窓装飾プランナーのマドカです
リビングの遮光カーテンについて解説します。
お部屋の中でも、家族が集まったり来客をもてなすリビングは、カーテン選びが一段と慎重になりますよね。
カーテン選びで大きな選択肢のひとつになるのは「遮光機能」ですが、遮光ありと遮光なしのどちらにするかは、リビングのカーテン選びに於いても重要です。
皆の共有スペースだからこそ、失敗したくないリビングのカーテン。
「遮光にすればよかった」
あるいは
「遮光で失敗した」
という声もあるように、カーテンの遮光機能はお部屋の過ごし方にも影響するため、できるだけ上手に選びたいものです。
そこで今回は、リビングの窓に遮光カーテンが必要かどうか迷っている方へ、賢く選ぶ方法を伝授しますので参考にしてください。
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リビングに遮光カーテンは必要?
まずリビングに遮光カーテンが必要かどうかは、住む人の生活スタイルや、周りの環境によって違います。
そもそもリビングの窓に「遮光付きのカーテン」と「遮光なしのカーテン」で迷う理由には、日差しやプライバシーの問題がありますよね。
日差しが強い環境なら、遮光カーテンを選ぶほうが日中も快適に過ごせますし、人通りに面した窓も遮光カーテンのほうが安心できるといえます。
一方で、開放的な環境やお部屋を明るくしたい場合は、非遮光カーテンのほうがずっと快適に過ごせるでしょう。
ただ新築や引っ越しの場合はどうでしょうか。
「リビングに太陽光がどれくらい差し込むのか」
「外の視線などプライバシーに影響はないか」
こうした問題は、実際に住んでみなければ分からない事もあると思います。
リビングのカーテンは好きな色柄を中心に選ぼう
そう考えるとリビングのカーテン選びは、まず遮光にこだわらず好きな色柄のカーテンを選ぶことがポイントになります。
理由は、カーテンには「後付けや取り外しのきく」遮光裏地というのがありまして、メーカー各社や大手のネット通販でも「裏地のみの購入ができる」からなんですね。
無論、初めから遮光カーテンと決めている場合は悩む必要はないですし、後から裏地を付けるより安く買えますので、「遮光付」と「非遮光」のどちらかで悩んだ時は、後付けの遮光裏地という選択肢があることも知っておいてください。
窓装飾プランナーのマドカです
ちなみに、遮光裏地には「縫付けるタイプ」と「取り外しできるタイプ」の2つの方法がありますよ。
遮光裏地は二通りの使い分けできる
また取り外しのきく遮光裏地なら、「遮光あり」と「遮光なし」の二通りの使い分けも可能なんです。
たとえば、
- 夏場は遮光裏地で強い日差しを防ぐ
- 冬場は裏地を外して明るくする
- 夜は遮光・朝は自然の光を入れる
- 日中の家具の日やけ防止
など、季節や時間帯、そして用途にあわせて2wayの楽しみ方ができるので、いつでも快適なリビングが保てます。
窓装飾プランナーのマドカです
裏地をつけるだけで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるので省エネ効果も高まりますよ。
※遮光裏地についてはこちらの記事もお役立てください。
【遮光カーテンのつくり方】手持ちのカーテンに裏地をつける「簡単ウラ技」リビングの遮光カーテン選びで注意すること!
一方、リビングの窓に最初から遮光カーテンと決めている場合は、必ず遮光等級を確認することが失敗しないコツです。
遮光といっても全てが同じ機能ではありませんので、好きな色柄だけで決めてしまうと、
「遮光が物足りない」
「暗くなり過ぎる」
という可能性もでてきます。
せっかく遮光カーテンを注文したのに台無し…という結末にならないよう、購入前にしっかりとチェックしておきたいですね。
遮光カーテンには、3つの等級があります。
- 室内が真っ暗になる「遮光1級」
- 室内にうっすらと光が入る「遮光2級」
- 室内が少し明るめの「遮光3級」
ひと口に遮光カーテンといっても、このように「生地から透ける光」には大きな違いがあるので、リビングの窓にあわせて使い分けましょう。
選び方としては、
- しっかりと光を遮るなら遮光1級
- 真っ暗なのが苦手な人は遮光2級
- 普通のカーテンより少しだけ遮光が必要なら遮光3級
といった感じです。
※遮光等級の違いと光漏れについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
【遮光カーテン】1級・2級・3級の違いと光漏れを防ぐ取りつけ方【プロが解説します】リビングの遮光カーテンにはメリットがある
遮光カーテンで迷ったときに、「部屋が暗くなる」とか「種類が少ない」という理由で、選ばない方も多いのではないでしょうか。
実は、遮光カーテンにすると次のようなメリットがあります。
少しだけ前術しましたが、
- 夏は涼しくて冬はあたたかい
- 家具の日焼けや色あせを防ぐ
- プライバシー保護に役立つ
このような効果が期待できます。
夏は涼しくて冬はあたたかい
リビングの窓が東・南・西側に面していると、とくに真夏は朝から夕方にかけて、お部屋の中が灼熱地獄…なんてこともありますよね。
こんな時、サッと遮光カーテンを閉めるだけで「リビング(室内)の温度」はかなり軽減され、省エネにもつながります。
また冬の寒い季節には、普通のカーテンよりも遮光カーテンの方が厚手になっているため、お部屋の中は断然あたたかいです。
家具の日焼けや色あせを防ぐ
たとえば、リビング南側の窓際に家具を置いているとしますね。
こういう場合、家具の表面が太陽の日射しを直接浴びるので、気づいたら家具が色あせなんてことも少なくありません。
でも遮光カーテンなら、窓の隙間を塞いで取付けることで、リビングの家具や畳・フローリングなどの日ヤケ防止にも役立ちます。
プライバシー保護に役立つ
仕事で帰宅時間が遅いとか、女性だけの暮らしでプライバシーを守りたいときでも、遮光1級カーテンなら外に部屋の明かりが漏れないので安心して過ごせます。
遮光カーテンの色柄も豊富に
非遮光のカーテンよりもバリエーションの少ない遮光カーテンですが、以前にくらべると色や柄の種類も増えてきました。
中でも一番多いのは、「遮光2級」ですね。
遮光2級は程よい光を採り入れるので、リビングの遮光としても使いやすさが人気の理由だと思います。
また最近では白の遮光1級カーテンやおしゃな遮光1級カーテンも増えているので、リビングのカーテンもコーディネートの巾が広がると思います。
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【結論】リビングの遮光で迷った時は「裏地カーテン」を活用する!
最終的な結論としましては、リビングの窓に遮光カーテンで悩んだときは、取り外しができる裏地を活用するのがおすすめだと思います。
それは「遮光ありとなしで悩んでいる=明るさも確保したい」と想像できるからです。
もしも遮光付きカーテンを購入したあと、予想以上にリビングが暗くなってしまったら後悔にも繋がりますので、どちらにするか迷った時はいつでも取り外せる裏地を活用しましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、「リビングに遮光カーテンは必要なのか」いう点について選び方やポイントをお伝えしました。
遮光カーテンは光を遮る以外にも、お部屋のプライバシーを守ったり、好きな家具を長持ちさせることにも役立っています。
遮光等級を上手につかい分け裏地を活用することで、リビングがより快適な空間になると思いますのでぜひ参考にしてください。
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