窓装飾プランナー
今回は、とっても手軽にできる窓の防寒(断熱)対策についてお伝えします
部屋が寒すぎてどうにかしたい!こんなお悩みはありませんか?
先日、引っ越しをした友人との会話で、窓の防寒対策について驚きの情報がありました。
私自身が目から鱗だったので、この記事でご紹介したいと思います。
今回の内容は
- 部屋が寒すぎる
- 部屋が暑すぎる
- 手軽にできる防寒(断熱)対策が知りたい
- 見た目よりも機能性重視(寒さや暑さを何とかしたい)
こんな方におすすめです。
窓の防寒(断熱)対策にはプチプチがおすすめ!
友人が使ったのは、なんと梱包などにつかわれる緩衝材のプチプチです。
話を聞くと、引っ越し先の部屋がとても寒かったためネットで調べたところ、窓の防寒でプチプチの情報にたどり着いたというのです。
初めは半信半疑だったものの、コスパも良いしとにかく「寒さから解放されれば」という思いで試してみると、驚きの効果があったそう。
熱は温かい所から冷たい所へ流れ「温度を均一」に保とうとする性質がありますが、冷気が多いと部屋も暖かくなりません。
たしかに粒状のプチプチなら、窓と部屋のあいだに空気の層ができるので、断熱効果も高まるというわけですね。
なるほど~!と納得しました。
とはいえ、全ての窓の「寒さ対策」になるとは限りませんので、手短な対策として参考にしていただければ幸いです。
出窓とベランダの窓に梱包用のプチプチとダイソーの断熱銀マット貼ったら冗談抜きで部屋の保温性が跳ね上がった
具体的にはエアコンの設定温度28度でヒートテック2枚(1枚は内側モコモコのやつ)着ても寒いときは寒いって感じだったのに今は設定温度20度でヒートテック1枚だけでもめちゃ快適温度— 熊蜂ぽんずマン⑧ (@BugL_andeli) 2019年1月21日
発泡スチロールとかプチプチも断熱材の代わりになるから、もし持ってたらゴミとして捨てる前に試してみるのも良いかもねぃ。あとは、やっぱりペット用毛布
— ろーゆ@YuRa☆st (@taniroyu) 2019年1月22日
窓にプチプチを張ると断熱効果があります。夏は外の熱気を冬は冷気を防ぎます。ホームセンターなどで手に入るので安上がりですよ。 #知恵袋
— 生活 節約の知恵袋 (@seikatsu1chie) 2019年1月21日
プチプチの断熱効果は、このようにツイッターでも話題です。
友人の話を聞いて私も調べましたが、本当に多くの方が効果を感じているようです。
価格もお手頃なので、寒さに悩んでいる方は試してみるのもありだと思いますよ。
効果がなければ、たとえば「フリマ」などの梱包にも使えますし(笑)
調べると、プチプチにも3つのタイプがあるようです。
プチプチの種類
ちなみに友人が使ったのは、②番目の「両面テープで貼る」三層構造のプチプチです。
①二層構造のプチプチ
画像:川上産業
こちらは、いわゆる普通の梱包などによくつかわれる二層構造のプチプチです。
「片面がつぶつぶで反対側はシート」になっています。
ペラッとして柔らかいですが、これでも充分効果は感じられる気がします。
窓に貼る場合は、つぶの方を窓に向けて「両面テープ」でぴったりとくっつけます。
②三層構造のプチプチ
画像:川上産業
①のプチプチよりも強度の高い、三層構造のプチプチです。
つぶつぶを両面からシートで挟むため、より断熱効果が期待できるようです。
窓に貼る場合は、やはり「両面テープ」をつかいます。
大手通販では、巾60cmと巾120cmの大きなロール巻きしか見当たりませんが、それほど高いものではないので沢山つかう場合は便利だと思います。
量が必要なければ、同じ三層構造でも、次にご紹介する「断熱シート」がおすすめです。
③水で貼るプチプチ断熱シート
画像:川上産業
こちらも三層構造ですが、水で貼るタイプの「プチプチ断熱シート」です。
霧吹きなどで、片面を水でぬらすだけでピタッと貼れる優れもの。
手軽に防寒したい方にはおすすめですね。
※(注).但し、真空の二重ガラスの場合は、水で貼るシートは「温度や湿度の関係」で窓が破損する可能性もあるようですので、事前に確認することをお勧めします。
プチプチの貼り方
では、貼り方の手順をみていきましょう。
友人曰く、しっかりと「ガラス面に密着」させるのがコツのようです。
準備するもの
- プチプチ
- メジャー
- カッター(ハサミでもOK)
- 両面テープ(巾広のOPPテープもおすすめ)
用意するのは、「プチプチ」「メジャー」「カッターナイフ」「両面テープ」の4つです。
カッターナイフがなければ、ハサミでも大丈夫です。
窓を掃除する
はじめに、貼りたい場所の「窓ガラスの汚れやほこり」を綺麗に掃除します。
汚れていると両面テープが付きにくくなりますし、衛生的にも良くないので。
窓ガラスを測る
次に、窓ガラスのサイズを測ります。
ここで、プチプチとサッシに隙間ができないようきちんと測るのがポイントです。
プチプチをカットする
プチプチを窓の大きさにカットします。
カッターでもハサミでも、「スーッと滑らせるように切る」のがコツです。
実際に手元のプチプチで試してみましたが真っ直ぐに切れました。
窓に両面テープを貼る
窓の四隅や縁など、必要なところに両面テープを貼ります。
プチプチをガラス面に貼る
このようにプチプチをガラス面に密着させて貼ります。(友人はこの方法でかなり効果を実感しています)
見た目は何とも言えませんが、たったこれだけで冷気の遮断ができるなんて良いアイデアだと思いました。
これなら、夏の暑さ対策にも利用できるのではないでしょうか。
窓のフレームごと覆う
その他の貼り方としては、窓が全部隠れるように「サッシのフレーム全体まで覆ってしまう」方法もあるようです。
これは更なる効果が期待できますよね。
とはいえ、普通の生活なら窓が開けられなくなったり、使い勝手にも支障が出るので、全体を覆ってしまうのは少しリスクがあるかもしれません。
寒さや使い勝手にあわせた貼り方を工夫すると良さそうですね。
プチプチの断熱効果
さて、気になるプチプチの断熱効果はどれくらいだったのでしょうか?
実際に試した友人の話によると、部屋がかなり温かくなったようで、室温も以前に比べ3度くらい上がったそうです。
これには私も驚きました。
本人も、正直ここまでの効果があるとは思っていなかったらしく、今では夜も快適に眠れるようになったと言います。
友人曰く「見栄えは良くないけれど(笑)自分にとっては寒い時期をあたたかく過ごせる方が大事」だと話していました。(納得、、)
結露にも効果がある?
他にも調べてみると、「結露が改善された」という意見や「結露にはあまり効果がない」という意見もあるようです。
寒さ対策も含め、やはりそれぞれの環境で効果も変わるということですね。
プチプチ防寒対策のメリット・デメリット
因みに、窓の防寒としても活用できるプチプチの「メリットとデメリット」を挙げてみると、
メリット
- 部屋が暖かくなる(防寒)
- 結露対策になる
- 暖房の節約
- 外からの視線が防げる(プライバシー保護)
- コスパが良いので汚れても捨てられる
デメリット
- 見栄えがよくない(オシャレとは疎遠)
- 室内が少しだけ暗くなる可能性あり
- 外の景色がみえにくくなる
こんな感じですね。
何にでも「メリット」と「デメリット」はつきものですが、自分に合ったプチプチの有効活用ができると生活にも役立ちますよね。
余談ですが、プチプチは「小まめな乾燥や換気」を心がければ、お風呂場の断熱や結露などにも効果が期待できそうです。
その場合は、カビが発生しないように早めに取替えることで、清潔さが保てるのではと思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は「プチプチを活用した防寒対策」についてお伝えしましたが、まさかプチプチで部屋の寒さが軽減できるとは私自身も驚きでした。
寒さの原因には、お部屋の環境や断熱材が入っていない構造上の問題など色々とありますが、窓のすき間から入り込む冷気の場合は、窓対策をすることで寒さもかなり改善されるはずです。
プチプチならコスパも良いですし、効果があれば暖房器具の節約にもなりますので、見た目を気にしないという方はぜひプチプチで窓の防寒対策を試してみてください。
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