窓装飾プランナーのマドカです
ロールスクリーンが上がらなくて困ってはいませんか。
ロールスクリーンには、紐で操作する「コード式」や「チェーン式」「プルコード式」、また手で直接上げ下げする「グリップ式」等がありますが、ロールスクリーンにありがちな不具合といえば、スクリーン(生地本体)が巻き上がらなくなることです。
普通に使っていたのに故障??なんて思わず慌ててしまいそうですが、簡単に直せる方法がありますので、もしかするとお役に立てるかもしれません。
そこで今回は、ロールスクリーンが「上がらない(巻き戻らない)」状態でお悩みの方に、その対処法をご紹介します。
この記事の内容は、
- ロールスクリーンが「巻き上がらない」ときの直し方
- ロールスクリーンを使う時の注意点
- まとめ
このような流れです。
では早速みていきましょう。
※ロールスクリーンの巻きずれでお悩みの方はこちらの記事をどうぞ。
【ロールスクリーンの修理】巻きずれ(巻き乱れ)になった時の直し方オーダーでも当日出荷OK!ロールスクリーンを早く届けてくれるお店はこちら
【特許取得】1分で取付けできる「つっぱり式ロールスクリーン」はこちら
ロールスクリーンが「巻き上がらない」時の直し方
ロールスクリーンが巻き上がらない状態というのは、
- スクリーンが一番下まで下がりきってる
- 途中までは巻き上がるけど、一番上までは上がらない
このようなケースが多いですね。
スクリーンが下がりきっている場合には、たとえば強く引いた反動で「上に戻らないようロックがかかってしまう」ことがあるんです。
一方、途中までは巻き上がるのに一番上までいかない場合は、速度調整がゆるんでいる可能性があります。
よって、ロールスクリーンが巻き上がらなくなった時に直ぐできる対処法は2つです。
- ローラーパイプを回して直す
- サイド側でスプリングを調整する
順番に説明しますね。
ローラーパイプを回して直す
まず最初に試していただきたいのは、ローラーパイプの調整です。
スクリーンを一番下まで全部下げると、上部のローラーパイプがむき出しの状態になりますので、パイプを掴んで向こう側(画像の矢印の方向)に優しく回してみてください。
そうするとスクリーンが巻き上がると思います。
●スクリーンをローラーパイプがむき出しになるまで全部降ろす
●パイプを掴んで向こう側に優しく回す
窓装飾プランナーのマドカです
(注意)ローラーパイプを矢印の方向と逆にまわすと部品が破損して故障の原因になりますので、必ず矢印の方向にまわしてくださいね。
サイド側でスプリングを調整する
もしローラーパイプを回してもロールスクリーンが巻き上がらない場合は、サイド側のカバーを外してスプリングを調整しましょう。
巻き上げの速度が速くなる方向にドライバーを回転させ、巻き上がりのスピードを確認しながら調節してみてください。
これでロールスクリーンが正常に動くはずです。
※サイド側の形状はメーカーによって多少異なります。
●サイドカバーを外す
●巻き上げの速度が速くなる方向にドライバーを回転させる
販売店やメーカーに相談する
このように、2つの方法を試してもロールスクリーンが巻き上がらない場合は、メカ内部のスプリングが外れていたり、または切れていたりと他の理由が考えられます。
そうなると「部品の交換」や「故障した箇所を特定」する必要がありますので、自分で修理するのは難しくなります。
DIYが得意な方でしたら直せる可能性もありますが、難しいと感じたらロールスクリーンを購入されたお店に問い合わせてみましょう。
国内メーカー「ニチベイ」「タチカワ」「トーソー」のロールスクリーンであれば、購入してから3年間の保証が付いています。
但し、故障の内容によって1年保証や保証の対象外となるケースもありますので、一度確認してみると良いですね。
因みにメーカーへ連絡する場合は、ロールスクリーンに付いているメンテナンスシールをみながら詳細をつたえると、製造日や品番などの確認がスムーズになります。
※ロールスクリーンのメーカー保証についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【ロールスクリーンの故障】こわれたときの対処法ロールスクリーンを使う時の注意点
ロールスクリーンは多くの部品で構成された「メカもの」ですから、長く使い続けていると何らかの不具合が出てきたりします。
とはいえ、スクリーンが巻き上がらなくなったり巻きずれがおこる場合は、改めて操作方法も見直してみましょう。
カーテンのような柔らかな素材とは違って、機械で操作するロールスクリーンはある意味デリケートな商品とも言えます。
操作の際には、優しく水平に扱ってあげることで長持ちにもつながりますよ。
ロールスクリーンを買い換える場合は「つっぱり式」もお勧めです
また、使えなくなったロールスクリーンを買い換えるときは、「つっぱり式」も便利です。
名前の通りつっぱり式なので、取り付ける場所は「壁と壁の間」や「窓枠の内側(枠内の天井付け)」に限定されますが、ネジ留めしなくても良いので手軽に設置できます。
壁や窓枠に穴をあけられない場所にお勧めです。
※つっぱり式のロールスクリーンはこちらから探すことができます。
※一般的なロールスクリーンはこちらから探すことができます。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
記事をもう一度まとめます。
もしもロールスクリーンが巻き上がらなくなったら、
- むき出しにしたローラーパイプを奥の方に軽く回してみる
- サイド側のカバーを外してスプリング(速度)を調整する
- どちらを試しても巻き上がらない場合は、販売店やメーカに問い合わせる
このように対処してみてください。
今回は「ロールスクリーンが巻き上がらなくなった時の直し方」についてお伝えしました。
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