この記事では、国内メーカー「タチカワブラインド工業」の、プリーツスクリーンの操作方法についてご紹介します。
同じプリーツスクリーンでも、操作方法の種類によって使い方も変わりますので、購入時の参考にしてください。
※「ニチベイ編」と「TOSO編」はこちらの記事をどうぞ。
【プリーツスクリーンの操作方法】コード式やチェーン式の使いかた【ニチベイ編】
【プリーツスクリーンの操作方法】コード式やチェーン式の使いかた【TOSO編】
プリーツスクリーンの操作方法「タチカワブラインド編」
タチカワブラインド工業のプリーツスクリーンには、「シングルタイプ(ペルレ)」と「ペアタイプ(ペルレペア)」「電動式(ホームタコス)」の3種類があり、それぞれ操作方法が選べます。
【タチカワのプリーツスクリーン・シングルタイプ(ぺルレ)の操作方法】
●コード式
●チェーン式
●コードレス式
【タチカワのプリーツスクリーン・ペアタイプ(ぺルレペア)の操作方法】
●コード式
●チェーン式
●ワンチェーン式
●コードレス式
【タチカワのプリーツスクリーン・電動式(ホームタコス)の操作方法】
●電動式 ※リモコン操作
では、順番にみていきましょう。
タチカワプリーツスクリーン・シングルタイプの操作方法
こちらは、タチカワのプリーツスクリーン・シングルタイプ(ぺルレ)の操作方法です。
(※引用元:立川ブラインド工業)
コード式
シングルタイプのコード式では、1本のコード(ひも)で昇降操作を行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
製品幅が250mm以上の場合は、操作コードを少し引いて、手を緩めるとスクリーンが下がります。
製品幅が245mm以下の場合は、操作コードを内側に傾け、そのままの状態で手を緩めるとスクリーンが下がります。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
製品幅が250mm以上の場合は、操作コードを下に引き、手を放すとその位置でスクリーンが止まります。
製品幅が245mm以下の場合は、操作コードを下に引き、外側に傾けるとその位置でスクリーンが止まります。
窓装飾プランナーのマドカです
コード式は、一番コンパクトなメカで価格も安く、小窓やスリムな窓におすすめです♪
チェーン式
シングルタイプのチェーン式では、1本のボールチェーンで昇降操作を行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
室内側(手前)の操作チェーンを少し下に引き、手を放すとスクリーンがゆっくり自動的に降ります。
途中で止めたいときは、室内側(手前)の操作チェーンを少し引いてください。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
室内側(手前)の操作チェーンを下に引き、手を放すとその位置でスクリーンが止まります。
窓装飾プランナーのマドカです
チェーン式は、大きな窓でも軽い力で操作ができるので、腰高窓やテラス窓におすすめです♪
コードレス式
シングルタイプのコードレス式では、グリップ型のハンドルで昇降操作を行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
ハンドルを手でつまみ、スクリーンを降ろします。
(注).ボトムレールを直接つかんで操作すると故障の原因になりますので、必ずハンドルで操作しましょう。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
ハンドルを手でつまみ、スクリーンを上げます。
窓装飾プランナーのマドカです
コードレス式は、操作コードが無いので小さいお子様がいるご家庭でも安心して使えます。地窓や取付位置が低い窓にもおすすめです♪
タチカワプリーツスクリーン・ペアタイプの操作方法
こちらは、タチカワのプリーツスクリーン・ペアタイプの操作方法です。
(※引用元:立川ブラインド工業)
コード式
ペアタイプのコード式では、「昇降」と「上下生地の切替え」を2本のコードで行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
製品幅が250mm以上の場合は、全体昇降用操作コードを少し引き、手を緩めるとスクリーンが下がります。
途中で止めたい時は、全体昇降用コードを少し引いてください。
製品幅が245mm以下の場合は、全体昇降用操作コードを内側に傾け、そのままの状態で手を緩めるとスクリーンが下がります。
途中で止めたい時は、全体昇降用操作コードを外側に傾けてください。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
製品幅が250mm以上の場合は、全体昇降用操作コードを下に引き、手を放すとその位置でスクリーンが止まります。
スクリーンを途中から上げるときは、止めたい位置で全体昇降用操作コードを少し引いてください。
製品幅が245mm以下の場合は、全体昇降用操作コードを下に引き、外側に傾けるとその位置でスクリーンが止まります。
【上下生地の切替え】上部スクリーンの分量を増やすとき
製品幅が250mm以上の場合は、切替え用操作コードを少し引き、手を緩めると中間レールが下がります。
途中で止めるときは、切替用操作コードを少し引いてください。
製品幅が245mm以下の場合は、切替え用操作コードを内側に傾け、そのままの状態で手を緩めると中間レールが下がります。
途中で止めるときは、切替用操作コードを外側に傾けてください。
【上下生地の切替え】下部スクリーンの分量を増やすとき
製品幅が250mm以上の場合は、切替え用操作コードを下に引くと、中間レールが上がり、手を放すとその位置で止まります。
中間レールを途中から上げるときは、止めたい位置で切替用操作コードを少し引いてください。
製品幅が245mm以下の場合は、切替え用操作コードを下に引くと、中間レールが上がり、外側に傾けるとその位置で止まります。
窓装飾プランナーのマドカです
ペアタイプのコード式は、すっきりとした納まりで価格も安く、小窓やスリムな窓におすすめです♪
チェーン式
ペアタイプのチェーン式では、「昇降」は操作用のボールチェーンで、「上下生地の切替え」は操作コードで行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
室内側(手前)の操作チェーンを少し下に引き、手を緩めると生地がゆっくり自動的に降ります。
途中で止めたいときは、室内側(手前)の操作チェーンを少し引いてください。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
室内側(手前)の操作チェーンを下に引き、手を放すとその位置で生地が止まります。
【上下生地の切替え】上部スクリーンの分量を増やすとき
切替え用操作コードを少し引き、手を緩めると中間レールが下がります。
途中で止めるときは、切替え用操作コードを少し引いてください。
【上下生地の切替え】下部スクリーンの分量を増やすとき
切替え用操作コードを下に引くと、中間レールが上がり、手を放すとその位置で止まります。
中間レールを途中から上げるときは、止めたい位置で切替え用操作コードを少し引いてください。
窓装飾プランナーのマドカです
ペアタイプのチェーン式は、大きな窓でも軽い力で操作ができるので腰高窓やテラス窓に向いています。また操作時のコードの種類を使い分けしたい方におすすめです♪
ワンチェーン式
ペアタイプのワンチェーン式では、1本のボールチェーンで昇降操作を行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
室外側(奥側)の操作チェーンを少し下に引き、手を緩めると生地がゆっくり自動的に降ります。
途中で止めたいときは、室外側(奥側)の操作チェーンを少し引いてください。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
室外側(奥側)の操作チェーンを下に引き、手を放すとその位置で生地が止まります。
【上下生地の切替え】上部スクリーンの分量を増やすとき
室内側(手前)の操作チェーンを少し下に引き、手を緩めると中間レールがゆっくり自動的に降ります。
途中で止めるときは、室内側(手前)の操作チェーンを少し引いてください。
【上下生地の切替え】下部スクリーンの分量を増やすとき
室内側(手前)の操作チェーンを下に引くと中間レールが上がり、手を放すとその位置で止まります。
窓装飾プランナーのマドカです
ペアタイプのワンチェーン式は、1本のボールチェーンで見た目もすっきり。大きな窓でも軽い力で操作ができるので腰高窓やテラス窓におすすめおすすめです♪
コードレス式
ペアタイプのコードレス式では、「昇降」と「上下生地の切替え」をハンドル操作で行います。
【プリーツスクリーンを降ろすとき】
ハンドルをつまみ、ボトムレールを止めたい位置まで降ろします。
【プリーツスクリーンを上げるとき】
ハンドルをつまみ、ボトムレールを止めたい位置まで上げます。
【上下生地の切替え】上部スクリーンの分量を増やすとき
中間レールのハンドルをつまみ、止めたい位置まで降ろします。
【上下生地の切替え】下部スクリーンの分量を増やすとき
中間レールのハンドルをつまみ、止めたい位置まで上げます。
窓装飾プランナーのマドカです
ペアタイプのコードレス式は、操作コードが無いので小さいお子様がいるご家庭でも安心して使えます。地窓や取付位置が低い窓にもおすすめです♪
タチカワプリーツスクリーン・電動式(ホームタコス)の操作と特徴
タチカワの電動式プリーツスクリーンは、コンセントにプラグを差し込むだけで簡単に設置することができ、複数台のプリーツスクリーンも、スマート家電やリモコン1つで操作が可能です。
大きな窓や手の届かない高窓、吹き抜けの窓でも、離れた場所から手軽にスクリーンを操れます。
電動式プリーツスクリーンの操作方法
操作方法にはスイッチ操作とリモコン操作がありますが、リモコン操作では「RFリモコン」と「赤外線リモコン」が選べるようになっています。
出典:立川ブラインド工業
また赤外線リモコンには、1台のプリーツスクリーンを1個のリモコンで動かす「シングルリモコン」と、複数のプリーツスクリーンを1個のリモコンで動かせる「アドレスリモコン」の2種類があります。
アドレスリモコンは最大でプリーツスクリーンを4台(または4グループ)まで、個別にも一斉にも動かすことができますので、複数台の購入時には、アドレスリモコンを選ぶのがおすすめです。
電動式プリーツスクリーンの3つの特徴!
さらにタチカワの電動プリーツスクリーンには、次の3つの特徴があります。
- コントローラ(制御装置)内蔵で、意匠性・施工性の高い仕様。
- スマート家電リモコンと組み合わせることができる。
- リモコンやスイッチを、用途・シーンにあわせて選べる。
1つ目は、電動のコントローラ(制御装置)が製品本体に内蔵されているので、見た目もスッキリしてデザイン性もUP!
複雑な配線工事の必要もなく、電源はコンセントにプラグを差し込むだけのシンプルさです。
2つ目は、市販のスマート家電(赤外線家電リモコン)と組み合わせることで、スマートフォンやスマートスピーカーでも操作をすることが可能です。
例えば、スマートフォンで外出先から操作ができたり、「プリーツスクリーンを開けて」というように、スマートスピーカーに呼びかけるだけでスクリーンを上げ下げすることができます。
3つ目は、プリーツスクリーン本体に、わざわざリモコンを向けなくても操作ができる「RFリモコン」にも対応しています。
窓装飾プランナーのマドカです
電動式は、高窓や吹き抜けの窓にはもちろん、リモコン1つで操作ができますのでご高齢の方にもおすすめです♪
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、タチカワのプリーツスクリーンについて「操作方法」と「電動式の特徴」をご紹介しました。
このように、プリーツスクリーンの操作にも幾つかの種類があり、操作方法の選び方によって価格や使い勝手も大きく変わりますので、ご予算やお住まいの環境、そして家族構成にあう商品選びにぜひ役立ててください。
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