クロス職人の親方ブログ

【レースカーテンの裾加工】ウェイトテープロックと折り返しの特徴

レースカーテン 裾加工 ウェイトテープ

窓装飾プランナーのマドカです

レースカーテンの裾加工について解説します。

レースカーテンには、2種類の裾加工があるのをご存知ですか?

1つ目は、裾を三つ折りで仕上げる「折り返し」

2つ目は、裾の先端に細い金属(錘)を巻いて仕上げる「ウェイトテープロック」です。

ちょっとした違いですが、裾の雰囲気を変えるだけでレースカーテンをよりスタイリッシュにみせることができます。

そこで今回は

  • 「ウェイトテープロック加工」の特徴
  • 「折り返し加工」の特徴
  • ウエイトテープは色が選べる

このような内容でお届けします。

「ウェイトテープロック加工」の特徴

レースカーテン 裾ウェイトテープ加工

ウェイトテープロックは、レースカーテンの裾全体に3mmほどの細い金属をくるっと巻きつけて縫い合わせる加工です。

いわゆる「ひも状の重り」で、カーテンのシルエットを美しくみせたり、風にあおられるのを防ぐ役割があります。

また、裾のぎりぎりまでレースの柄を楽しめるという点も大きな特徴です。

レースカーテンをワンランクお洒落に魅せるウェイトテープ加工ですが、メリットやデメリットもあります。

それぞれみてみましょう。

ウェイトテープロック加工のメリット

メリットとしては

  • すっきりとした美しさ
  • なめらかで綺麗なウェーブが出る
  • 裾が広がりにくい
  • 裾まで柄が活かされるので透明感がある
  • 先端にウェイト(錘)が入ることで裾全体の重心が均等になる
  • そのままでお洗濯ができる

このような点が挙げられます。

特に、窓の高さがあるほどカーテンの重心が下に引き寄せられるので、裾のウェーブラインが美しく際立ちます。

またシンプルですっきり見えることから、室内側にレールを吊るす「フロントレース」にも向いています。

ウェイトテープロック加工のデメリット

デメリットには

  • テープの縫い糸がほつれると部分的な補修ができない
  • 折り返しに比べて割高になる
  • ペットの遊び道具になる可能性あり

このような点が挙げられます。

ウェイトテープ加工はメーカーによって標準縫製の場合もありますが、多くはオプションになっています。

そのため、折り返し加工に比べると価格が少しだけ割高になりますから、お見積りの際は両方の価格を比較するのがお勧めです。

ウェイトテープにお勧めのレースカーテンは?

レースカーテンには様々な種類がありますが、ウェイトテープ加工はどんなレースにも合う訳ではありません。

特にふさわしいのは、生地巾の広いワイドレースです。

ワイドレースはカーテンに継ぎ目が入らないという最大のメリットがあり、美しい仕上がりになるため、ウェイトテープがとても良く似合います。

窓装飾プランナー

少し詳しく説明しますね

オーダーカーテンは反物の生地から作りますが、生地巾には規格があり、100cm巾や150cm巾、300cm巾などと予め決まっています。

巾が100cmや150cmの生地は縦方向に裁断するため、カットした巾をつなぎ合わせてカーテンを作る必要があるので継ぎ目が入ります。

これに対し300cm巾の商品は生地を横方向に裁断するため、大きな窓にも対応することができ、継ぎ目が入らずに美しく仕上がります。

これがワイドレースと呼ばれるものです。

裾のウェイトテープは、このように継ぎ目が入らないワイドレースでつくる方が見た目も綺麗でおススメです。

購入時は専門家がアドバイスしてくれますので気軽に問合わせましょう。

「折り返し加工」の特徴

レースカーテン 裾折り返し

折り返しは、カーテンの裾を10cmほど三つ折りにする加工です。

裾を二重にかさねることで、生地が丈夫でほつれにくくなります。

最も一般的なカーテンの縫製仕様です。

折り返し加工のメリットはありますが、特に大きなデメリットは見当たりません。

あえて挙げるとすれば、透明度の高いオーガンジーや透けるレースの場合は、光に反射したとき折り返しのシルエットまで見える可能性があることです。

またデメリットではないものの、一般的な縫製のため、ウェイトテープ加工に比べて装飾性に欠けるともいえるでしょう。

折り返し加工のメリット

メリットとしては

  • 三つ折りにすることでカーテンの裾が丈夫である
  • 生地の裁断面が隠れる
  • お洗濯を繰り返してもほつれにくい

このような点があります。

文字通り、裾を折り返すことでカーテンがほつれにくいことや、生地の裁断面を隠すこともできます。

折り返し加工のデメリット

デメリットには先にも述べたように

  • 透けるレースの場合は光にあたると折り返しがシルエットとして映ることがある

このような点があります。

透けるのも素材の一部と捉えれば気になることはありませんが、細部にまで拘る場合は、こうしたケースも覚えておくと便利です。

ウェイトテープは色が選べる

レースカーテン 裾ウェイトテープ加工 スミノエ出典:スミノエ

国内メーカーの「スミノエ」では、ウェイトテープの色がカラフルな10種類から選べるようになっています。

画像のようにバリエーションが豊富なので、カーテンの色や柄に合わせてコーディネートすれば、窓まわりが一段とお洒落に!

すっきりしたウェイトテープも、カラーロックすることでアクセントの効いた演出ができます。

またカーテンだけではなく、お部屋に合うカラーを選べばインテリアに統一感をもたせることもできますよね。

最近では、ウェイトテープを選ぶ方も増えているので、人とは違うスタイリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ウェイトテープができないレースカーテンは?

レースカーテンの種類によって、ウェイトテープ加工ができない商品もあります。

画像のように「裾に刺繍がデザインされている」ものや、メーカー側で「対応不可」となっている商品です。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、レースカーテンの「ウェイトテープロック加工」と「折り返し加工」についてお伝えしました。

ウェイトテープ加工は、特にリビングや寝室など、インテリアに拘りたい空間におすすめです。

メリットやデメリットをふまえ、それぞれのお部屋に合うスタイルでインテリアコーディネートを楽しみたいですよね。

レースカーテンを購入される場合は、裾のウェイトテープ加工にも注目してみてください。

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