カーテン専門家
カーテン業界歴15年♪ 窓装飾プランナーのマドカです。
今回は施工事例のご紹介です
和室にカーテンを付けるときは、障子を外して「鴨居」にカーテンレールを設置する方も多いと思います。
でも今回ご紹介するのは、鴨居に「プリーツスクリーン」を取り付けた事例です。
先日、お客様のところへ納品させていただいたので、和室のカーテンで迷ったときの参考になれば幸いです。
※和室の障子を外してカーテンを付けたい方はこちらの記事をどうぞ。

和室の障子を外して「鴨居」にプリーツスクリーンを取り付け
今回プリーツスクリーンを取付けたのは、鴨居の一番奥(手前から三本目)の横木です。
仮に一番手前だと、鴨居からスクリーンの本体が室内側に飛び出してしまいますが、幸い一番奥に取りつけてもサッシの枠には干渉しないことや、見た目も綺麗に納まるので、ご主人と相談して一番奥に設置しました。
こんな風に綺麗に納まりました。
ちなみに、プリーツスクリーンの部品色も木枠の色にあわせて「木目調」に揃えています。
ただ、プリーツスクリーンを鴨居に取付けるとはいえ、横木の巾は15mm程度ですし、ネジ留めの際には細かい「木くず」が飛び散るため、電動ドライバーをつかう際にはちょっとデリケートな作業になります。
というわけで、こんな時は「お部屋を汚さないような心遣い」も必要です。
今回、弊社の親方は、プリーツスクリーンが梱包されていた段ボールをさり気なく一部だけ切り取り、丁寧に木くずの受け皿変わりに。
細かい木くずが和室に飛び散ることなく、プリーツスクリーンを設置することができました。
こういうちょっとしたところにも気配りできるのが、流石プロの職人さんです。
こちらは施工前の障子の窓。
そしてこちらが、プリーツスクリーン(ツインタイプ)施工後の和室の窓です。
下側の不透明生地のプリーツスクリーンは、綺麗な抹茶色の遮光生地。
上側のレース地のプリーツスクリーンは、淡いピンク色の遮熱素材になっています。
柔らかい日射しを受けながら、お部屋全体にやさしく馴染んでいました。
いかがでしょうか。
鴨居にもプリーツスクリーンが綺麗に納まり、ご夫妻も大変喜んで下さいました。
こちらは東側の窓ということもあり、朝方の強い日射しに悩まされていたというご夫婦。
プリーツスクリーンを設置した翌日は、「朝の日差しが柔らかくてとても綺麗でしたよ」という嬉しいご感想をいただきました。
鴨居にも取り付けができる「プリーツスクリーン」
和室の場合は、カーテンをつける際に障子を外してカーテンレールを付ける方法もありますが、このように鴨居にプリーツスクリーンを取り付けることもできますので、ぜひ参考にして頂ければと思います^^
※こちらの記事もお役立てください。



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