クロス職人の親方ブログ

【重ね張り】クッションフロアやフローリングを剥がさなくても大丈夫?

親方

この道30年内装職人の親方です。

既存の床材を剥がさずに重ね張りしたい方に向けた記事です

クッションフロアの重ね張りについて紹介しようと思いますが・・・

「そもそも、クッションフロアを重ね張りしても問題ないのだろうか?」

という、疑問にお答えするなら「状況に合わせて対処」すればクッションフロアの上にクッションフロアを重ね張りしても問題ありませんし、フローリングなどの木質系床材の上にクッションフロアを重ね張りしても問題ありません。

また、重ね張りには以下のメリットがあります。

  • ゴミ(廃材)が出ない
  • 既存の床材を剥がす手間がいらない
  • 下地が平滑で綺麗に仕上がる
  • 費用を抑えることができる

結局のところ、既存の床材を剥がさずに上貼りしますので手間が省けて作業は捗ります。

とはいえ、重ね張りするには注意点がありますので解説したいと思います。

クッションフロアを重ね張りするときの注意点

早速本題に入りますが、クッションフロアを既存の床材に重ねて貼る時には以下のポイントに注意が必要です。

  • 塵(枠周りの段差)の確認
  • 既存床材の浮き
  • ドアが当たらないか確認する

ひとつずつ見ていきます。

塵(枠周りの段差)

クッションフロアには2㎜程の厚みがあります。

ですので、框(かまち)や敷居などの高さは2㎜以上なければなりません。

この段差のことを「塵(ちり)」と言いますが、塵(ちり)が無ければクッションフロアの小口が見えてしまいますし、剥がれる原因にもなりかねません。

重ね張りするときには「2㎜程度の塵(ちり)があるか?」確認してください。

もし、塵(ちり)が無いようでしたら・・・

  • 既存床材を剥がす
  • 抑え金具などで押さえる

このような処置が必要です。

既存床材の浮き

既存の床材に浮きがあれば、重ね張りしたクッションフロアも当然浮いてしまいます。

つまり、クッションフロアを重ね張りするなら浮きを直す必要があります。

浮きを直す方法は2つです。

  • 浮いた部分をカットしてパテをする
  • 浮いた部分に接着剤を入れる

このどちらかの方法で浮きを直してからクッションフロアを重ね張りしてください。

ドアが当たらないか確認する

適当な塵(ちり)があり、床材に浮きが無かったとしてもドアを開け閉めする際にクッションフロアに当たってしまえば傷の原因になります。

ですので、ドア下に十分な隙間があるか確認する必要があります。

もしもドアに隙間が無ければ・・・

  • 床材を剥がす
  • ドア下をカットする

このどちらかが必要になります。

重ね張りしたクッションフロアの仕上りは綺麗なのか?

クッションフロアを重ね張りする最大の不安は「仕上がり」ではないでしょうか?…。

「重ね張りで綺麗に仕上がるんだろうか?」

このような疑問を持つのは当然だと思います。

そこで、実際に重ね張りしたビフォーアフターの画像がありますので見ていただこうと思います。

クッションフロア重ね張りののビフォー

キッチンのクッションフロア

施工前のクッションフロア

クッションフロアのビフォー

一昔前に流行ったクッションフロアの上にフローリング調のクッションフロアを重ね張りしました。

以下は仕上りの画像です。

クッションフロアの重ね張りアフター

キッチンのクッションフロアに重ね張りしたアフター

クッションフロアを重ね張りした画像

重ね張りしたクッションフロア

清潔感のあるフローリング調のクッションフロアになりお部屋のイメージがガラッと変わり素敵になりました。

ご覧の通り重ね張りしても仕上がりに不備はありませんし、言われなきゃ重ね張りしたのかさえも見分けがつきません。

クッションフロアを重ね張りすると料金は安い

冒頭でも少し触れましたが、クッションフロアの重ね張りなら費用を抑えることができます。

理由は次のようになります。

  • 下地にかかる費用が不要
  • 作業時間の短縮
  • 産業廃棄物が少ない

当然と言えば当然ですが、重ね張りなら新たに下地を作る必要もありませんし、ゴミの量も少ないわけですので費用も安く上がります。

とはいえ、注意が必要なのは「高い業者に頼んでしまう事」です。

せっかく重ね張りで料金を抑えることができても、そもそもが高い業者を選んでしまっては安くなるはずがありません。

ですので、クッションフロアを業者に依頼する際には「業者の比較」が必須という事になります。

業者の比較方法は意外と簡単なのですが、知らない方も多いので少しだけ紹介します。

リフォーム業者の賢い探し方

リフォームの専門業者は沢山ありますが「価格」や「仕上り」で満足できる業者を探すことが1番大事なポイントです。

1社だけでリフォーム工事を決めてしまうと、一般的な相場よりかなり高い「ぼったくり」にあったり、また、「リフォーム費用が適正なのか?」と言った正しい判断が出来ません。

ですので、リフォーム会社比較サイトを使って相見積もりを取り寄せ、比較検討することは非常に大きな意味を持ちます。

という事で、私がおすすめ出来る「リフォーム業者比較サイト」を紹介します。

ハピすむの見積比較で予算を確認

ハピすむ

早速ですが、私おすすめのリフォーム比較サイトは「ハピすむ」です。

公式サイトから少しだけ引用します。

ハピすむは無料で利用できます

会社を比較・検討!複数社の比較で最安値の会社が見つかります。

ハピすむの利用は完全無料なので「リフォーム費用を確認したい」という方にはうってつけのサイトです。

また、ハピすむでは「しつこい営業」が無いので「今すぐリフォームする訳じゃない」と言ったリフォーム予備軍の方も安心して利用できます。

さらに、実際にリフォームする場合でも「ハピすむ」を使えば、悪徳業者が存在しない為、見積金額と異なったに高いリフォーム代金を請求される危険もありません。

自宅にいながら「スマホ」や「パソコン」から気軽に複数社の見積もりを取寄せることができます。



ハピすむのポイント
  • 完全無料で利用できる
  • 3~5社の相見積りが比較できる
  • 必要事項が少なく「30秒」で無料見積りが取れる
  • 予算を確認するだけでも利用OK
  • しつこい営業が無い
  • 厳選された加盟店の工事だから安心
  • 自分にあったリフォーム会社をじっくり選べる

繰り返しになりますが、「とりあえず費用の確認がしたい」といったリフォーム予備軍の方にも安心して利用されています。

詳しくは公式サイトをどうぞ。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事の内容を簡単にまとめたいと思います。

  • 重ね張りは費用を抑えることができる
  • 塵や浮き、ドアなどの干渉が無ければ重ね張りできる
  • 費用を抑えたいなら高い業者を避け、相見積もりで業者を比較する

という事でこの記事は以上です。

親方

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