親方
内装工事の親方です。
窓にガラスフィルムを1人で貼る方法を紹介します。
ガラスフィルム工事の依頼を承りましたので、一人で貼る方法を紹介したいと思います。
この記事では、一般的なガラスフィルムを自分で貼る場合の注意点や施工法方をお伝えしていきます。
施工前 | 施工後 |
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ガラスフィルムを貼るのは難しい…と感じている方に、かんたんに貼れるガラスフィルムの記事も紹介していますので気になる方は関連記事をご覧ください。

ガラスフィルムの材料や施工用の道具
材料や必要な道具は以下の通りです。
- ガラスフィルム(遮熱、擦りガラス風、ステンドグラス風色んな種類があります)
- 霧吹き機
- 空気を抜くためのスキージー
- ガラス窓の掃除用の雑巾、マスキング
DIYで貼る場合「インターネット通販」「DIYショップ」などで手に入ります。
ガラスフィルムで必要な物
ガラスフィルム
霧吹き機
ガラスフィルム施工道具
ガラスフィルムの貼り方(1人用)
施工する窓の掃除
ガラスフィルムは非常に薄くデリケートな素材ですので、貼りつけるガラス面をかなり念入りに掃除する必要があります。
小さなほこりやガラスに付いた汚れを完璧に取り除きます。
画像のようにガラス面に霧吹きで洗剤入りの水を吹きかけ、ゴミを除去します。
ちなみに、私はパテベラというヘラを使ってます。
掃除を手抜きしてしまうとフィルムとガラスの間にゴミが残り、綺麗な仕上がりになりませんので、フィルムを貼る場合はしっかり掃除してください。
材料(ガラスフィルム)の裁断
ガラスフィルムを必要な長さに裁断します。
床に傷がつかないようにフェルトを下敷きに使い1m定規でカットします。
鉛筆で目印を書き込みますがガラスフィルムに鉛筆では書き込めないのでマスキングテープをフィルムに貼り印を付けます。
マジックで印を付けても良いのですが仕上がり面に書かないように注意が必要です。
カットが終わったら丸めて傷の入らない場所に置いておきましょう。
ガラスフィルムの貼り付け
ガラスフィルムを貼り付ける前にガラス面に霧吹きします。
ガラスフィルムは裏面に保護フィルムが付いていますので霧吹きが出来たら保護フィルムが表にくるようにガラスに仮付けします。
仮付け出来たら保護フィルムを剥がしますが、くっつかないよう材料にも霧吹きしながら剥がしていきましょう。
- 保護フィルム面が表にくるように貼り付ける
- 折り目が付くと取れないので慎重に剥がす
保護フィルムを剥がし全体に霧吹きしたらガラスフィルムをひっくり返して空気を抜きます。
上から順番に空気を出さないと空気が残ってしまいますので注意が必要です。
全て抜き終わったらエア出しはいったん完了です。
ガラスフィルムをカット
切しろ部分をカットして行きます。
ガラスを止めてるパッキンに当たらないよう数ミリ隙間ができるようにカットするのがポイントです。
カットし終わったらもう一度空気と水を出します。
拭きあげて完了
貼り終わったら最後に綺麗な布で拭きあげて完了です。
霧吹きに洗剤を混ぜて使いますので洗剤の成分が残らないよう綺麗に拭きあげます。
施工前 | 施工後 |
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今回はお隣さんの目隠しが目的でしたので、擦りガラス風のガラスフィルムを使用しました。
ここまでご覧いただき、なんだか面倒で、難しそうだと感じた方は関連記事をご覧ください。

まとめ
ガラスフィルムは傷付きやすく取扱に注意が必要な素材ですが、遮熱素材の物は真夏に最大で14℃熱をカットした実験結果もあります。
さらに飛散防止機能やUVカット機能、防犯性能とコストの割に優れた機能が付いてますのでDIYの価値があります。
是非チャレンジして下さい。
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