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バーチカル(縦型)ブラインドの知っておきたい特徴とメリット・デメリット

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

窓装飾の中でもひときわモダンなアイテム!それが縦型のバーチカルブラインドです。

ブラインドといえば、事務所などでよくみかける横型のアルミブラインドをイメージする方も多いのではないでしょうか?

実は、おしゃれに敏感な人々の間では縦型のバーチカルブラインドが人気なんです。

今回は、タチカワという大手メーカーのバーチカル(縦型)ブラインドを例にあげて、その魅力をご紹介していきます。

バーチカル(縦型)ブラインドの特徴やメリット

バーチカルブラインド

バーチカルブラインドは、細長いタテ型の羽根(スラット(※1))を専用レールに1枚ずつ吊り下げて使うブラインドです。

縦型ブラインドとも呼ばれています。

そのスマートな見た目は、ブラインドのイメージを覆すほど洗練された印象で、空間をスタイリッシュに魅せたいときにはバーチカルブラインドといっても過言ではありません。

横型ブラインドが上下に開閉するのに対し、バーチカルブラインドはカーテンのように左右に開閉するのが特徴です。

左右に開くので、お庭やバルコニーへの出入りもしやすく大きな窓に向いています。

また高さを演出したい場所にも効果的で、天井から取り付けると縦のラインが強調されて窓がすっきりとみえます。

さらに傾斜窓やカーブ窓にも対応することができますし、高い位置の小窓には、リモコンで自在に操れる電動タイプもおすすめ。

スラットの巾は、メーカーによって50mm、75mm、80mm、90mm、100mm、127mmがありますが、タチカワの縦型ブラインドは80mmと100mmが主流です。

他メーカーを含め一般的に広く採用されるのは、75mmや80mm、100mmといったところでしょう。

その他にもバーチカルブラインドは、横型のブラインドに比べてほこりが付きにくく、お手入れがしやすいというメリットもあります。(お手入れ方法は下記をご参照下さい)

(※1):バーチカルブラインドの羽根はメーカーによってルーバーとも呼びます。

窓の用途に合わせて選べる

バーチカルブラインドには、窓の大きさや用途に合わせたバリエーションがあります。

シングルタイプ

縦型(バーチカル)ブラインド シングルタイプ

シングルタイプは、厚手のドレープあるいは、薄手のレースどちらか一方の生地を使って製作します。

羽根を垂直にすると室内が丸見えになってしまうため、外からの視線が気にならない場所や、どちらかといえば窓を開放的につかいたい人向けのスタイルです。

アンサンブル

縦型(バーチカル)ブラインド アンサンブル

アンサンブルは、厚地のドレープとレース生地を交互に配置したスタイルです。

ロールスクリーンとのコーディネートにもぴったりです。

縦型ブラインドのアンサンブル

1台に厚地(ドレープ)と薄地(レース)を交互に並べるので、スラットの回転によってドレープとレースを自由に切り替えることができます。

なので、光をコントロールしながら外部の視線を気にせず景色が楽しめるというメリットに加え、ドレープの間にレース生地があることで、プライバシーを確保できるという安心感があります。

ただアンサンブルには、羽根と羽根の間にすき間がないため、バーチカル独特の開放感を求める方にとっては圧迫感を感じてしまうかもしれません。

ツーウェイ

縦型(バーチカル)ブラインドのツーウェイ仕様

ツーウェイは、1台にドレープとレースを1つにつなげて左右に配置するスタイルです。

バーチカルブラインドのツーウェイ仕様

日中は片方に厚地をよせてレースだけにしたり、夜は片方にレースをよせて厚地だけにしたりと、カーテンのような感覚で切り替えができます。

こちらもプライバシー機能が必要な方におすすめのスタイルになります。

光漏れを軽減するワイドスラット

バーチカルブラインドは縦軸を中心に回転するので、スラット(羽根)の角度調整で、光をコントロールしながらプライバシーが守れます。

しかしその一方で、通常のバーチカルブラインドは閉じたときの羽根の重なりが小さいため、うっすらと光が差し込む場合があります。

それを解消するのがワイドスラットです。

縦型(バーチカル)ブラインドのワイドスラット

羽根の重なりを深くした光漏れの少ないワイドスラットタイプ。(ワイドスラットはオプションです)

縦型(バーチカル)ブラインドのワイドスラット

一般的なバーチカルブラインドは、スラットを少しだけ斜めにしたときでも画像右側のような状態ですが、ワイドスラットは羽根の重なりを2cm大きくすることで、画像左のように斜めの状態でさえ光漏れを少なくすることができます。(シングルタイプです)

特に寝室などの陽ざしが気になる場所には、このようにワイドスラットが役立ち、遮光タイプの生地をつかえば更に効果もUPします。

なのでスラットからの光漏れに関しては、このようなオプションを利用することも上手な選び方のひとつです。

他のアイテムと色柄を統一する

窓にカーテンを検討する時、スタイルや形は変えたいけれど、色や柄は揃えたいと思った事はありませんか?

そんな時でも、バーチカルブラインドにはさまざまな種類とラインナップがあります。

ロールスクリーンやプリーツスクリーンと同じ素材を選べば、掃き出し窓にはバーチカルブラインド、腰窓にはロールスクリーンという使い方ができるのも魅力です。

窓によってスタイルを変える場合は、使い勝手や見た目のバランスも考慮しながら決めるとセンス良くまとまります。

羽根(スラット)の色を変えてコーディネートが楽しめる

縦型(バーチカル)ブラインドのカラーコーディネート

さらに、バーチカルブラインドのメリットともいえるオリジナルな楽しみ方が、スラット(羽根)を入れ替えたコーディネートです。

同じ生地の中から、好きな色を選んで自由に組み合わせることができるもので、1枚でも部分的に配置することが可能です。

なので両端の2枚を色違いにしたり、大胆に片側の半分を別の色柄にするという選択肢もあります。

人と同じじゃつまらないという方でも、手軽に取り入れられる魅力UPの方法です。

バーチカルブラインドを、個性的でセンス良く魅せるためのお洒落なテクニックとして、最大限に活用してみるのもおすすめですよ。

バーチカルブラインドの素材や形

住宅用としては、カーテン生地のような布製(ポリエステルやアクリル等)の素材感を活かしたものが主流です。

大半の生地には、ほつれ止めや形状安定のために樹脂加工がされています。

カラーバリエーションはもちろん、柄物やレース地などのデザインも豊富で、オフィス向けにはグラスファーバーやアルミ製のものもあります。

その他にも、遮熱加工したものや、高級感のある木製タイプも注目されているので、これからも様々なシーンでの活用が期待されます。

バーチカルブラインドは直線的なラインのものが一般的なのですが、他メーカーには、ウェーブのような波型に変形させたものや、レーザーカットによるデザインが入れられる商品もあります。

バーチカルブラインドのデメリット

ここまでは、バーチカルブラインドの特徴やメリットの部分をお伝えしてきましたが、デメリットはあるのでしょうか?

デメリットという点では下記の3つが挙げられます。

  1. 風の影響で揺れるので、窓を開けた時サッシにあたりバタバタと音がする可能性がある
  2. 小さい子供やペットのいる家庭では遊び道具になる可能性も否めない
  3. カーテンやその他のアイテムに比べるとお値段が少々高め

特に小さいお子様やペットのいるご家庭では、デメリットも考慮した上で検討するのが良いでしょう。

バーチカル(縦型)ブラインドの操作方法

バーチカルブラインドの操作方法には、バトン式・コード式・ワンチェーン式があります。※下記はタチカワ仕様です。

バトン式

縦型(バーチカル)ブラインドの操作方法 バトン式

スラットの角度調整とブラインドの開閉をバトンで行います。

バトン式のメリットといえば、バトンが小さな子供の手の届かない高い位置にあるため、誤ってお子様がコードに絡むという心配はありません。

コード式

縦型(バーチカル)ブラインドの操作方法 コード式

スラットの角度調整はポールで、ブラインドの開閉はコードで行います。
コードには、各メーカーでセーフティ機能が搭載されているので安心です。

ワンチェーン式

縦型(バーチカル)ブラインドの操作方法 ワンチェーン式

スラットの角度調整とブラインドの開閉を1本の操作チェーンで行います。
ワンチェーンも、各メーカーでセーフティ機能が搭載されています。

バーチカル(縦型)ブラインドのお手入れ

同じブラインドでも、横型のアルミブラインドは少しお手入れが面倒というイメージがありますが、バーチカルブラインドのお手入れは比較的簡単です。

スラット(羽根)が、カーテンのような布製の場合は、家庭で洗えるウォッシャブルタイプなら簡単に取り外して洗濯機で洗えます。

しかも羽根が1枚ずつになっているので、全てを外す必要はなく、汚れた部分だけを取り外して洗えるのも嬉しいところ。

羽根がグラスファイバーやアルミ製の場合は、ハンディモップ等でほこりを払い落とすようにしましょう。

もし汚れが付いてしまったら中性洗剤を薄めたものを布に含ませてから、軽く拭き取るようにすればOKです。

<ルーバーのお洗濯方法>

  1. 吊り元のランナーフックからルーバーを取り外す(汚れた部分だけを洗うのも〇)
  2. ルーバーのバランスウェイト(※1)を抜き取る
  3. ルーバー上部のハンガーに紐を通してループ状に結ぶ(紐は水洗い可能な2mm程度のもので)
  4. 束ねたルーバーを軽く巻いて洗濯ネットに入れる
  5. 必ず取扱い絵表示に従って水洗いをする
  6. 脱水後、ルーバーをランナーフックに取りつけて乾燥させる
  7. ルーバーの下部にバランスウェイトを差し込む

(※1)バランスウェイトとは裾部分に入れる重りのこと。ウェイトを入れることで下方向に比重がかかるため垂直を美しく出す役割があります。

まとめ

バーチカル(縦型)ブラインドは、空間をスタイリッシュに仕上げたいときに相応しいといえるウィンドウトリートメントです。

最近では、素材やデザインなど様々なバリエーションが増えているので、お部屋のインテリアに合わせて選ぶのも楽しいですよね。

モダンな空間演出に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。