クロス職人の親方ブログ

【2014~2024年】窓装飾プランナーの合格率と私の実体験

窓装飾プランナー

窓装飾プランナー

2016年に窓装飾プランナーの資格を取得した私の経験と心得です。

窓装飾プランナーとは?

窓装飾プランナー

窓装飾プランナーは、2014年に「一般社団法人日本インテリア協会」によって創設された資格制度です。

2023年は、9月6日に第10回目の試験が実施されました。

窓装飾プランナーはカーテンやブラインドなど多種多彩なアイテムの中から、消費者のニーズやライフスタイルに添った窓装飾の提案・販売能力を有する専門家のことを指します。

そして高いレベルの知識をもとに、機能性や装飾性の観点から、最適なウィンドウトリートメントを提案できるスキルや、時代とともに変化する住宅事情・インテリアのトレンドに目を向ける必要があり、専門家ならではの美的センスも求められます。

一般社団法人日本インテリア協会のHPはこちら

窓装飾プランナー資格試験・2014年~2022年の合格率

窓装飾プランナー合格率

窓装飾プランナー資格試験の2014年から2023年までの受験者数と合格率は、次の通りです。

  • 第1回 2014年 → 全国受験者数 2540名(合格者699名)※全国合格率27.5%
  • 第2回 2015年 → 全国受験者数 1201名(合格者361名)※全国合格率30.0%
  • 第3回 2016年 → 全国受験者数   894名(合格者325名)※全国合格率36.3%
  • 第4回 2017年 → 全国受験者数   839名(合格者325名)※全国合格率38.7%
  • 第5回 2018年 → 全国受験者数   797名(合格者280名)※全国合格率35.1%
  • 第6回 2019年 → 全国受験者数   692名(合格者232名)※全国合格率33.5%
  • 第7回 2020年 → 全国受験者数   513名(合格者205名)※全国合格率39.9%
  • 第8回 2021年 → 全国受験者数   566名(合格者157名)※全国合格率27.7%
  • 第9回 2022年 → 全国受験者数   578名(合格者150名)※全国合格率25.9%
  • 第10回 2023年 → 全国受験者数   472名(合格者134名)※全国合格率28.4%

第8回以降は、新しく導入された判定基準(合格保留者の追試験)を含めた最終合格者の数字となってます。

合格率は平均すると約32.3%で、軽々と合格できるレベルではありません。

因みに今回誕生した窓装飾プランナーの男女比は、男性が24.6%、女性が75.4%だったようで再チャレンジの対象者は72名(昨年は108名)でした。

私自身は残念ながら第1回の試験に落ちてしまい、惜しくも翌年は受験できなかったのですが、2016年の2度目の試験で無事に合格することができました。

いわゆるリベンジ組です。

現在は念願の窓装飾プランナーとして活動していますが、第1回目の試験には最悪なエピソードがあります。

窓装飾プランナー試験の実体験

記念すべき、窓装飾プランナー第一回目の試験当日。
緊張の中、初め!の合図とともに試験は始まりました。

以外にスラスラと解け始めたので「これはいけるかも」と思いつつ、何ヶ所か後回しにしていた為、とりあえず最後まで解いたあとは時間的に少し余裕あるな…?と感じていました。

ところが、空白の部分を埋めようとしたその時。
試験終了20分前の合図が鳴り、なんと回答用紙の裏一面が残っていることに気づいたのです。(苦笑)

マジで!!冷汗(;’∀’) 一瞬頭の中が真っ白になり焦りが…。
慌てて問題を読みながらチェックしますが、時間が足りるはずもなくタイムアウトに。

窓装飾プランナーの記念すべき第1回目の試験で「絶対に合格したい」という気持ちが強かった私は、終わった瞬間、絶望感とショックでかなり凹みました。

明らかに不合格の文字は浮かんでいますが、いくら考えても結果は同じですよね。

なので開き直りはしたものの、後悔と自分の不甲斐なさを痛感した苦~い思い出の第1回目の試験でした(´;ω;`)

今でも思い返すと、一体どんな問題の解き方をすればあんな最悪な状態に…?と自分でも謎なんです。笑

ただ試験終了後、ざわざわと周りから聞こえてきたのは「なにあの問題の量は!時間が足りなかったぁ」という悲鳴ばかり。

量が多く感じたのは自分だけじゃなかった、と思いつつ私のようなおっちょこちょいさんは誰一人いなかったことでしょう。苦笑

残念ながら翌年の受験はできませんでしたが、あっという間に月日は経ち、2度目にチャレンジした試験の合格発表の日は心から嬉しかったのを鮮明に覚えています。

今では、後悔した1度目の試験も、苦い経験と笑い話になっている懐かしい思い出です。

窓装飾プランナーの資格試験で私が感じたこと

窓装飾プランナー 専門家

こんな私のエピソードですが、これから窓装飾プランナーの資格取得を目指す方も多いのではないでしょうか。

私は二度の試験を経験しているわけですが、2回ともやはり出題量は多いと感じました。

とはいえ1回目の教訓を活かしスピード感は意識していたので、最後まで問題を解くことができたのは良かったと思います。

受験される方へつたないアドバイスですが、確かに言えるのは1つの問題を何度も読み返していると時間が足りなくなるので、分からない箇所は飛ばして、30秒に1問解くくらいの大げさな気持ちで臨みましょう。

でないと初回の私みたいに最後まで解けなくなりますからね、、。

大事なのは、とにかく全ての問題に目を通せるようにする事!

終盤にも解きやすい問題があったりするので、つまずいたら次に進み、解ける問題は全てマークすることです。

出題傾向としてはマーク式記述式に分かれていますが、記述式は25%くらい配点があるのではないでしょうか。(定かではありませんが)

記述式はテキストを勉強する以外にも、実践としてのお客様への提案力や知識が試される内容だったと思います。

最近の傾向はどのようになっているのか分かりませんが、マーク式はテキストをしっかりと勉強していれば必ず合格できる内容です。

いずれにしても今後受験される方は、時間配分だけには気をつけて最後まで進んでくださいね。

窓装飾プランナーとして心がけていること

窓装飾プランナーとしての心得

私は2008年からオーダーカーテンのネット通販をはじめ、県内でも(窓装飾プランナーとして)活動を続けていますが、おかげさまで創業から今年(2023年)で15周年を迎えることができました。

現在も、北海道から沖縄まで全国各地のお客さまから「窓周り」「内装」に関するお問い合わせやご依頼を頂いています。

このビジネスを始めて無事に15年間も続けられた理由は、ご利用いただくお客様と、メーカー様・縫製所の方々のお陰だと心から感謝しています。

また昨年から大手ハウスメーカー様と取引をさせて頂くようになり、窓装飾のプロとして日々忙しく活動していますが、個人で1から始めた事業を「法人なり」にするまで成長できた事も、窓装飾プランナーという資格と経験が後押ししてくれたと自信に繋がっています。

これからもカーテンの専門家として、最適なウィンドウトリートメントの提案、そして県外の方は採寸面もしっかりサポートしつつ、素敵なオーダーカーテンをお届けするのが今後も変わらない私のモットーです。

窓装飾プランナーの資格を取得後、名刺をお渡ししたお客様から「窓装飾プランナーってなんかカッコイイ」とか「こんな資格があるんですね」とお言葉を頂いたり、肩書きに注目してもらえるようになりました。

ウィンドウトリートメントの世界は本当に奥が深くて、今でも勉強になることが沢山ありますが、窓装飾プランナーとしてお客さまのご要望に添った提案と、的確なアドバイスが出来るようこれからも精進していきたいです。

最後に

今後も窓装飾プランナーの資格取得をめざす方々は沢山いらっしゃると思います。

これからも色んな場所で幅広く活躍が期待される資格だと思いますので、業界を盛り上げていきましょう!

私自身も、日々スキルアップを目指します。

「一般社団法人日本インテリア協会」の公式サイトは、下記のリンクよりご覧頂けます。

※全国各地で活躍されている窓装飾プランナーを探せますよ♪

窓装飾プランナー ロゴマーク

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