が綺麗に仕上がります。
とはいえ、便器の脱着を設備屋さんに依頼すると「数万円の費用」が必要ですので、この記事では便器が付いた状態でのDIYを説明します。
しかし、既存のクッションフロアは便器の下まで貼り込んでありますので、剥がす際には便器の回りをカッターを使いカットしてください。
剥がしたクッションフロアで型を取る
クッションフロアのDIYを簡単に成功させるポイントとして「型取り」があります。
「型取り」の方法は、貼ってあったクッションフロアを綺麗に剥がし、新しいクッションフロアの型として使います。
切り込み部分などの難しい作業も、剥がしたクッションフロアどおりに鉛筆で線を引き、鉛筆のラインを「ハサミ」で切り込めば簡単です。
つまり、既存のクッションフロアを「剥がす」ことがDIYを簡単に成功させる重要なポイントになります。
既存のクッションフロアが剥がれないとき
まれに1時間かけても30cm四方くらいしかクッションフロアが剥がれないこともあります。
剥がれないクッションフロアは、とても「型」として使える状態ではありません。
そんな時には「新聞紙」や「クラフト紙」などを使い「型」を作ってください。
クラフト紙で型を取る方法はこちらの動画が参考になります。
もちろん、クッションフロア専用の「コーナーカッター」を使って貼る方法もありますが、詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
【コーナーカッター】トイレのクッションフロアを張り替える方法接着剤のオープンタイム
そもそもですが、クッションフロアの接着には、専用の「接着剤」を使った方が綺麗です。
というのも「両面テープ」で貼るという方もいますので…プロの意見として、専用接着剤を推奨しておきます。
理由は、単純でして….両面テープでは綺麗に貼れない…ということです。
その他にも「剥がれ」や「縮み」の原因になりますので、どうしても接着剤は使えないという理由がなければ「専用接着剤」での施工がポイントです。
それでは本題ですが、接着剤は「オープンタイム」を取ると接着力が上がります。
オープンタイムってなに?….という方に説明します。
接着剤のオープンタイムとは
オープンタイムとは接着剤を塗布した後の「待ち時間」のことです。
接着剤の塗布後すぐにクッションフロアを貼り付けるのではなく「5分~10分」のオープンタイムを取ると「空気の抜け」もよく接着力も強いです。
オープンタイムの目安は「指」で触って、接着剤が「指」に付かないくらいがちょうど良いです。
オープンタイムを取らずに貼り付けると「膨れ」の原因になりますので、床に接着剤を塗布したら暫く休憩してください。
オープンタイムを取り、型取りしたクッションフロアを貼り込めば「DIY」は完成です。
トイレのクッションフロアー張り替えまとめ
トイレや脱衣所・洗面所の「クッションフロア」を簡単に貼替る方法を紹介しました。
最後にポイントをまとめたいと思います。
- 既存のクッションフロアを綺麗に剥がす
- 剥がしたクッションフロア、またはクラフト紙で型を取る
- 接着剤はクッションフロア専用の物をオープンタイムを取りつつ使用する
このあたりがポイントですが、材料費は3,000円程度で揃いますので失敗を恐れず挑戦してください。
SNSでも、トイレのクッションフロアDIYがたくさんありました。
大晦日に突然スイッチ入ってトイレのクッションフロアを張り替えたのはわたしです pic.twitter.com/4plHR3YNwa
— wataco (@Lopyoxoy) 2018年1月6日
トイレのクッションフロアの端が経年劣化で浮き上がってきていたので、全部引っ剥がして張り直ししました!!型紙を取りながら…フロア張替えはかなり疲れる作業です(+_+)#DIY#トイレのDIY#100a均DIY#男前インテリア#ブルックリン風 pic.twitter.com/nosFz4sB2i
— kiyo (@SweetJewel_kiyo) 2018年9月26日
投資家活動。食事中の方申し訳ございません💦秘密基地のトイレ、ビフォーアフター。ネットでウォシュレット14000円とテラコッタ調のクッションフロア。キレイになってきて住みたくなってきたぞ😁 pic.twitter.com/9PcBGg6QdE
— エスパーヨシカワ@パチ、スロ車上生活 (@yoshi4600) 2017年3月26日
午前中ママさんバレーの試合のち、ちょっと休憩してコーナンで買い出し。午後2時間かけてトイレの床にクッションフロア敷きました。印象変わってめっちゃいい感じ!ただ、むっちゃ大変やった(笑) pic.twitter.com/IqFnSkSUHy
— いなご📎🐯 (@machtan) 2018年12月9日
※トイレが映っています。お食事中等の方は閲覧ご注意ください💦
築後20年近く経って、劣化しめくれ上がったトイレのクッションフロア、張替えました〜!! 細かいとこは無視して、素人ながらなんとかイケたと思います😅 pic.twitter.com/tneGYwwwsb
— みこ&ピノちゃんママ (@mikoandpino) 2018年8月24日
苦労したというツイートも多いですが、達成感はあると思います。
成功のポイントは「型どおり綺麗にカット」です。
型を取る作業に時間を使い、隙間のないよう念入りに型取りすれば成功したも同然ですね。
【おすすめ】床の業者!格安でリフォームできる方法「張替え・上張りOK」リフォーム業者の賢い探し方
リフォームの専門業者は沢山ありますが「価格」や「仕上り」で満足できる業者を探すことが1番大事なポイントです。
1社だけでリフォーム工事を決めてしまうと、一般的な相場よりかなり高い「ぼったくり」にあったり、また、「リフォーム費用が適正なのか?」と言った正しい判断が出来ません。
ですので、リフォーム会社比較サイトを使って相見積もりを取り寄せ、比較検討することは非常に大きな意味を持ちます。
という事で、私がおすすめ出来る「リフォーム業者比較サイト」を紹介します。
リショップナビで一括見積を取り予算を確認
早速ですが、私おすすめのリフォーム比較サイトは「リショップナビ」です。
公式サイトから少しだけ引用します。
リショップナビは無料で利用できます
会社を比較・検討!複数社の比較で最安値の会社が見つかります。
リショップナビの利用は完全無料なので「リフォーム費用を確認したい」という方にはうってつけのサイトです。
また、リショップナビでは「しつこい営業」が無いので「今すぐリフォームする訳じゃない」と言ったリフォーム予備軍の方も安心して利用できます。
さらに、実際にリフォームする場合でもリショップナビを使えば、悪徳業者が存在しない為、見積金額と異なったに高いリフォーム代金を請求される危険もありません。
自宅にいながら「スマホ」や「パソコン」から気軽に複数社の見積もりを取寄せることができます。
- 完全無料で利用できる
- 3~5社の相見積りが比較できる
- 必要事項が少なく「30秒」で無料見積りが取れる
- 予算を確認するだけでも利用OK
- しつこい営業が無い
- 厳選された加盟店の工事だから安心
- 自分にあったリフォーム会社をじっくり選べる
繰り返しになりますが、「とりあえず費用の確認がしたい」といったリフォーム予備軍の方にも安心して利用されています。
詳しくは公式サイトをどうぞ。