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今回は、タチカワブラインド工業のプリーツスクリーンペルレ25「ペアタイプ」について、昇降コードを交換する際の手順をご紹介します。
ぺルレ25のペアタイプは、上部生地用の昇降コードのみ、コードが切れていない状態に限りDIYでの交換が可能です。
なので、既に昇降コードが切れている場合や、下部生地用の昇降コードの交換については難しいため、メーカーまたは販売店へ修理依頼することをおすすめします。
メーカーへ問い合わせる際には、ボトムレールの右端下面に貼られているメンテナンスシールに記載の「製品記号」や「サイズ」などを伝えると、スムーズに対応してもらえると思います。
出典元：タチカワブラインド工業
※コード式については、こちらの記事をどうぞ。
【プリーツスクリーン・コード式】昇降コード（紐）の交換方法【タチカワブラインド編】
※チェーン式については、こちらの記事をどうぞ。
【プリーツスクリーン・チェーン式】昇降コード（紐）の交換方法【タチカワブラインド編】
※2007年から2010年に発売された、コード穴のないプリーツスクリーン（ペルレサート）の昇降コードの交換方法はこちらの記事をどうぞ。
【プリーツスクリーンの修理】昇降コード（紐）を交換する方法【タチカワブラインド編】
プリーツスクリーンの「ペアタイプ」って？
まず昇降コードを交換する前に、お手持ちのプリーツスクリーンがタチカワブラインド工業の製品であることと、ぺルレ25の「ペアタイプ」に該当するかを確認していただきたいと思います。
因みに、こちらでご紹介する対処法は、プリーツスクリーンペアタイプの「コード式」と「チェーン式」に該当します。
ペアタイプのイメージはこちらです。（※プリーツの巾は25mmです）
引用元：立川ブラインド工業
ペアタイプのコード式は、紐のみの操作コードになっていて左右に分かれています。
ペアタイプのチェーン式は、紐とボールチェーンが付いています。
プリーツスクリーンの昇降コードを交換する際に準備するもの
プリーツスクリーン「ペアタイプ」の昇降コードを交換する際に、準備しておくものは次の通りです。
用意するもの
- ラジオペンチ
- ライター
- はさみ
- ペン
- 交換用の昇降コード
新しい昇降コードの計算方法
「上部生地」の交換用の昇降コードの長さは、次の計算式で算出してください。
（※引用元：立川ブラインド工業）
新しい昇降コードを注文する際には、プリーツスクリーンの「製品名」「色」「必要ｍ数」をお伝えくださいね。
プリーツスクリーン「ペアタイプ」の昇降コード（紐）を交換する方法【タチカワブラインド編】
では、プリーツスクリーンのペアタイプ「コード式」と「チェーン式」の、昇降コードの交換方法をみていきましょう。
昇降コードが切れていない場合の交換方法
難易度★★★☆☆（DIYが得意な方向けです）
こちらは、プリーツスクリーンの昇降コードが切れていない場合の対処法となります。
手順1．プリーツスクリーンの「下部生地」「上部生地」とも一番下まで降ろした状態で、中間レールの下面から上部生地用の昇降コードの先端を引き出してください。
手順2．１で引き出した古い昇降コードの結び目をほどいて、その先端に新しい昇降コードをライターの火であぶって溶着してください。
※このときは火傷をしないように十分注意しましょう。
手順3．溶着しましたら、手で引っ張ってみて切れないことを確認してください。
手順4．操作側から溶着部分が出てくるまで、古い昇降コードを静かにゆっくりと引き出してください。
手順5．新しい昇降コードがヘッドボックスから10cmほど出てきたところでカットしてください。
手順6．中間レール側の昇降コードをカットして2重に結び目を作り、中間レールの中に押し込んでください。同様に、他の昇降コードも新しいものに交換してください。
手順7．プリーツスクリーンの生地を一番下まで降ろした状態で、昇降コードを「遊び」がないように引っ張って、ストッパーの位置にマーキングをしてください。
手順8．昇降コードに「コードイコライザー」を通して、マーキングした位置で結んでください。
手順9．余分なコードをカットして、操作コード側のコードイコライザーと組み合わせて完了です。
まとめ
以上が、タチカワのプリーツスクリーン「ペアタイプ（コード式とチェーン式）」の昇降コードを交換する際の手順となっています。
お伝えしましたように、ペアタイプの昇降コードをご自身で交換される場合は、
- 昇降コードが完全に切れていない
- 上部生地用の昇降コードのみ交換
こうしたケースのみ対応が可能となります。
ですので「下部生地の昇降コードの交換」や「コードが切れてしまっている」場合には、修理が複雑で難しくなりますので、最寄りの販売店やタチカワブラインド工業へ問い合わせていただければと思います。
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