Warning: Undefined array key 4 in /home/ss655252/interior-w.info/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 21
Warning: Undefined array key 4 in /home/ss655252/interior-w.info/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 33
窓装飾プランナーのマドカです
今回のテーマは、「ナチュラルなお部屋のカーテン選び」です。
様々なインテリアテイストの中でも、年齢や性別を問わず幅広く指示されている「ナチュラルインテリア」。
その人気の理由は、日本人に馴染みやすい天然素材や木製の家具、そして茶色やグリーンといった自然界にある色(アースカラー)が居心地よく感じられるからではないでしょうか。
ただ、ナチュラルインテリアに合わせる家具選びは比較的スムーズに決まるものの、カーテン選びでは迷ってしまう人が多いようです。
そこで今回は、「ナチュラルなインテリア空間にふさわしいカーテン選び」とシミュレーションでみる「色のあわせ方」をご紹介したいと思います。
ナチュラルなインテリア空間に合う「4つの窓装飾」
ナチュラルなインテリア空間には、次の4つの窓装飾(ウィンドウトリートメント)がおすすめです。
- カーテン(3タイプ)
- プレーンシェード
- ロールスクリーン
- 木製(または竹製)ブラインド
では、それぞれ順番にみていきましょう。
ナチュラルインテリアにおすすめ:「カーテンスタイル BEST3」
ナチュラルな空間には、生地のボリュームが少ないカーテンがよく似合います。
カーテンにも色んな種類があり見た目の印象も変わりますので、カーテンのスタイルにも注目すると良いでしょう。
そこで、ナチュラルインテリアに私がお勧めするカーテンスタイルは、
- フラットカーテン(ヒダ無し)
- ハトメカーテン
- 1.5倍ヒダカーテン(ヒダが少なめ)
この3タイプです。
ヒダの取り方や生地量を変えるだけでも、窓周りの雰囲気が違ってきますよ。
フラットカーテン
フラットカーテンは、ヒダを寄せない一枚仕立てのカーテンです。
ヒダ山がないため、通常のカーテンよりもボリュームが抑えられてすっきりした印象になります。
飾り過ぎずシンプルなコーディネートが似合う、ナチュラルインテリアにぴったりのカーテンスタイルです。
※フラットカーテンについてはこちらの記事をどうぞ。

ハトメカーテン
ハトメカーテンは、カーテンの上部に等間隔でハトメ(鳩目)穴を開けたスタイルです。
このリングは大きさ(大きいハトメと小さいハトメ)が選べますので、ナチュラルなインテリア空間のアクセントになると思います。
また、ハトメカーテンを選ぶときは、カーテンレールもハトメのリングが通せるものを選ぶのがポイントですよ。
※カーテンの種類についてはこちらの記事をどうぞ。

1.5倍ヒダカーテン
1.5倍ヒダのカーテンは、ホームセンターや大型量販店にも数多く出回っている種類のカーテンです。
特徴としては、カーテンのヒダ上部が「2ッ山」だったり、「1ッ山(ワンプリーツ)」になっています。
生地のボリュームが少なめでカジュアルな印象に仕上がるので、ナチュラルインテリアの窓辺にもおすすめのカーテンスタイルです。
※カーテンのヒダについてはこちらの記事をどうぞ。

ナチュラルインテリアにおすすめ:「プレーンシェード」
プレーンシェードは、カーテンとお揃いの生地でコーディネートができる窓装飾です。
ファブリック特有の柔らかさとぬくもり感があり、シェードの布をたたみ上げたときの柔らかいファブリックの風合いが、飾り気のないナチュラルインテリアのアクセントになります。
また、ひとつの空間にカーテンとシェードを使い分けすると、窓辺に違う雰囲気を楽しめるのでお勧めです。
※プレーンシェードについてはこちらの記事をどうぞ。

ナチュラルインテリアにおすすめ:「ロールスクリーン」
ロールスクリーンは、窓辺をすっきりと演出することができる窓装飾です。
ロールスクリーンには、一般的に使われている「ノーマル」なタイプと、上の画像のように採光と調光がスライド式でできる「調光型」の2種類がありますが、一番のメリットは使いやすさです。
生地の上げ下げも軽く、スクリーンを全開しても窓にかかる面積が少ないので、お部屋を広々と使いたくなるナチュラルインテリアのコーディネートにお勧めです。
※ロールスクリーンについてはこちらの記事をどうぞ。

ナチュラルインテリアにおすすめ:「木製(ウッド)ブラインド」
木製・竹・桐といったウッドブラインドは、天然木をありのままに使用した窓装飾です。
自然素材を使っているので、スラット(羽根)1枚ごとに「木目・色・風合い」などのバラつきがあり、さらに「ふし」や「すじ」「木目の凹凸」が違っているところも味わい深く、ナチュラルなインテリア空間に馴染みやすいです。
また木製ブラインドは木の家具とも相性ぴったりなので、ナチュラルインテリアのコーディネートにおすすめです。
※竹製ブラインドについてはこちらの記事をどうぞ。

ナチュラルな部屋に合うカーテンの素材
ナチュラルなインテリアには天然素材がよく似合いますので、カーテンを選ぶ時も「リネン(麻)」や「コットン(綿)」などの自然素材に注目してみましょう。
リネンは少しシャリ感のある手触りで、吸湿性が高く使い込むほどに柔らかく馴染んでいくのが特徴です。
一方、コットンはなめらかな手触りで吸水性や通気性に優れています。
ただ100%の天然素材には次のような欠点もあります。
●お洗濯で伸び縮みがしやすい
●気温の変化による自然な伸び縮みがある
●紫外線の影響をうけやすい(色あせ)
つまり人工的に作られたものではなく、素材自体が呼吸しているためとくに伸び縮みがしやすいということですね。
そのため、合成繊維に比べるとデリケートでお手入れが難しい点もありますが、ナチュラルなインテリア空間にはまさにぴったりのカーテン素材といえます。
混合素材にも注目
また、最近では
「リネンとコットンの混合素材」
「リネン+ポリエステル」
「コットン+ポリエステル」
など、手入れがしやすいポリエステルと天然素材を織り混ぜたものが増えてますので、こまめにカーテンのお洗濯をされる方はぜひ「混合素材」にも注目してみてください。
ナチュラルインテリアに合うカーテンの色「カラーシミュレーション」
カーテン選びでも特に迷ってしまうのは、「色のあわせ方」ではないでしょうか。
ここからは、カーテンの色あわせをいくつかシミュレーションでご紹介したいと思いますので、色選びの参考にして下さい。
カーテン+ロールスクリーンのカラーコーディネート例
次の5つのパターンは、掃き出し窓にカーテンと腰高窓にロールスクリーンを選んだ場合のカラーコーディネート(シミュレーション)です。(※因みに、レースカーテンは全て同じものです)
こちらのドレープカーテンはアイボリー、ロールスクリーンはホワイトでまとめたコーディネート例です。
壁紙や家具と色を統一することで、空間全体がスッキリとした印象に♪
爽やかなナチュラルインテリア空間に相応しい色合いです。
こちらのドレープカーテンはグレー、ロールスクリーンも淡いグレーでまとめたコーディネートです。
ベージュよりの優しいグレーは、主張しすぎず落ち着いた雰囲気になります♪
安らぎのあるナチュラルインテリア空間に相応しい色合いです。
こちらのドレープカーテンはブラウン、ロールスクリーンは淡いペールピンクでまとめたコーディネート例です。
全体的に色のトーン差を少なくして、調和させるのがポイントに♪
ぬくもり感のあるナチュラルインテリア空間に相応しい色合いです。
こちらはドレープカーテンとロールスクリーンを、ミディアムグレーで統一したコーディネート例です。
ロールスクリーンを濃いめの色に変えるだけで、何となく空間が引き締まった印象になりますよね。
またカーテンとロールスクリーンが同じ色なので、全体の色もバランスよく纏まっていると思います。
モダン空間を演出するナチュラルインテリアに相応しい色合いです。
こちらは、ナチュラル空間に相応しくないNGカラーのコーディネート例です。
ドレープカーテンには濃いブルー、そしてロールスクリーンには濃いグレーというダーク色で、なんだか重苦しい雰囲気になっていますよね。
窓周りは特に面積が大きいので、色選びはお部屋全体の印象を大きく左右します。
ナチュラルインテリアには、こうした濃いめの色より柔らかなトーンの色を選ぶほうが上手くまとまりますので、カーテン選びは「白」「ベージュ」「グレージュ」「茶色」「グリーン」などの落ち着いたアースカラーがおすすめです。
ウッドブラインドのカラーコーディネート例
次の3つのパターンは、ナチュラルなインテリア空間に合うウッドブラインドのカラーシミュレーションです。
こちらの木製ブラインドはアイボリーで、壁の色に近づけたコーディネート例です。
真っ白よりもアイボリー色を選ぶことで、白い壁とベージュの床の境目がやわらいで優しく調和しています。
ソファの色も差し色になりますね。
こちらの木製ブラインドは、ナチュラルブラウンのコーディネート例です。
テーブルとフロアランプの色に木目調のブラインド色をあわせることで統一感が生まれ、空間全体の色がまとまりやすくなります。
ナチュラルインテリアに取り入れやすい、色の選び方ですね。
こちらの木製ブラインドは、ダークブラウンのコーディネート例です。
濃い木目を選ぶと窓辺がフォーカルポイントになりますので、ブラインドをさらに目立たせることができます。
このように、窓周りのコーディネートは床の色もポイントになります。
ナチュラルインテリアでダーク系の床材のときには、窓に明るめの色をあわせるのがお勧めです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、「ナチュラルインテリアのカーテン選びと色のあわせ方」をお伝えしました。
ナチュラルな空間を目指すには「窓周りが重要」になってきますので、インテリアとの相性や色のバランスを考えながらカーテン選びにつなげましょう。
タグで探す