Warning: Undefined array key 4 in /home/ss655252/interior-w.info/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 21
Warning: Undefined array key 4 in /home/ss655252/interior-w.info/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 33
プリーツスクリーン「コード式」の昇降コードが切れかかっている、または昇降コードが切れてしまった。
こんな時は、専門業者やメーカーに修理を依頼せず「自分で直したい」という方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、国内メーカー立川ブラインド工業のプリーツスクリーン「コード式」の、昇降コードを交換する手順についてご紹介します。
※チェーン式とペアタイプはこちらの記事をどうぞ。
【プリーツスクリーン・チェーン式】昇降コード(紐)の交換方法【タチカワブラインド編】
【プリーツスクリーン・ペアタイプ】昇降コード(紐)の交換方法【タチカワブラインド編】
プリーツスクリーンの「コード式」ってどんなタイプ?
まず、お手持ちのプリーツスクリーンがタチカワブラインド工業の製品であることと、「コード式」に該当するかを確認していただきたいと思います。
コード式のイメージはこちらです。(※プリーツの巾は25mmです)引用元:立川ブラインド工業
コード式は、操作コードが紐状になっています。(チェーンタイプではありません)
また、平成20年8月以降に購入されたタチカワのプリーツスクリーンは、「操作コードの端部」がボトムレールの正面側に固定されています。
引用元:立川ブラインド工業
プリーツスクリーンの昇降コードを交換する際に準備するもの
プリーツスクリーン「コード式」の昇降コードを交換する際に準備しておくものは、次の通りです。
用意するもの
- ライター
- はさみ
- プラスドライバー
- メジャー
- ゼムクリップ
- 交換用の昇降コード
新しい昇降コードの計算方法
交換用の新しい昇降コードの長さは、次の計算式で算出してください。
引用元:立川ブラインド工業
プリーツスクリーンのメンテナンスシールを確認する
タチカワのプリーツスクリーンは、ボトムレールの右端下面にメンテナンスシールが貼られていますので、メーカーや販売業者に問い合わせる際にも確認しておくと便利です。
出典元:タチカワブラインド工業
プリーツスクリーン「コード式」の昇降コード(紐)を交換する方法【タチカワブラインド編】
ではプリーツスクリーン「コード式」の、昇降コードの交換方法をみていきましょう。
昇降コードが切れていない場合
難易度★★★☆☆(DIYが得意な方向けです)
こちらは、プリーツスクリーンの昇降コードが切れていない場合の対処法です。
手順1.プリーツスクリーンの生地を一番下まで降ろした状態で、ボトムレールの側面に付いているボトムキャップを取り外します。
手順2.生地押さえをボトムレールから外してください。
手順3.昇降コー止めから昇降コードを抜き取って、結び目をほどいてください。
手順4.結び目をほどいた古い昇降コードの先端に、新しい昇降コードをライターの火であぶって溶着します。溶着しましたら手で引っ張ってみて切れないことを確認してください。
※このとき火傷をしないように注意しましょう。
手順5.操作側から新しい昇降コードがストッパーの部分から約10cmほど出てくるまで、古い昇降コードを静かにゆっくりと引き出します。
手順6.ボトムレール側の昇降コードを10cmほど長めにカットして、2重に結び目を作ります。同様に全ての昇降コードを新しいものに交換してください。
手順7.昇降コードの結び目を昇降コード止めにひっかけます。
手順8.生地押さえを、ボトムレールに端の方から取り付けてください。
手順9.古い昇降コード側についているコードイコライザーを取り外します。
手順10.⑨で取り外したコードイコライザーの片方に昇降コードを通して、生地を一番下まで降ろした時にコードイコライザーがストッパーの位置にくるように昇降コードに結び目を作ります。
手順11.余分な昇降コードをカットして、コードイコライザーを組み立ててください。
手順12.ボトムキャップを元通りに取り付ければ完了です。
昇降コードが切れている場合
難易度★★★★★(難しくかなり面倒です)
こちらは、プリーツスクリーンの昇降コードが切れてしまった場合の対処法です。
最初に昇降コードをカットしておく必要がありますが、計算方法は次の通りです。
●カットする昇降コードの長さ=製品高(H)+ヘッドボックス内のコードの長さ+0.3m
手順1.ボトムキャップを取り外してください。
手順2.生地下部の生地押えをボトムレールから取り外してください。
手順3.昇降コード止めから昇降コードを抜きとってください。
手順4.ヘッドボックス両端のボックスキャップを取り外します。
手順5.生地上部の生地押えをヘッドボックスから取り外してください。
手順6.古い昇降コードを全て取り外してください。
手順7.コード出口を固定しているビスをはずして、ヘッドボックスよりコード出口を取り外します。
手順8.PSサポートをヘッドボックス端部より抜きってください。再度組み込むときには「同じ方向」に組み込みますので、このとき方向を確認しておいてください。
手順9.上の画像のように、PSサポートに新しい昇降コードを通してください。
手順10.昇降コードを通したPSサポートをヘッドボックスに組み込んでください。
手順11.ゼムクリップを上の画像のように伸ばしてください。
手順12.ラジオペンチなどでゼムクリップを挟んで、⑭の画像を参考にストッパーに通し、先端のU字の部分に昇降コードを引っ掛けてください。
手順13.ラジオペンチで挟んだゼムクリップをそのまま手前に引いてください。ストッパーが効いて引けない場合は、一度ゼムクリップを押したあと手前に引いてください。
手順14.昇降コードをストッパーに通したら、上の画像のように昇降コードが正しく通っているか確認します。
手順15.昇降コードをコード出口を固定する穴から引き出して、コード出口に上の画像のように通してください。
手順16.コード出口をヘッドボックスに納めて、ネジで固定します。
手順17.PSサポートから出てきている昇降コードを、生地上部のスクリーン抑えの穴に通してください。
手順18.ピッチ保持コードを編みながら昇降コードを生地の穴に通していきます。ピッチ保持コードは生地を室外側からみて、まず最初の山の下側にくるよう編み込んでください。その後は1山飛ばしで編み込んでください。
手順19.生地の下部まで昇降コードを通したら、生地押えの穴に通し、結び玉をつくって昇降コード止めにセットしてください。
手順20.ヘッドボックスに生地押えを端の方から取り付けます。この時PSサポートの突起部が生地押えの穴に納まるようにしてください。
手順21.ボトムレールに生地押えを端のほうから取り付けてください。
手順22.古い昇降コードに付いているコードイコライザーを取り外します。
手順23.手順22で取り外したコードイコライザーの片方に昇降コードを通して、生地を一番下まで降ろしたときにコードイコライザーがストッパーの位置にくるように、昇降コードに結び目をつくってください。
手順24.余分な昇降コードをカットしてコードイコライザーを組み立ててください。
手順25.ボトムキャップとボックスキャップを元通りに取り付けて完了です。
まとめ
以上が、タチカワのプリーツスクリーン「コード式」の昇降コードを交換する際の手順となっています。
昇降コードがまだ繋がっていて切れていない場合と、既に切れてしまった場合とでは修復作業の手間も違ってきますから、できるだけ昇降コードが切れないうちに直しておきたいものですね。
自分で修理するのが不安な方は、プリーツスクリーンのメンテナンスシールに記載された番号を控えて、販売業者やメーカーに問い合わせてみてください。
【プリーツスクリーン】上が開く!アップダウンスタイル