親方
今回は「穴の開いた壁」の修理方法・対処方法を紹介します。
「壁に穴が出来てしまった!….どうしよう…」
「大丈夫です!落ち着いてこの記事をご覧ください」
壁に穴が出来る事はよくある話です。
なぜなら、石膏ボードは意外と弱く、壊れやすい建材だからです。
といっても、「壁穴」が出来てしまったら、どうにかしないと…マズイですよね。
そんな壁穴修理法方は2択です。
- 業者に任せる(プロに依頼)
- ⅮⅠY(自分で修理)
言い方を変えます。
手先が器用なら「ⅮⅠY」でもOKですが、完璧に直したいなら「業者」をおすすめします。
もっと詳しく言うと…
- 持ち家⇒(ⅮⅠYでも業者でもOK)
- 賃貸⇒(業者をお勧め)
こんな感じです。
持ち家なら多少見栄えが悪くても自分が我慢すれば良いのですが、賃貸だと退去時の費用が高くつきます。
なので、穴が開いた段階で業者に依頼する方が賢明です。
ということで、壁穴の「安い修理業者」「ⅮⅠY」を順番に説明します。
壁の穴以外の補修方法は以下の記事をどうぞ。

壁穴の修理が安い業者の探し方
結論から言うと、最安値業者は「イエコマ」になります。
壁穴の補修は「イエコマ」が最安値
- 壁紙補修1か所「3,800円」
- 対応エリアあり
- 戸建て専門
もしあなたが「一戸建て」にお住まいなら「イエコマ」がおすすめです。
対応エリアは以下の通り
対応エリアに該当するなら迷う必要ないほど安価でおすすめできます。
しかし、「イエコマ」の対応エリア外だという人もいますよね…。
そんな方は、安い業者を関連記事にて詳しく解説していますのでどうぞご覧ください。

一般的な業者の壁穴修理費用とは
壁穴の大きさや、業者によって費用は違いますが「10cmくらいの壁穴」の場合で必要な金額を考えると以下の通りです。
- 出張費(あなたの自宅までの交通費)
- 材料費(石膏ボード、壁紙などの費用)
- 技術料(作業費)
これらを全部合わせると、15,000円~40,000円くらいの予算です。
※依頼する業者で金額は変わります。
繰り返しですが「完璧に直したい」のなら「業者」に頼むことをおすすめします。
たとえば、賃貸物件の場合だと、退去時に「壁穴」などの破損がある場合は「大工さん」「クロス屋さん」2つの業者が必要になり、割高になるケースもあります。
壁紙の「色合わせ」も難しいと判断されがちなので、壁紙の全面貼替となり10万円~を請求されるケースもあります。
そうならないためには、壁穴が出来てしまった時点で管理会社やオーナーに報告し、修理する旨を伝えてください。
業者は自分で探した方が圧倒的に安いので、繰り返しになりますが以下の記事をご覧ください。

壁穴修理業者はリノコもおすすめ
- 商品・工事・保証がセット
- サイト内に口コミ情報が多い
- 諸経費込みの安心価格
- 修理職人さんへの直接依頼価格でOK
- 相見積もりで価格の比較が出知る
壁穴の補修・修理を安値で依頼するなら職人さんに依頼できる「リノコ」がおすすめです。
「リノコ」は全国対応の会社で、あなたに直接修理できる職人さんを紹介してくれます。
職人さんが壁穴を直接修理してくれれば「中間マージン」が無いので余計な経費はかかりません。
ぶっちゃけ、「リノコ」で修理職人を紹介して貰えれば「安値」で壁穴の補修が出来ますので他を探す必要はありません。
要するに、壁穴を修理できる職人を知らないなら「リノコ」で探すべきだと言えます。
さらに、補修工事を頼む業者によっては見積もり以外で後付けの「諸経費」が必要になったり、思った以上の出費を強いられることもありますが、リノコの見積もりは「総額」が表示されるので安心です。
要するに、自宅の壁穴補修にかかる費用を明確に把握することが出来るということです。
ですので、安値で壁穴を補修したいという人にはお勧めです。
ⅮⅠYで壁穴を修理する方法
それでは、ⅮⅠYで修理したいという方のために「必要な道具・材料」をまとめます。
壁に開いた穴の修理に必要な物
必要なものは以下の通り。
- 石膏ボード
- 石膏パテ
- ボードビス
- 木材
- クロス(壁紙)
- クロスの道具
順番に見ていきます。
石膏ボード
石膏ボードには9.5mmと12.5mmがあります。(厚みが違う)
補修箇所をメジャーで計って同じ厚みの石膏ボードを準備してください。
※計っても分かりづらい場合は少しカットしたものをDIYショップに持参しても良いです。
石膏パテ(クロスパテ)
石膏パテ又は、クロス用の粉末パテを用意してください。
※見つからない場合、インターネットで購入できます。
パテを塗るパテベラも必要です。
ボードビス
ボードビスの長さは種類が豊富ですが25mm以上の物を選ぶと良いです。
ただし、長すぎても支障が出る場合がありますので注意してください
ボードビスはホームセンターでも買えます。
木材
木材は胴縁といわれる角材(45mm×45mm)を使ってください。
必要な長さをあらかじめ計り準備します。
ホームセンターで買えます。
クロス(壁紙)
クロスは型番、品番が分かれば一番良いのですが、分からない場合インターネットなどで探すと見つかると思います。
既存の壁紙と同じものを探す方法は下記の記事を参考にしてください。
【クロスの補修材を調達】色合わせの方法や修理用の壁紙を準備する

これらが壁穴の補修に必要な物です。
それでは、壁穴補修の作業手順を見ていきます。
壁穴をⅮⅠYで修理する手順
こんな穴ができた時の補修方法を紹介します。
手順は以下の通りです。
- 穴をプラスターボードでふさぐ
- パテで平滑にする
- 壁紙を貼替える
分かるように一つずつ詳しく見ていきます。
壁穴をプラスターボードでふさぐ
壁穴修理:手順1
まずは壁穴を塞ぐ作業です。画像のような状態になれば完成です。
作業性を上げるために穴を大きくします。
差し金を使い、えんぴつで線を引いていきます。
この線に沿ってカッターを入れ「引き回し」といわれる鋸で穴を大きくします。
引き回しはホームセンターでも見つかります。
次にプラスターボードを止めるための下地を作ります。
とはいえ、作業は簡単で「下地材」となる木材を適当な長さにカットしてビス(ネジ)止めするだけです。
壁穴修理:手順2
このような木材を….
こんな感じにカットします。※カットする長さの目安は「穴の1.5倍~2倍」くらいです。
カットした木材をボードに固定します。
こんな感じで3か所に下地をいれます。
ここまで出来たら、プラスターボードの下地はOKです。
あとは、プラスターボードをカットしビス止めすれば完成です。
壁穴修理:手順3
これが「プラスターボード」です。
繰り返しですが、プラスターボードには厚みが2種類あります(9.5mmと12.5mm)間違わないように準備してください。
全体のビス止めが終われば下地の完成です。
下地の完成
作業が楽なので私は電動ドライバーを使いましたが、手動ドライバーでもOKです。
パテで平滑にする
石膏パテでプラスターボードの隙間を埋め壁を平滑にしていきます。
今回使ったパテはこちら
ホームセンターでも手に入りますので用意してください。
粉末なので、水で溶かし練って使います。
こんな感じに広げ「水」を入れます。
硬すぎず、柔すぎずパテを溶かします。※目安は歯磨き粉くらいでしょうか…例えが難しいです
出来上がったら「パテベラ」を使い馴染ませます。
厚くならないようにパテします。
乾くのを待って「2回〜3回」平滑になるまで念入りに作業してください。
平滑になったら、再度乾くのを待ち「サンドペーパー」で整え完成です。
100番くらいのサンドペーパーを使えばOKです。
壁紙を貼替える
画像は貼替後ですが、クロスの工程は省きます。
必要な方は下記の記事も参考になると思います。

今回は色合わせが困難だったため「壁1面」のクロスを貼替えました。
余談ですが、同じ品番の壁紙を使ったとしても「経年焼けや製造ロット違い」で補修箇所が目立ってしまう事があります。
なので、壁1面を張り替える事を推奨します。
小さい壁穴の補修
小さな壁穴、たとえば押しピンのような小さな穴なら「コーキング」で簡単に直せます。
壁穴修理に必要な費用の比較(ⅮⅠY・業者)
- ⅮⅠY:1万円~2万円 ※クロスやクロス施工道具も含みます。
- 業者:3万円 ※ボード補修などを含めてこの金額でした。
今回は面積15㎡で費用を比較しましたが、手間や出来上がりなどを考えると「業者」の方がコスパが良いです。
つまり、壁穴の補修は業者に頼むのが正解となります。
まとめ
壁に開いた穴の対処方法を紹介しました。
まとめると以下の通りです。
DIYなら
- 穴をプラスターボードでふさぐ
- パテで平滑にする
- 同じ壁紙を見つけて張り替える
業者に依頼するなら

以下の関連記事も参考になると思いますので、気になる方はどうぞご覧ください。

という事で、この記事は以上です。
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