クロス職人の親方ブログ

【壁紙張り替え単価】プロが教えるクロスの相場「平米やメートルについて」

壁紙張り替えの費用

親方

この道30年クロス職人の親方です。

壁紙の張り替えをしようと思って見積り取ったけど…

「これって高くないの?…もしかしてボッタクリでは?」

こんなあなたに壁紙の単価を徹底解説します。

壁紙を張り替えたいと見積りを取ったものの…

「見積り金額を見てビックリした!」

なんて経験はないでしょうか?…。

「平米単価が〇〇円」

「1mで〇〇円」

こんな難しいこと言わずに、もっと簡単に「壁紙の張り替え金額」が分かったら良いですよね。

ということで、今回の記事では「クロス工事の単価」について紹介したいと思います。

壁紙の張り替え単価は分かりにくい?

インターネットで壁紙の張り替え単価を調査したら…

「1平米750円」や「1m800円」

こんな単価を見たことないでしょうか?…。

これってどちらが安いのか分かりにくいですよね。

そもそも「1平米」「1m」って単位が違いますし、素人の方では具体的なイメージも難しいと思います。

ということで、まずは壁紙の費用を知るために「単位」から説明したいと思います。

壁紙の張り替え単位「平米」とは

よく「1平米」と言ったり「1㎡」と言ったりしますが、これは全く同じ意味です。

つまり、1平方メートルのことです。

小学生の算数に出てきますが「1m×1m」で1㎡ですよね。

要するに面積の単位が「㎡」になります。

なので、壁紙の見積りに「㎡」と書いてあれば施工部分の面積が分かるという訳です。

たとえば、4LDKのお家に壁紙を張るときに…

「400㎡×900円」

このような表記があれば、4LDKの面積は400㎡ということになりますし施工単価は900円だと分かります。

壁紙の張り替え単位「メートル」とは

「1m×900円」のような見積りをもらったら…「ん?」…となりますよね。

「メートル単価」を分かりやすく言うと、あなたのお家には「壁紙〇〇m必要ですよ」ということになります。

つまり、必要な材料数(m)に施工単価を掛けることで金額を算出する計算方法です。

一般的な住まいには「窓」や「ドア」のようなクロスを貼らない部分もありますので実際に使用するメートル数で計算すれば「お得」な気分になるのではないでしょうか。

では「平米の工事単価」より「メートルの工事単価」の方が安いのでしょうか?

壁紙の張り替え「m」と「㎡」どちらが安いのか

どちらが安い

単位の違いで「損」したり「得」したりしますので、見積りの「単位」はしっかり覚えておきたいところですよね。

ちなみに、日本国内メーカーの製造する壁紙は…

「横幅が約90cm」

一般的な壁紙でこのくらいの材料巾になります。

では、壁紙「1m」を「㎡」に換算すると…

「90cm×1m」

となりますので「0.9㎡」だと分かります。

ということは「1m×900円」と「1㎡×900円」ではどちらが安いのでしょうか?

正解は「1㎡×900円」だと分かりますよね。

同じ施工単価なら「㎡」の方がお得となりますが、このあたりにも問題がありますので次章で深堀します。

業者によって「㎡数」が違うのはなぜ?

費用を知りたい

数社から見積りを取れば分かるのですが、それぞれの会社によって「㎡数」が違ったという経験はないでしょうか?…。

お家の面積は変わらないので、リフォーム会社が単純に計算間違いしたということでしょうか?

実はこのあたりの解釈が工事会社によって変わることもあるのです。

分かりやすく言うと

広さ4LDKの自宅で見積りを取った場合
  • A社⇒420㎡
  • B社⇒450㎡
  • C社⇒480㎡

こんな見積りだったら人間不信になりますよね。

こうなる原因は、先程の話にも出てきましたが「窓」や「ドア」を含めた面積かもしれないですし、純粋に壁紙を張る部分だけの面積かも知れないということになります。

他にも「材料平米」と言って、必要なクロスのメートル数から1割引いて面積を出す会社もあります。

つまり、リフォーム会社によって平米数が違う可能性があるので、単価が安くとも壁紙工事が安いとは言えないという訳です。

壁紙の張替えは「相見積もり」が最強です

これまでの説明で「インターネット上の壁紙工事単価」に固執したり「単価が安い業者」を探すことが無意味とは言いませんが、あまり意味がないということが理解していただけたのではないでしょうか?

平米は良いとしても「諸経費」が高額なリフォーム業者もありますので、繰り返しですが「壁紙の工事単価」にこだわるのはナンセンスです。

だとしたら、どうやって「安い業者」や「安心できる業者」を探せば良いのでしょうか…。

結論になりますが「工事単価」ではなく相見積もりを取寄せて「全体価格」を比較することで自分に合うリフォーム業者を見極めるのがベターだと言えます。

つまり、総合的に比較すればOKということですね。

とはいえ「安い業者」にこだわりすぎると「品質」に問題があることも考えられます。

なぜなら「安い業者」には安い理由があるからですよね。

たとえば、施工するクロス職人さんを値切れば「手抜き」があるかも知れませんし、もともとが安いクロス屋さんを使えば「腕が悪いから安い」かも知れません。

目的にもよるかも知れませんが

「ただ壁紙を変えれば良い」

というのであれば「仕上り」より「価格」が大事かもですが…

「せっかく壁紙をリフォームするなら綺麗にしたい」

こんな方は価格もさることながら「仕上り」が大事ですよね。

いずれにしても、これらの目的は比較しないと知るすべがありません。

もしあなたがこれから「壁紙の張り替え」をするのであれば、1社だけで決めてしまわず「比較」することを強くお勧めします。

インターネット上には自宅にいながら数分で数社のリフォーム会社から見積りを取寄せることができる便利なサイトがあります。

冒頭でも紹介しましたが、こんな便利なサイトを使えば簡単に悩みが解決しますので本当にお勧めです。

壁紙張り替えの単価:まとめ

この記事では壁紙工事の「単位」や「単価」について解説しました。

本文中に数字が並びましたので、分かりにくい部分もあったかと思います。

ですので、最後にもう一度分かりやすくまとめてみたいと思います。

  • 平米(㎡)は壁紙を張る面積の単位
  • メートル(m)は壁紙の必要数の単位
  • 平米だろうがメートルだろうが計測方法で誤差がある
  • 損したくなければ「相見積」を取寄せる

こんな感じです。

ということで、この記事は以上です。

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