カーテンの専門家
カーテン業界歴15年。窓装飾プランナーのマドカです。
二連や三連窓のシェードを節約したい方におすすめの記事です。
戸建てや新築の窓によくみかける、横並びの「連窓」。
連窓は室内にたくさんの光を採り込み、お部屋全体が明るい雰囲気になりますよね。
今回は、連窓にプレーンシェードをご検討中の方に、費用を安く抑えるお得な情報をお届けします。
【プレーンシェードの特徴】メリット・デメリットも解説します連窓ってどんな窓?
「連窓」は、2つ以上の窓が横に連なっている形態です。
掃き出し窓だったり、腰高窓や縦長のスリット窓にも多くみられます。
では連窓にプレーンシェードを設置する場合、費用を安く抑えるにはどんな方法があるのでしょうか。
連窓のプレーンシェードの費用を安く抑えるには?
一番安く購入できるのは、「プレーンシェードを1台で製作する」方法です。
つまり、シェードを各窓の大きさに合わせて2台や3台に分割して購入するよりも、1台で作るほうが割安なんです。
連窓に1台のシェードはデメリットもある?
とはいえシェードを1台で購入した場合、窓を個別に開閉する際は、1つの窓を開けるたびにシェードを上げたり下げたりする必要があるため、空気の入替えが面倒だったり、部分的な目隠しはできなくなってしまいます。
こんな時は、プレーンシェードを窓のサイズに合わせて1台ずつに分割するか、或いは2台に分けるほうが使いやすいですが、台数が多くなると1台で製作するよりも割高になるのが悩みどころです。
1台で分割!お得な「連窓プレーンシェード」
そこで便利なのが、1台のメカで幕体を4枚まで個別に昇降できる「連窓プレーンシェード」です。
1台といっても、先に述べた「布を1枚で仕立てるシェード」とは違い、1台のメカに2~4枚の布が連なった状態のプレーンシェードになります。
連窓プレーンシェードは、それぞれの窓の大きさに合わせて布を割り付ける方法ですから、シェードを1台ずつ分割して購入するよりもかなりお得なんです。
では、そのイメージを見ていきましょう。
連窓プレーンシェード(3連窓)
こちらは、三連窓に取付ける「連窓プレーンシェード」のイメージです。
シェードが3台並んでいるように見えますが、メカは1台で生地(幕体)を3枚に分割しています。
連窓プレーンシェード(4連窓)
こちらは、四連窓に取付ける「連窓プレーンシェード」のイメージです。
シェードが4台並んでいるように見えますが、メカは1台で生地(幕体)を4枚に分割しています。
このように「連窓プレーンシェード」なら、それぞれの窓を独立して操作ができますので、連窓の1か所だけシェードを開けるなど採光や視線のコントロールも自在です。
カーテンの専門家
要するに1台ずつ購入するよりも、使い勝手がよくてお財布にも優しいというわけですね。
「連窓プレーンシェード」は何cmまで作れるの?
連窓プレーンシェードは、オーダー対応の商品です。
横幅は270cm・高さは300cmまで製作が可能で、生地は最大6枚まで分割することができますので、一般住宅の連窓にも取付けられます。
但し、昇降機能の構造上、操作方法はコード式限定となっています。
※コード式についてはこちらの記事をどうぞ。
【ローマンシェード徹底解説】全6種類の使い方やメンテナンスの完全ガイド
- 連窓プレーンシェードは横幅270cm・高さ300cmまで対応可能
- 連窓プレーンシェードは1台で6枚まで分割できる
- 操作方法はコード式のみ
カーテンの専門家
因みに、幕体の仕上がり巾は個別にサイズ指定できますよ。(※高さは個別の指定ができません)
「連窓プレーンシェード」の使い方
では、「連窓プレーンシェード」を実際にオーダーする場合の使い方をみていきましょう。
出典:東リ
上の画像は、4枚に分割した連窓プレーンシェードです。
この場合、各操作側は①と②の幕体が「左操作」。③と④の幕体が「右操作」になります。
2連窓・3連窓・4連窓の操作パターンについて
出典:東リ
また、2枚(2連窓)に分割する場合は、
- ①②とも右操作
- ①②とも左操作
- ①は左操作・②は右操作
この3つのパターンから選べますし、3枚(3連窓)に分割する場合は、
- ①は左操作・②③は右操作
- ①②は左操作・③は右操作
この2パターンから選ぶことができます。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、「連窓」に取り付けるプレーンシェードを安く抑える方法についてお伝えしました。
最後にもう一度まとめます。
- 連窓型のプレーンシェードは分割するより1台がお得!
- 横並びの窓には連窓プレーンシェードがおすすめ!
- 連窓プレーンシェードは1台のメカで6枚まで対応できる
- 連窓プレーンシェードは巾270cm・高さ300cmまで製作可能
- 連窓プレーンシェードの操作方法は「コード式」限定
既製品では手に入りませんが、連窓にシェードをご検討中の方や、サッシの大きさで「分割するか1台にするか」迷っていらっしゃる方は、お得な連窓プレーンシェードもぜひ参考にしてみてください♪
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