【クロス】天井と壁の壁紙は変えるべき？それとも同じ？プロが解説！

壁紙を選ぶとき天井と壁のデザインは変えた方が良いんでしょうか？

このような質問を頻繁に受けています。

そこでこの記事では、こんな疑問を解決できるよう「この道３０年」ベテランのクロス職人である私が経験をもとにお答えしたいと思います。

この記事の内容は

こんな問題を解決したいと思います。

天井と壁のクロスは同じものが良いのか？変えた方がいいのか？

壁紙を選ぶときに悩んでしまう問題として「天井」と「壁」の材料の問題があります。

つまり「天井と壁の壁紙は変えた方が良いの？」という疑問です。

結論から言うと…

「これといった決まりはありません」

…なので、好きな壁紙を選べばOKです。

と言っても、なかなか完成後のイメージが出来ないと思いますので…

「一般的にどうなのか？」

説明したいと思います。

天井と壁に同じ壁紙を選んだ場合

私が手掛ける物件（新築・張替え）で一番多いのが天井と壁の「壁紙を統一する」という方法です。

天井と壁を統一するメリットはというと

このような理由が一般的です。

さらに「設計士」が壁紙を選ぶときは、敢えてこのような効果を狙い「無機質な白いクロス」で住まい全体を統一してしまう事も珍しくありません。

全てが「白い壁紙」で統一された住まいから受ける印象はというと

こんな感じです。

癖がなく、来客時にもセンスの面で恥をかかないので「選び方が分からない」と言う方におすすめです。

天井と壁のクロスを変えたい場合

天井と壁を変える場合ですが「似たような色」を選ぶと変化がなく違いが良く分かりません。

つまり、天井と壁の壁紙を大きく変えないのなら「同じ壁紙でOK」ということです。

分かりやすく言うと、天井と壁の壁紙を変えるなら「色」を変えるのがおすすめとなります。

色を変える際の注意点は「床」→「壁」→「天井」の順番で明るくするのが一般的で失敗しません。

天井が床や壁より明るい壁紙は「天井が高く感じる」という視覚効果があります。

逆に天井に暗い色を使うと「低く」感じますので、トイレなどの狭い空間では圧迫感を感じてしまいます。

もう一度整理すると

このような事が言えます。

天井と壁のクロスを「変える？変えない？」プロのおすすめは？

それでは「おすすめはどっちなの？」というと、個人的には天井、壁を変えずに「同じ壁紙」を使う事をすすめます。

もし、天井を変えるなら「子供部屋」「寝室」などのプライベートな空間が良いのではと思います。

とはいえ「おしゃれなお部屋にしたいから色んな壁紙を使いたい」と言う方には、繰り返しですが「決まり」はありませんので趣味に合った壁紙を選ぶことをおすすめします。

余談になりますが、壁紙の耐用年数は１０年くらいだと言われていますので「そのうち張替える」と思えば少しは気楽に選ぶことが出来るのではないでしょうか。

ちなみに、壁紙の選び方はこちらの記事が参考になると思いますので、良かったら合わせてご覧ください。

【壁紙・クロスの選び方】もう迷わない「プロ」が教える基本編

天井と壁を同じ壁紙にしてアクセントクロスでメリハリをつける

天井と壁の壁紙を揃えて「アクセントクロス」でおしゃれに見せる方法もあります。

私の主観ですが、アクセントクロスを使うならベースとなる壁紙は天井と壁を同じにした方がシンプルでより一層アクセントクロスが引き立つように感じます。

ただ、人の好みは千差万別ですので「自分の好み」を優先するのがベターではないでしょうか。

アクセントクロスや、壁紙の選び方については関連記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

【アクセントクロス】サルでもわかる７つのポイントをプロが徹底解説！「実例」「選び方」「失敗しない方法」を伝授

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壁紙DIY「天井」と「壁」どっちを先に貼る？

自分でお部屋全部の壁紙を貼る場合、天井と壁ではどちらを先に貼ればいいのでしょうか？

こんな疑問を解消するには、毎日壁紙を貼っている「プロ」はどうしているのか知ることですね。

答えはと言うと…

プロのクロス職人は「天井」を先に貼ります。

理由を説明します。

このような理由からです。

これは、クロス職人が長い経験から出した答えですので間違いないと言えます。

ちなみに、私は作業上の流れで何度か壁から貼ったことがありますが、本当に手間がかかりますのでお勧めしません。

壁紙を貼る方法が知りたいという方はこの記事もどうぞ。

【クロスのⅮⅠＹ】壁紙張り替えを自分でやりたい初心者にプロが徹底アドバイス

天井と壁に使う壁紙のまとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事では「天井の壁紙」について２点のことについて紹介しました。

最後にまとめると

こんな感じになります。

他にも色んな記事を書いていますので、どうぞお役立てください。

という事でこの記事は以上です。

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