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壁紙(クロス)ジョイントの開き・隙間を完璧に抑える方法

ローラーを使う様子

私は25年以上この業界で壁紙(クロス)に携わっていますので、今では壁紙(クロス)のジョイントが開いたり、隙間ができてしまう事はありません。

もちろん、未熟な弟子時代はそうではありませんでした…

親方

この記事はクロス職人の”親方”が精魂込めて書きました。

ジョイントの悩みを解決したい方は是非ご覧ください。

私の費やした25年以上の経験を、このサイトでお伝えする事により、読まれた方が私ほど時間を掛けずに完璧に壁紙(クロス)のジョイントを理解して頂けたらと思います。

この記事では壁紙(クロス)のジョイントが開く理由と、開かないように施工する方法を説明します。

ですので、以下の方は関連する記事をご覧ください。


早速ですが、ジョイントが開く原因は大きく分けて2つ考えられます。

ジョイントが開く理由

①.下地の問題(壁紙を貼る下地の原因

②.施工技術の問題(壁紙の貼り方の原因)

それぞれの内容を詳しく説明します。

下地で考えるジョイント開きの原因

壁紙(クロス)を貼る下地によってジョイントが開く原因をそれぞれ下地ごとに説明します。

新規のプラスターボードやコンパネ・合板材に壁紙(クロス)を貼る場合

プラスターボード

新規のプラスターボードや、コンパネなどの合板にクロスを貼る時に一番避けたいのが、パテの上でジョイント処理をする事です。

パテ付近は下地の継目なので、振動などで若干動くという性質もありますが、パテの上にクロスのジョイントを持ってくると高確率でジョイントが開いてしまいます。

糊をパテが吸ってしまいますので、パテの上は糊の乾燥が早くなります。

ですので、パテの上にシーラーを塗布し、ジョイント処理するとジョイントが開かなくなると思います。


乾燥が早ければ接着が早くなり、ジョイントが開くのは不思議に思う方もいるかも知れませんが、乾燥が終わると収縮へ向かいますのでパテの上でジョイント処理するとジョイント・継ぎ目部分の収縮が早くなります。

その結果ジョイントが開きやすいという訳です。

時間を掛けて接着するとジョイントは開きにくいので、パテの上でジョイント処理をしない事が新規のボードや合板でジョイントを開かせない、隙間が出来ないコツです。

プラスターボードや合板下地の場合、パテの上でジョイントするのを避けるとジョイントが開きにくくなります。

プラスター・コンパネでの注意点
パテの上でジョイント処理しない

貼替下地の場合

壁紙(クロス)を剥がした下地に貼る場合を考えます。

貼替えの下地では、浮いた裏紙の上でジョイント処理すると収縮効果によりジョイントが開きやすくなります。

クロスの収縮は上で説明した通りですが、裏紙が浮いてないにも拘らず、ジョイントが開いてしまう場合があります。

壁紙全体の乾燥時間が同じならジョイントが開く原因は別にあります。

貼替下地でジョイント処理をする場合浮いた裏紙の上でジョイント処理をしないように注意してください。

貼替下地は、浮いている裏紙を全て除去する事が望まれます。

貼替下地での注意点
浮いた裏紙の上でジョイント処理しない

モルタル下地の場合

モルタル下地

セメントやモルタル下地に壁紙・クロスを貼る場合、シーラー処理で下地に膜を作ります。

モルタルやケイカル板のような水分吸収が早い下地は、クロスを貼り付けて乾燥するまでの時間が一般の下地に比べ格段に早く、ジョイントが開きやすいです。

その他にも、空気が残ったり、剥がれの原因になったりと沢山の弊害があります。

シーラーを塗布するのは、それらの弊害を防ぐ目的があるのです。


シーラー処理したにも拘わらずジョイントが開いてしまう理由は、シーラーが適量では無いことが考えられます。

2度塗り、3度塗りしたとしても、完全に膜を張らない間はクロスを貼るのは避けましょう。

膜の目安として、少量の水を掛けた時に水滴を吸い込む事無く、シーラー表面に水滴がとどまる位がシーラーの適正量です。

シーラー処理が上手くできたとしても、カッターを強く入れ下地まで傷つけてしまうとジョイントは開いてしまいます。

下地を切らないように、下敷きテープなどを用いるようにしてください。

モルタル下地の注意点
シーラーの塗布量に注意。

下地を切らないように注意する。

ここまでが、下地で考えられるジョイントが開いてしまう原因です。

ここからは、技術的な要素を紹介していきたいと思います。

技術的にジョイントを開かせないコツ

ここからは技術的な面で考えていきます。

クロス職人には当たり前で簡単な技術ですが、基本をしっかり守るとジョイントは開きません。

撫で刷毛の使い方

撫ぜ刷毛を使う様子

私の修行時代は、人の字で刷きなさいと教わりましたが、ビニルクロスが普及した現在では、出来るだけ横方向に刷かないようにして下さい。

ビニルクロスを横に掃きクロスを伸ばしてしまうと、結果的に縮む運動が起こります。

ゴムではありませんが、ビニルクロスの性質も、ゴムに似て伸ばせば縮むと考えましょう。

ビニルクロスの登場は、私の修行時代より後になります。

修行時代は、織物(布クロス)チンチラ、紙等の横に掃いても縮まない性質のものが多かったので、人の字で良かったと言えます。

撫ぜ刷毛の使い方
横方向に履かないように注意する
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ジョイント処理【重ね切り】

ジョイントの処理方法を考えます。

重ね切りの際に下地まで切ってしまうとジョイントが開きます。

では、なぜ下地まで切ると開いてしまうのでしょうか?

分かりやすい例をあげます。

集成材(ベニヤ、コンパネ等)の上で、力を込めてジョイントを切ると開くのでしょうか?

答えはNOです。

それでは石膏ボード、プラスターボードではどうでしょうか?

石膏ボード、プラスターボードは表面に何層かの紙を巻いて作られています。

表面の紙を切ってしまうと、クロスの収縮する力で、紙を引っ張りジョイントが開いてしまいます。

モルタル下地の場合でも、下地を切ってしまうとモルタル・セメントが粉を吹き、開いてしまいます。

対策としてジョイントガードテープ(下敷きテープ)で下地表面を切らないようにして下さい。

ジョイント処理【突き付け】

突き付けで施工すると、ジョイントが開かないとよく耳にします。

これは本当でしょうか?

結論から言うとNOです。

下地の表面にカッターを入れないので開かないと言う人もいますが、実際にはそう単純ではありません。

例えば、貼替下地で考えてみます。

浮いた裏紙の上では突き付けでジョイント処理したとしても、開いてしまう事があります。

もちろん下地を切らない事はジョイントを開きにくくする大きな要素ですが、突き付けで全てが解決するとは言えない事になります。

しかし、突き付け工法には下地を切らない以外の優れた要素も含まれています。

ジョイント部分を真っすぐ縦方向に撫ぜ付けるので横に引っ張ること無く施工出来ます。

ジョイントが開きやすい人は積極的に突き付けを取り入れていきたいところです。

しかし、突き付けはジョイント部分が目立つ材料もありますので、全てのジョイントに対応出来る訳ではありません。

色んな角度から状況判断し、ジョイント処理するスキルが必要です。

関連記事で『重ね切り』と『突き付け』の方法を詳しく説明していますので知りたい方はご覧ください。

【壁紙・クロス】ジョイント処理方法(重ね切りと突き付け)

壁紙・クロスのジョイント【壁紙・クロス】ジョイントの処理方法(重ね切りと突き付け)

ローラー処理

ローラーを使う様子

重ね切りや、突き付けでジョイントを処理していく訳ですが、最終的にローラーを使って仕上ます。

ローラーを使う際に覚えておきたいのはジョイント廻りの圧着です。

繋いだ場所だけローラーを掛けるのではなく、左右10cm程度をジョイント方向に寄せながらローラーがけをする事で、ジョイントが開きにくくなります。

寄せが甘いと収縮時にジョイントが開く原因になります。

ハンドローラーの注意点
ジョイント付近だけではなく、左右10cmくらいを寄せながら圧着する。
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壁紙(クロス)を貼る環境、室温

温度計

夏場と冬場では気温に開きがあります。

夏場の暑い環境下でクロスを貼る場合、乾燥が早い事を考えて貼る必要があります。

対策として糊を濃く希釈したり、塗布量を増やすことが考えられます。

冬場の寒い環境では、糊本来の性能が低下しますので、暖房器具を使い室温を上げる事も考えましょう。

どうしても暖房器具が用意出来ず、適温で施工出来ない場合は、施主や受け元にリスクを説明し施工自体を回避するか、ジョイントが開く可能性を了承して貰い施工するようにしましょう。

室温や環境はジョイントのみならず、クロスを貼る事に大きく影響を与えます。

クロス糊の塗布量

クロス糊の成分はでんぷん系が主流ですが、希釈する際の水の割合も接着力に影響します。

水の量が多過ぎると、本来の接着力は得られません。

従ってクロス糊の希釈もジョイント開きの原因の一つとして考えられます。

それぞれの製造メーカー毎に、適切な濃さで希釈するよう説明書きがありますので、しっかり守って希釈してください。

糊付け機を使い、糊を塗布する場合、糊の量が調整できます。

ベテランになれば瞬時に材料、下地を見極め、糊の量を決めますが、慣れていなければ適正量が分からない時もあると思います。

適正量を知る方法として試し貼りする事も一つの方法です。

糊の量が違う材料を数セット用意し、試し貼りでジョイント処理し、開かない糊の量を見つけて下さい。

糊の量が完璧でもジョイントをカットし、下敷きテープを取り除く際に、糊まで取ってしまうとジョイントの乾燥が廻りに比べ早くなりますので、やはり開く原因になりますので注意が必要です。

最適な糊の量で施工する事を心がけましょう。

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上記関連記事もごらんください。

ジョイントの開き・隙間を抑える道具

クロスのジョイントを綺麗に収める道具を紹介します。

使用するカッターによってもジョイントの仕上がりは変わってきます。

ジョイントが開いてしまう場合は、刃先に力の入らない下記のようなリーチの長いカッターを使いましょう。

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カッターの替刃も色んな種類がありますが、私は厚みの薄い0.2mmの替刃を使っています。

カッターに力を入れない事が、壁紙のジョイントを切るポイントになりますので、力の入りづらい道具を使う事が上達に繋がります。

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その他にも関連記事で、プロが選んだ壁紙補修の厳選アイテムを紹介しています。

【壁紙補修】プロ厳選!クロスの「はがれ」「めくれ」を簡単補修用品

壁紙の補修【壁紙補修】プロ厳選!クロスの「はがれ」「めくれ」を簡単補修用品

上記記事ではDIY向けの便利な道具を厳選しましたので試してください。

壁紙(クロス)のジョイント補修方法

ジョイントが開く理由や、開かせない方法を説明してきました。

下記の関連記事ではジョイントが開いてしまった場合のコーキングを使わない補修方法や、その他の壁紙(クロス)の補修方法に関する記事を書いています。

その他にも壁紙・クロスの補修に関する記事を書いています。

自分でDIYするなら

DIYでジョイントを補修するなら下記の物が良いでしょう。

普通、壁紙用のジョイントローラーは安い物でも1000円以上し、接着剤はどのようなものを選べばいいのか分かりづらいです。

下記のジョイント補修セットはローラーと強力な接着剤がセットになって500円~600円で買えます。

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業界最安値の専門店にまかせる

ジョイントの補修はプロの職人でも難しい繊細な作業です。

色んな工具をそろえて補修するよりも、専門店に任せる方が安くて綺麗にできるのかも知れません。

下記の「イエコマ」はプロが業界最安値で補修してくれます。

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この記事を読んでいるあなたがクロス職人なら、クロス職人に役立つ情報をまとめたカテゴリーがありますので知りたい場合は関連記事をご覧ください。

※この記事を書いてる私のことは【クロス職人の仕事】親方が自己紹介を兼ねて暇なクロス屋さんにアドバイスをごらんください。

クロス職人の師匠【クロス職人の仕事】親方が自己紹介を兼ねて暇なクロス屋さんにアドバイス

まとめ

ジョイントの開きや隙きについて説明しましたが、上記のような色んな理由で開いてしまいますので、細かい部分まで考え壁紙を貼るようにして下さい。

上記の条件は、環境や室温以外、全て対策出来ますので、しっかり取り組みましょう。

室温や施工環境については、施工前に伝え、しっかり理解してもらい、理不尽なクレームをなくすようにする事が大事になります。

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