【知って得する！】カーテンの「柄合わせ」でお部屋の印象が変わります

新築や引っ越しの際には、カーテンをオーダーで購入される方も多いですよね。

でも出来上がったカーテンの「柄の見え方」を細かくチェックする人は、案外少ないのではないでしょうか。

そこでこの記事では、カーテンの柄合わせについて解説したいと思います。

カーテンの「柄合わせ」って？

カーテンの柄合わせとは、カーテンの柄が途中でバラバラに途切れず、連続したように美しくみせる縫製のことをいいます。

一般的にオーダーカーテンは、大量生産の既製カーテンやイージーオーダーカーテンとは違い、柄が美しくみえるよう計算して作られるのが特徴なのですが、１枚の生地から縫製するため、カーテンのサイズが大きくなるほど生地を何枚かつなぎ合わせて作ることになります。

これが出来上がりのカーテンによくみられる、巾継ぎ（継ぎ目）というものですね。

この継ぎ目が入ることでその継ぎ目部分を境に、カーテンの柄が「ちぐはぐに途切れる」こともありますが、オーダーカーテンではこの柄合わせを指定することができるんです。

但し、カーテンのサイズやボリューム（ヒダ倍率）次第では、柄合わせに「生地の要尺」が余分に必要となり割高になる可能性もありますので、オーダーカーテンの見積を取り寄せる際は、予め「柄合わせ有」と「柄合わせ無」の2パターンの価格を問い合わせてみるのもおすすめです。

では、画像で見ていきましょう。

カーテンの「柄の見え方」でお部屋の印象も変わる！

次の２枚の画像が、柄合わせなしのカーテンと、柄合わせありのカーテンの違いです。

※（左）柄合わせなし。（右）柄合わせあり。

引用元：リリカラ

左側のカーテンではヒダ山の上部からストライプの柄がズレているのに対し、右側のカーテンは柄と色の見え方まできちんと揃っているのがお分かりいただけると思います。

要するに「柄合わせなし」の場合は、柄がはっきりみえる部分と隠れてしまう部分がランダムに生じるため、せっかくお洒落なデザインを選んでも柄が途切れてしまうことに…。

これが縫製による「自然な柄の見え方」で魅力の一つとも言えますし、実際には、購入したカーテンの柄がどんな風に表現されているかなんて、とくに気にしない人のほうが多いかもしれません。

でも「柄合わせなしのカーテン」と「柄合わせありのカーテン」を比べてみると、仕上がりにも差が出てお部屋全体の印象も違ってくるので、ワンランク上のインテリアコーディネートには、ぜひ注目していただきたいと思います。

ちなみに、柄合わせをするとどんなデザインでも美しく揃うものですが、柄合わせなしの場合では、

などにより、柄の出方が違ってきます。

柄合わせでカーテンがより美しくみえる

とくに花柄やダマスク柄などの「流れが綺麗なデザイン」は、柄が丁寧に表現されているほうがカーテン自体も美しくみえるものです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、カーテンの柄合わせについてお伝えしました。

窓の目隠しやインテリアアイテムとして、普段からさり気なく使っているカーテン。

こうした柄の見え方にも注目してみると、お部屋全体の印象がまた少し違ってみえるものです。

オーダーカーテンを選ぶときには、ちょっと思い出してみてくださいね。

【カーテンのヒダについて】 1.5倍ヒダや2倍ヒダとは？【プロが解説します】

【カーテントップ】ヒダ（プリーツ）の種類でお部屋の印象が変わる！

【カーテンフックの選び方】Aフック？それともBフック？

※カーテン選びに迷った時はこちらの記事もどうぞ。

おすすめカーテン通販

おすすめ記事