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窓装飾プランナーのマドカです
こんにちは。
みなさんは「カーテンバランス(上飾り)」を知っていますか?
住まいに欠かせない必需品といえば、家具や家電のほかに「カーテン」があります。
特にお部屋の中心となるリビングは、家族の共有スペースで、大切な友人やお客様を迎える場所。
なのでリビングのカーテンは、特別お洒落にしたいという方も多いのではないでしょうか。
でも、無地のカーテンじゃ物足りないし、ありきたりな柄を選ぶのもつまらない…。
こんな風に悩んでいる方は、カーテンの上飾り(カーテンバランス)を活用して、ひと味違うコーディネートを楽しむのがおすすめです。
そこで今回は、リビングのカーテンが「おしゃれになる」カーテンバランスの取り入れ方について、施工例を交えながらご紹介します。
リビングの窓がおしゃれになる「カーテンバランス」
リビングの窓をおしゃれに演出するには、カーテンに飾りをつけたり、タッセルを変えてみたり、或いはシェードやスクリーン類にスタイルを変える方法がありますが、それ以外にも上飾り(カーテンバランス)を上手く活用することで、リビングの窓をお洒落にみせることができます。
たとえば、カーテンがお洋服だとしたら、カーテンバランスは「帽子やジュエリー」のようなもの。
リビングのカーテンが普段よりもっと素敵にみえて、おしゃれな窓辺が完成しますよ。
とはいっても、
「カーテンバランスを窓の上に設置するのは難しそう」
「価格的も高そうだし何だか大げさな気がする」
こんなイメージがあるのではないでしょうか。
確かに上飾りの値段は上をみればキリがありませんが、バランスの種類や取りつけ方によって簡単に飾れたり、手頃な価格でも購入することができます。
またリビングの窓にバランスをつけることで「空間全体もセンスアップ」するので、ぜひ注目していただきたいアイテムの1つですね。
では、数あるバランスの中から9種のタイプを順番にみていきましょう。
※カーテンバランスの採寸方法や、取付け方についてはこちらの記事をどうぞ。
【カーテンバランス(上飾り)】取り付け方から採寸方法まで【プロが解説】ギャザーバランス
リビングの窓を女性らしく演出するなら、ギャザーバランスがおすすめです。
上部にギャザーを寄せることで「フリル」のようなふんわりとした仕上がりになり、リビング全体が優しい雰囲気に包まれます。
花柄のカーテンに合わせると可愛らしくみえますし、無地のカーテンに合わせれば甘くなり過ぎず上品な印象になりますね。
またギャザーバランスは、「カーテンフック」でも取り付けができますので、カーテンの上飾りに初めて挑戦する方でも取り入れやすいです。
ストレートバランス
リビングの窓を上品に演出するなら、ストレートバランスがおすすめです。
上飾りの中でも一番シンプルなストレートバランスは、どんなインテリアにも馴染みやすくてコーディネートの巾が広がります。
画像のようにカーテンとバランスを同じ生地で揃えると、リビングの窓を「高くみせる効果」がありますし、カーテンの柄の一部をバランスの色にすると「メリハリ」が出ます。
ストレートバランスは、リビングをあまり派手に飾るのは好きじゃないけど、「いつもよりおしゃれにしたい」という方にぴったりの上飾りです。
また、一般的にストレートバランスには型紙を使用するため「硬くハードな印象」になりますが、型紙をつかわずに仕上げることもできます。
プリーツバランス
ストレートバランスに変化をつけたいときには、このようなプリーツバランスという方法もあります。
リビングの窓をシンプルに飾りたいけど、少しだけアクセントが欲しいという場合にお勧めですね。
見た目はストレートバランスに似ていますが、スリットの切れ目が入ることでひと味違う表情が楽しめます。
またプリーツバランスは、裏地を別の生地にすることでスリットの間から別の色が見え隠れして、おしゃれなカラーアクセントになります。
特殊バランス
他にもストレートタイプでは、このように特殊なバランスも製作できます。
画像のように左右を違う形の「アシンメトリー」にするだけで、リビングがモダンな印象になりますし、窓全体にも何となく表情が生まれます。
また、バランスの縁にバイアステープをつければアクセントになりますので、カーテンの色とコーディネートが楽しめますね。
スワッグ+テールバランス
リビングの窓をゴージャスに飾りたいときには、スワッグ+テールバランスがおすすめです。
上飾りの中で最も華やかなスタイルといえるのが、この曲線を描いた半円(スワッグ)と両端に垂れ下がっているテールの組み合わせになります。
空間が一気に華やかになるということから、リビングのエレガントな演出やクラシカルな演出に向いていますよ。
スワッグ+テールバランスは、上流階級では当たり前のように取り入れられているスタイルで、一見するとハードルが高く感じられるかもしれませんが、実は一般家庭でも人気のある上飾りのひとつです。
実は弊社でも一番お問い合わせが多いのは、この「スワッグ+テールバランス」で、これまでも多くの方に納品させて頂いてます。
【初心者向け】スワッグバランス(上飾り)について小窓のスワッグバランス
リビングの小窓を目立たせたいときには、両端のテールをつけずにスワッグだけで飾る方法もあります。
小ぶりな窓でも「存在感のあるスワッグ」がアクセントになりますので、掃き出し窓と統一すれば全体が豪華にみえますよ。
また、スワッグバランスは中央部分が「弧を描いている」ことから、できるだけ高さのある窓に取り付けるのが理想的です。
なぜなら「窓の高さが低い」と圧迫感を感じたり、目線よりも下になる可能性があるからなんです。
飾りがついていないノーマルなスワッグも素敵ですが、画像のように「フリンジ(縁飾り)」をつければ一段と華やかさが増しますね。
スワッグバランスは、リビングをエレガントに演出したり、クラシックに演出したい方におすすめの上飾りです。
同じ大きさの窓が横並び(連窓)になっている場合は、カーテンのまとめ方でも雰囲気を変えられますよ。
たとえばカーテンを開けたときは、画像のように同じ方向にまとめるとリズム感がありますし、左右にまとめると両開きのような演出ができます。
このように、束ね方にもちょっと気を配るだけでカーテンを開けたときの印象は随分違って見えます。
キングストンバランス(クラシックバランス)
リビングの窓をフォーマル、またはクラシックに演出したいときには、キングストンバランスがおすすめです。
こちらもスワッグバランスの一種ですが、ひとつひとつのスワッグの間に「ネクタイのような帯状の布」をポイントに入れたスタイルになります。
キングストンバランスは、ゲストルームや落ち着いた雰囲気のリビングにぴったりの上飾りです。
ストレート+カスケードバランス
連窓には、画像のように2つとも同じタイプのカスケードバランスで、ゴージャスに演出する方法もあります。
この左右の垂れ下がりは「カスケード」と呼んだり「テール」とも呼びますが、基本的にはどちらの呼び方でも構いません。
また上の画像では、中央のストレートバランスに両端のカスケードを組み合わせていますが、2つの窓がまるで1ヵ所のように大きくみえますよね。
このような演出の仕方もありますし、それとは逆に、1つの窓を2つの窓のように魅せる飾り方もあります。
リビングの窓がおしゃれになる「バランス付きカーテン」
ここまで上飾りのカーテンバランスを中心にご紹介しました。
でもバランスレールや、カーテンボックスに取りつけるのは何だか面倒くさそう…という方もいらっしゃるかもしれません。
そういう時は、こちらの画像のように「カーテンに上飾りを縫いつける」というオーダー方法も。
つまり、カーテンとバランスをひとつにした一体型のバランス付きカーテンで、自分の好きな色や柄を選んでリビングの窓をコーディネートすることができます。
このように、一見ハードルが高そうなカーテンの上飾りにも、小ぶりなものから豪華なものまで色んな種類やつくり方があります。
「リビングをグッとおしゃれにしたい」
「リビングをいつもとは違う雰囲気にしたい」
こんなときは、カーテンの上飾り(バランス)にも注目してみると、よりスタイリッシュなインテリア空間が演出できるのではと思います。
カーテンバランスの取り付け方
カーテンバランスは、おもに
- 専用のバランスレール
- カーテンボックス
- 既存のカーテンレール
これらを利用して取り付けます。
カーテンバランス(上飾り)の採寸方法や取付け方についてはこちらの記事をご覧ください。
【カーテンバランス(上飾り)】取り付け方から採寸方法まで【プロが解説】カーテンバランスの価格ってどれくらいなの?
窓装飾プランナーのマドカです
でも気になるところはやっぱり、「カーテンバランス」のお値段ではないでしょうか。
これは「バランスの種類」や「窓の大きさ(サイズ)」「選ぶ生地」によって価格帯もさまざまですので、御見積で確認するしかありません。
ただ、こちらでご紹介したバランスを安いものから順に挙げるならば、
- バランス付き一体型カーテン
- ギャザーバランス
- ストレートバランス
- プリーツバランス
- 特殊バランス
- スワッグバランス
- キングストンバランス
- ストレート+テール(カスケード)バランス
- スワッグ+テール(カスケード)バランス
ほぼこのようになります。
たとえば「ギャザーバランス」の場合、
横幅100cm×高さ40cmまでは、無地のお安い生地なら5,000円前後位の価格からつくれると思います。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、リビングの窓をおしゃれに演出できる上飾り(カーテンバランス)をご紹介しました。
カーテンバランスは、リビング以外にも「寝室」や「子供部屋」など様々な空間のインテリアとして活用することができますが、みんなが集まる「リビング」は、ひときわお洒落な雰囲気にしたいものですね。
もし窓周りにカーテンボックスが付いていれば、バランスの設置も比較的に簡単ですので「カーテン+上飾り」でおしゃれなリビングの演出に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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