クロス職人の親方ブログ

【部分的な壁紙張替え予算】1部分を張替える壁紙リフォームのメリットとポイント

親方

クロス職人の親方です。

壁紙を部分的に張替えたい人に費用などを紹介します。

壁紙の部分的なリフォーム・張替えについてお伝えしたいと思います。

壁紙が気になるけど…壁紙全体を張り替えるのは…

  • 勿体ない
  • 他の部分は綺麗
  • 一ヶ所だけ気になる

こんな方が多いのですが、壁紙の部分的なリフォームや修理・補修で満足できるのでしょうか?…。

この記事では

  • 部分的な壁紙リフォームのメリット
  • 部分的な壁紙の張り替えを成功させるコツ
  • 部分的な壁紙の張り替えに必要な予算

このような内容を紹介しようと思います。

部分的な壁紙リフォームのメリット

早速ですが、壁紙を部分的に張替えるメリットは

  • 予算を抑えられる
  • 工事の期間が短い
  • スッキリする

このようなところではないでしょうか。

一番のメリットは何といっても予算です。

お部屋全体を張替えるよりは断然安価なので、部分張替えで対応できそうならお勧めです。

そして、何より、綺麗になるのでスッキリしますね。

1度気になると直すまで気になってしまう人も多いので考えてるくらいならサッサと直した方が賢明です。

ちなみに、良くある質問なのですが「少ししか工事がなくて気が引ける」と考える必要はありません。

部分張替えだけでも業者は嫌がりません。

多少割高になりますが、多くの業者が引き受けてくれますし、そういうスタンスで営業している会社もあります。

ちなみに、この記事で安い業者を紹介しています。

クロスの補修業者【クロス補修の最安値業者】徹底比較!壁紙の修理を頼みたいおすすめ業者

部分的な壁紙の張り替えを成功させるコツ

一部分だけ張り替えたいときに注意が必要なのは、補修した部分だけ色が変わることです。

同じ材料を使ったとしても、明らかに「ツギハギ感」が目立ってしまう事もあります。

ですので、対処法として「面」で張替えることがおすすめです。

面で張替える参考図

上記参考図だと赤のラインのような「角から角まで」の1面ですね。

気になる部分を「面」で張替えることで「ツギハギ感」は防げます。

と言っても、色が変わることは避けられませんので、あえて全く違うデザインを使う「アクセントクロス」なども検討すると良いです。

アクセントクロスの解説は参考記事でご確認ください。

アクセントクロス【アクセントクロス】サルでもわかる7つのポイントをプロが徹底解説!「実例」「選び方」「失敗しない方法」を伝授

アクセントクロスを使わない場合は、以下のようになります。

  • 同じ材料を用意する
  • 近い材料を用意する

詳しく見ていきます。

その①:同じ材料を用意する

同じ材料で張替えたら、どこを変えたのか素人目には全く分からないでしょう。

しかし、壁紙は2年置きに商品の入替がありますので同じものがあるのか業者に調べてもらう必要があります。

その②:近い材料を用意する

壁紙が廃版になっていたとしても白の無地という条件なら「近い壁紙」は見つかります。

同じでなくても「面」で変えれば違和感はないといえます。

逆に「色」や「柄」がある場合はあきらめた方が良いです。同じものはまず見つかりませんので。

なので「色」や「柄」がある場合は「アクセントクロス」がベストだと思います。

部分的な張り替えを成功させるポイントを一旦まとめると

  1. 「面」で張り替える
  2. 同じ材料を探す
  3. アクセントクロスを使う

このようになります。

部分的な壁紙の張り替えに必要な予算

それでは、予算の話をしようと思います。

「お部屋全部を変えた場合」と「部分的な張り替え」ではどのくらい差があるのか?

6畳の壁を例に説明します。

全部を変えた場合に必要な予算

6畳の壁だと約35㎡の面積です。

なので、安い材料だと35㎡×1,000円=35,000円

業者によって単価は変わりますが、35,000円+経費(養生など)=40,000~50,000円

このくらいが相場だと思います。

高い材料だと35㎡×1,500円=52,500円

同じく経費を含めると60,000円~65,000円

整理します

  • 安い材料なら40,000円~50,000円
  • 高い材料なら60,000円~65,000円

6畳の壁紙全部を変えるなら、上記のような予算が必要です。

部分的な壁紙の張り替えに必要な予算

一方、一面だけの予算ですが、単純に4分の1とはなりません。

手間賃が割高になりますので、計算方法としては

  • 材料費+手間賃+経費

のようになり、実際には

  1. 10m×300円(材料費)
  2. 職人さんの手間賃(10,000円)
  3. 経費(5,000円)

まとめると

  • 安い材料で18,000円~20,000円
  • 高い材料で20,000円~25,000円

このくらいを考えておけば、大きく変わることはないでしょう。

若干割高ではありますが、かかる予算を抑えるなら部分的に張替えた方が安価ですね。

とはいえ、上記で説明した価格は「工務店」や「リフォーム会社」が前提です。

もっと金額を抑えたいなら、クロス職人さんに直接依頼する方法があります。

具体的な方法は参考記事でどうぞ。



まとめ

部分的な壁紙リフォームのメリットと成功ポイントというテーマでお伝えしました。

最後にまとめます。

  • 部分的な壁紙の張り替えでも違和感なく仕上がる
  • 違和感を防ぐために「面」で張替える
  • 部分的なリフォームは割高だが、明らかに予算を抑えることができる

リフォーム業者の探し方

リフォームの専門業者は沢山ありますが「価格」や「仕上り」で満足できる業者を探すことが1番大事なポイントです。

そんな「壁紙業者の探し方」を真剣に書いた記事もありますので、良かったらご覧ください。

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