親方
住みながらの壁紙張り替えは精神的にもつらいのです。
壁紙の張り替えリフォームでは「住みながら」だと割高になります。
なぜなら、家具の移動や養生が必要なうえ、クロス屋さんから見ると1日の作業時間が短くなるからです。
具体的に言えば、「空き部屋」と比べた場合、同じ面積だとしても数万円の差が出ることも普通にありえます。
とはいえ、壁紙の張り替えリフォームは「住みながら」という方も多くいますので…
もしも「住みながら」壁紙を張り替えても空き部屋価格でリフォームできれば嬉しいですよね。
ということで、この記事では「住みながら」の壁紙張り替えでも…
- 予算が膨らまない方法
- 壁紙が綺麗に仕上る方法
- クロス屋さんのモチベーションを上げる方法
これらの方法をお伝えしたいと思います。
住みながらの壁紙張り替えで費用が膨らまない方法
壁紙の張り替えリフォームで「空き部屋」と「住みながら」を比べた場合、明らかに違うのが家財道具など「家具」の有無ですよね。
つまり、家具があることで張り替え費用を引き上げていると考えられます。
ではなぜ家具があると費用が割高になるのでしょうか?…。
理由はこの辺りが一般的です。
- 家具の移動費用
- ホコリが付かないための養生費
- 作業スピードが下がるので単価が割高
こんな感じになります。
少し捕捉しながら説明します。
家具の移動費用
壁紙の張り替えでは、ある程度の作業スペースが必要です。
なので、大きな家具などが置いてある状態では作業ができません。
こういった家具の移動をクロス屋さんに任せると・・・
例えば「テレビ」「ピアノ」「ソファー」などを移動するだけで5,000円以上もの移動費用を請求されることも珍しくありません。
「ちょっと動かすだけで5,000円!?」
「ボッタクリじゃないの?」
実際このように感じる方も多いのですが、立場を変えて移動する側から見てみます。
- クロスを貼るのが専門なので、家具なんか移動したくない
- 移動中に壊してしまったら弁償なので「保証料」が欲しい
- 重たい家具は1人では移動できないので「助手」が必要。いわゆる人件費
個人のクロス職人さんに壁紙の張り替えを依頼した場合に「家具の移動」があるとこの辺りを想定した費用がかかります。
なかには「家具の移動はサービスしますよ」というクロス屋さんもいますが、壊してしまえば弁償になるのは避けられませんので、リスクを想定してそもそもの「単価」が高いこともあります。
それでは、工務店やリフォーム会社に依頼した場合はどうでしょう。
- 管理費用が必要
- 家具移動などの雑用が仕事だが「つきっきり」だと人件費が割高
- 1人で移動できない大きさの家具では、別に人件費が必要
リフォーム業者が移動する場合でも「人件費」や「管理費」などは避けられません。
逆に「無料で家具移動します」というような業者は責任が薄いので、ちゃんと工事してくれるかが心配です。
ホコリが付かないための養生費
仮に家具の移動は無料だとしても、ホコリが付かないための養生は必要です。
家具などを養生するには「マスカー」や「マスキングテープ」が必要になります。
このような養生用の備品は無料じゃありませんので、見積書に記載がなくても必ず張り替え費用に含まれています。
詳しい内訳をもっと知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。
作業ペースが下がるので単価が割高
「住みながら」のリフォームで最大のネックになるのはクロス屋さんの作業が進まないこと。
家具を別の部屋に移動できれば良いのですが、少し動かしてはまた動かすような内容のリフォームだと圧倒的に作業スピードが落ちます。
そうすると、クロス屋さんはいつもよりも稼げない状態になりますから、その分だけ割増した「単価」を設定しているところも見られます。
つまり、壁紙張り替えの費用を抑えるためには「自分で家具をどかしておく」ことが重要ということです。
住みながらのクロス張り替えで仕上りが綺麗になるには?
クロスの施工では「貼る技術」よりも「下地を作る技術」の方が難しいと言えます。
なので、壁紙の張り替えでは「下地処理」が本当に重要な作業です。
そんな下地処理では、壁を平滑にするために「パテ処理」をするのですが、パテ処理後にはサンドペーパーを使い「なめらか」にする必要があります。
しかし、サンドペーパーを使うとパテの粉塵が部屋中に飛び散りますので「住みながら」の場合は思い切った下地作りができ無いというクロス屋さんもいます。
ですので、住みながらのクロス張り替えでは「下地処理が不十分なまま施工する」という事になりかねません。
つまり、充分な下地処理を工事前に了承することで、クロス屋さんも気兼ねなくパテ処理ができますので美しい仕上りが期待できます。
分かりやすく言うと「汚れたとしても掃除するのでOKですよ」と一声かけることで綺麗な仕上りが期待できるという事になります。
下地の重要性について知りたいという方は次の記事もどうぞ。
クロス屋さんのモチベーションを上げる方法
はっきり言うと「住みながら」の壁紙リフォームは、クロス屋さんのモチベーションが低くなりがちです。
理由は上記したように「進まないので稼ぎが悪いから」ですね。
しかし、工事日に…
- 家具が移動してある
- 汚してもOKだと聞かされる
- 少しくらい遅くまで作業してもOKだと了承してもらえる
これだけで作業が捗りますので、クロス屋さんのモチベーションは一気に上がります。
逆に、クロス屋さんのモチベーションを上げることが出来れば壁紙の張り替えは成功したも同然です。
住みながらのクロス張り替えが安い業者
壁紙(クロス)張り替え費用は業者によって様々です。
なぜなら、新築ばかりを専門とした業者もいれば、リフォーム中心の業者もあります。
つまり、慣れてる業者に依頼した方がコスパが良く、結果的に費用も安く抑えられるという事につながります。
ですので、費用を抑えつつ、住みながらクロスを張り替えるならリフォーム専門の業者に依頼するのがおすすめです。
住みながらクロスを張り替えるなら業者を比較しよう
リフォーム専門業者と言っても星の数ほどありますので、結局のところ「相見積もり」を取り寄せ、比較しないと優良業者は見つかりません。
そんな相見積もりをネット上で簡単に取り寄せることが出来るサイトを紹介します。
ずばり、相見積もりを取るなら「リフォーム比較プロ」がおすすめです。
リフォーム比較プロは累計利用者数30万人を超える総合リフォーム比較サイトです。
自宅にいながら「スマホ」や「パソコン」から気軽に複数社の見積もりを取寄せることができます。
- 3~4社の相見積りが比較できる
- 必要事項が少なく「60秒」で無料見積りが取れる
- 厳選された加盟店の工事だから安心
- 自分にあったリフォーム会社をじっくり選べる
「リフォーム比較プロ」で相見積もりを取り、業者を「比較」すれば自分の条件にあった最安値の会社を探せます。
また、リフォーム比較プロでは、あなたがお住まいの地域にある専門業者3〜4社の見積もりを無料で取寄せ「見積り内容を比較」することが出来ます。
ちなみに、リフォーム比較プロでは厳格な審査基準も設けており、審査を通過した業者のみが登録されています。
評判が悪い業者については 登録削除される仕組みになっているので安心して利用できます。
専門家に気軽な相談が出来るのでリフォームの失敗がありません。
最後に分かりやすくまとめてみたいと思います。
まとめ
それではこの記事をまとめます。
住みながらの壁紙張り替えを安く済ませるには…
- 自分で移動できる家具は「別の部屋」に移動する
- ホコリが付いて困るものは自分で養生しておく
- これらをリフォーム業者に伝え「値引き交渉」をしてみる
これで業者側の負担が減りますので、値引きに応じてくれる業者は案外たくさん見つかります。
それでも
「ウチは値引きできません」
と言われたら「値引き交渉」に応じてくれる業者を探せばいいだけという事ですね。
結論として相見積もりを取寄せて交渉すればOKという事になります。
そして、気を遣いがちな相見積もりを気兼ねなく取り寄せるなら、ぜひリフォーム比較プロを試してください。
という事でこの記事は以上です。
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