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窓装飾プランナーのマドカです
カーテン業界歴15年、窓装飾プランナーのマドカです。
今回は、壊れたカーテンレールの対処法についてです。
カーテンレールが壊れたら、新しいレールに交換しなくてはいけませんよね。
でもその前に、カーテンレール本体が破損しているのか、それともレールの付属品(部品等)が破損しているのかを確認することが大切です。
カーテンレールの故障といえば、
- カーテンレール本体が折れている(破損している)
- リングランナーが割れている
- ブラケットが外れた
などが挙げられますが、壊れた箇所によってはレールを買い替えなくて済む可能性もあります。
そこで今回は、カーテンレールが壊れたときの対処法についてご紹介しますので、何か参考になりましたら幸いです。
【プロが伝授する】カーテンレールが壊れたときの対処法
では、先ほどの3つの例を一つずつみていきましょう。
- カーテンレール本体が折れている(破損している)
- リングランナーが割れている
- ブラケットが外れた
「カーテンレール本体が折れている(破損している)」ときの対処法
カーテンレール本体が曲がったり折れている場合は、新しいカーテンレールに交換する必要があります。
ただ、交換の際に注意しておきたいのは、
●新しいカーテンレールを壊れたレールと同じ長さにする
という点です。
つまり、お手持ちのカーテンの寸法は壊れたレールの長さが基準になっていますから、レールの長さが変わるとカーテンのサイズが合わなくなる可能性もありますので、カーテンレールを購入の際は、必ず既存のレールと同じ程度の長さで注文しましょう。
窓装飾プランナーのマドカです
カーテンもレールと一緒に買い替える場合は、レールの長さを変更しても問題ありませんが、窓まわりの障害物などを確認してくださいね。
壊れたレールの長さを調べる方法
もしも壊れたレールの長さを測るのが難しい場合は、手持ちのカーテンの横幅(長さ)を測ってみると良いです。
どのように測るのかと言いますと、
●カーテンの裾を横方向にピーンと伸ばした状態で長さを測る
こうすると「カーテンの総巾」が分かりますので、そこから逆算してカーテンレールの長さを割り出すことができます。
この時に、手持ちのカーテンの上部(ヒダ山)が「2つ山」なのか、それとも「3つ山」なのかもチェックしておきましょう。
つまり、
●2つ山だったら、カーテンレールの長さに対して約1.5倍の生地が使われている
●3つ山だったら、カーテンレールの長さに対して約2.0倍の生地が使われている
ということになります。(※一部例外もありますが、一般的なカーテンに該当します)
例えば、2枚仕様の両開きカーテンで考えると、
カーテン巾(裾)の全長が284cm(142cm×2枚)で、2つ山ヒダの場合、
284cm÷1.5-10cm(カーテン巾のゆとり)=179.3cmで、カーテンレールの長さはおよそ180cmほどになります。また、
カーテン巾(裾)の全長が420cm(210cm×2枚)で、3つ山ヒダの場合、
420cm÷2.0-10cm(カーテン巾のゆとり)=200cmで、カーテンレールの長さはおよそ200cmくらいになっているはずです。
カーテン巾のゆとり
この計算の中で、「-10cmのカーテン巾のゆとりって何?」と疑問に感じた人もいらっしゃるかもしれませんね。
このゆとりに関しては、カーテンを閉じたときに中央がピチピチに突っ張らないようにするための余巾のことで、通常ではレールの長さよりも約3%~5%くらいの余裕をもっておくのが一般的です。
カーテンの大きさや種類によって多少の誤差はありますが、約10cmくらい差し引けばOKです。
因みに、壊れたレールの長さを大まかに測ってみて、計算で割り出したレールの長さと同じくらいになっていれば問題はないでしょう。
※大手通販サイトでもさまざまな機能性カーテンレールが選べます。
「リングランナーが割れている」ときの対処法
次に、リングランナーが割れている場合の対処法についてですが、
カーテンレール本体の破損ではなくリングランナーが故障したときは、リングランナーのみ交換することができます。
このリングランナーは、カーテンレールに付属している部品のことで「カーテンを左右に動かすための滑車」です。
カーテンレールのメーカー名や種類がお分かりでしたら、カーテンショップ等で同じものを注文すると良いでしょう。
リングランナーは大手通販サイトでも販売されているので、サイズが合えば1個単位でも購入が可能です。
またリングランナーを交換する際は、カーテンレールの端っこに付いている「サイドキャップ」を取り外してから、リングランナーを滑り込ませればOKです。
※こちらの記事もお役立てください。

後入れランナーならレールを分解せずにつかえる
とくにメーカーや品番に拘りがなければ、近くの大型量販店や大手通販サイトでも購入できる後入れランナーというものがあります。
この後入れランナーは、カーテンレールのサイドキャップを外さなくても補充ができますので、キャップを外すのが困難な場所におすすめです。
※後入れランナーはこちらからも購入できます。
「ブラケットが外れた」ときの対処法
最後は、ブラケットが外れたときの対処法についてですが、ブラケットはカーテンレールをネジで固定するための金具(部品)です。
このブラケットが外れてしまうと、レールが傾いたり落下の原因にもなりますので非常に危険ですよね。
ブラケットが外れるのはネジが緩んでいる証拠ですから、ネジをしっかりと締め直せば再びカーテンレールを固定することができます。
しかしネジの穴が大きく広がっている場合は、同じところに固定することは難しいため、新しい位置にズラしてネジ留めする必要があります。
この場合、カーテンレールが次のどちらにネジ留めされていたのかを確認してください。
- 窓の木枠
- 壁の下地(木下地)
窓の「木枠」にネジ留めしていた場合
カーテンレールが窓の木枠に設置されていた場合は、どの位置にずらしてもネジ留めが可能です。
但し、窓の木枠は割れやすいため、必ず下穴をキリなどで軽くあけてからネジ留めするようにしましょう。
いきなり電動ドライバーを使うと「木枠のひび割れ」にもつながります。
壁の「下地(木下地)」にネジ留めしていた場合
カーテンレールが壁に設置されていた場合は、新しいカーテンレールも必ず下地場所に取り付けなければなりません。
つまり下地の無いところは「壁の奥が空洞」になっているため、カーテンレールを固定することができないからです。
因みに、基本的な壁の構造についてはこちらの記事をどうぞ。

窓が付けられる耐力壁には、柱、間柱(構造材)と内装仕上げ材(石膏ボード)を固定するための胴縁があり、これらの木下地がカーテンレールの下地としてネジ(ビス)が効く部分になっています。
住宅工法によって窓周りの下地位置は違ってきますが、代表的な工法を知っておくと下地の見当がつきますよね。
このように柱が通っていない場所は空洞のため、石膏ボードにネジ留めしても固定することができませんので、必ず下地部分の柱(木下地)にブラケットをネジ留めするようにしましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事では、カーテンレールが壊れたときの対処法についてお伝えしました。
内容をもう一度まとめます。
- カーテンレール本体が破損している → 同じ長さの新しいレールに交換する
- リングランナーが割れている → ランナーのみの交換も可能
- ブラケットが外れた → ネジを締め直す・新しい下地部分にネジ留めする
カーテンレールの故障は日常生活にも支障がでますので、できるだけ早急に解決したいものですね。
ただ、レールに不具合を生じても決して慌てる必要はありません。
部品だけの交換で済めば余計な出費も抑えられますので、まずはどこに原因があるのかを確かめることが大切です。
※こちらの記事もお役立てください。




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